様式3 年度 三木総合防災公園 平成 24 管理運営評価シート - 兵庫県

様式3
平成 24 年度
三木総合防災公園
管理運営評価シート
(指定管理者:(公財)兵庫県園芸・公園協会)
1 指定管理者による自己評価
評価項目
事業計画
実績
※事業計画書・業務仕様書等の主な内容を記載
※事業報告書・現地調査等の結果等の主な内容を記載
【清掃】
便所清掃 4回/週(209回)
工作物清掃 3回/週(157回)
運動施設清掃 利用に合わせ適宜他
【設備保守管理】
給水設備・電気設備等
日常点検 1回/日
定期点検 2回/日
消防設備・発電設備等
日常点検 1回/日
定期点検(月次) 1回/月
定期点検(年次) 2回/月
【植栽管理】
施設維持
管理業務
芝生管理 芝刈り 134,700㎡
草地管理 機械除草 63,200㎡
【警備】
陸上競技場、クラブハウスの防犯、火災監
視、設備監視のため、夜間及び休業日の
警備を行う。
【小規模修繕】
照明灯球取り替え
給水設備等の漏水補修
カーゲートバー取り替え
【その他】
備蓄倉庫の維持管理への協力
便所清掃 直営275回、委託168回
工作物清掃 直営275回、委託168回
屋内テニス場 委託352回
第3球技場グラウンド清掃 委託347回
A(良)
人員配置の見直し等により、年末年始
以外毎日実施していた便所清掃の回数
は減少したが、管理委託業者実施分も
含め水準を上回る回数、実施できた。
給水設備・電気設備等
日常点検 359回
定期点検 2回
消防設備・発電設備等
日常点検 359回
定期点検(月次) 12回
定期点検(年次) 2回
A(良)
設備の日常点検に関しては日常管理に
関して豊富な経験を持つ業者に委託し
実施した。また、目視による日常点検に
加え、性能維持を目的とする月例点
検、法定点検を含む定期点検について
も、専門業者に点検を委託し設備の確
実な保守を行い、良好な状態を維持で
きた。
芝生管理 芝刈り 639,900㎡
草地管理 機械除草 423,500㎡
S(優)
公園の良好な景観、また、来園者の安
全確保などを重点に芝、雑草等の状況
を随時把握し管理する事により、快適で
安全な公園づくりを行うことができた。
重要施設等の機械警備(無人時)の実施
陸上競技場(備蓄倉庫含む)
備品器具庫
屋内テニス場
A(良)
重要な施設における夜間等無人時の機
械警備を確実に実施し、防犯、火災監
視、設備監視に努め、事故・事件の発
生を抑制できた。
陸上競技場トイレ等 蛍光灯切れ交換
屋内テニス場シャワー室等 蛍光灯切れ交換
各公衆便所 漏水、凍結対応
カーゲートバー破損による交換
S(優)
施設の小規模修繕については、設備管
理業務委託先職員による修繕作業を数
多く実施した。それにより、迅速な修
繕、修繕費用の抑制に繋がった。
備蓄資機材の整理、点検への協力
備蓄物資の入れ替え作業補助
投光機等の機能点検作業補助
A(良)
当協会の災害時応援協定における協
力への訓練も兼ねた備蓄倉庫の管理
業務の補助作業を積極的に行い、資機
材の操作、状況を習得した。
S(優)
当公園では、すでに火曜日の施設休止
日を廃止し利用者の利便性向上に努め
ているが、さらに、各種競技会等の実施
スケジュールに合わせるために朝の供
用開始時間を7時からとし、利用者ニー
ズに応えた。
A(良)
1月に該当業務を実施したが、公共性、
公平性を第1に審査基準を定め審査を
実施した。正確に審査できるように提出
書類を工夫し審査を行った結果、公共
性・公平性を確保した選定が行えた。
S(優)
住民参加型イベントとして、グラウンド・ゴル
フ大会、たこ作り、たこ揚げ大会を主催
し、市民マラソン大会を共催実施した。
グラウンド・ゴルフペア大会、クロスカントリー大会
を新規に開催し、住民参加プログラム
の実施を拡大した。
B(可)
アンケートの集計結果は、ほぼ例年ど
おりであった。公園の維持管理につい
ては好評を得ていたが、イベント等の運
営管理について改善の要望があった。
A(良)
各事業者の持つノウハウを十分に生か
した管理ができている。球技場等につい
ては、本年度についても多くの新規大
会等を誘致、企画し利用料金収入増に
貢献した。また、テニス場については、
国際大会が2回開催された昨年度と比
較すると収入は減少したが、着実にそ
の他の大会の誘致、テニス場の設立目
的である世界にはばたくジュニアの育
成に力を注いだ管理を行った。
S(優)
平成23年度実績入園者数より約67千人
増加した。陸上競技場において、新規
のサッカー大会等が開催されたため入
園者が増加した。また、知名度の向上
に伴い運動施設を利用しない一般の来
園者も大幅に増加した。
B(可)
陸上競技場については、新規大会の誘
致等により稼働率が上昇したが、テニス
場については、国際大会が開催されな
かった影響が大きく影響し稼働率が下
がる結果となった。
【開館日・開館時間等】
開園日
開園日は、1月4日から12月28日供用時間 1月4日∼12月28日
は9時∼日没まで(照明のある施設は21時 供用時間
9時∼日没まで(照明有の場合9時∼21時)
まで)規則第6条5項に該当する競技会等
は7時∼21時まで(照明のある施設は7時 ※競技会等の場合
7時∼日没まで(照明有の場合7時∼21時)
∼21時まで)
【公共性・公平性の確保】
都市公園条例施行規則第6条5項「競技会
等のために利用する場合(略)」に該当す
公共性・公平性を確保した運営管理の実施 る競技会の選定にかかる公共性・公平性
の確保
【各種事業・プログラムの実施状況】
運営業務
運動施設等を活用した住民参加プログラ
ムの提供
指定管理者による自己評価
主催事業
・第2回三木総合防災公園グラウンド・ゴルフ大会
・第1回グラウンド・ゴルフペア大会
・第5回親子たこ作り&新春たこ揚げ大会
共催事業
・第3回防災公園スプリングマラソン大会
・第1回防災公園クロスカントリー大会 他
【利用者満足度調査結果】
例年どおり、3月にアンケート調査を実施
毎年定期的な利用満足度調査を実施する。し、約400名の来園者から回答を得た。
【その他】
民間事業者の持つノウハウを活かし、利用
者ニーズを反映させた管理運営を行うた
めに次のとおり、民間事業者に運動施設
等の管理運営等を委託している。
利用者ニーズに合わせた運営体制づくり
・球技場等及び周辺園地
(一社)兵庫県サッカー協会
・屋内テニス場及び屋外テニスコート
㈱インパクト
※兵庫県テニス協会と連携する事業者
【利用者数】
年間来園者数
916,100人(対前年比107.9%)
新規来園者及びリピーターの確保を行い、
利用者数の増加を図る。
※目標値:904,000人
利用状況
【施設稼動率】
(平成23年度実績)
野球場46.5%、球技場68.4%、陸上競技場
27.4%、テニス場52.3%、グラウンド・ゴルフ場
4,468人
野球場43.5%、球技場69.1%、陸上競技場
29.4%、テニス場47.9%、グラウンド・ゴルフ場
7,423人
様式3
【収支計画と実績の比較】
A(良)
陸上競技場におけるサッカー大会の新
規誘致、企画実施により利用料金収入
が増加した。グラウンド・ゴルフ場にお
いても利用料金の値下げ等の効果によ
り利用料金収入が増加した。
A(良)
園路等の消灯をはじめ、各施設の室内照
明を利用に支障のない範囲で極力消灯し
電気料金の節減に努めた。また、管理委
託業者間で施設の利用調整を行い電気
基本料金の値上がりを抑制した。
S(優)
陸上競技場の大会誘致により対前年比
142%の増加、グラウンド・ゴルフ場の利用料
金見直しにより対前年比172%の増加な
ど、利用料金収入については施設全体
で104%の増加となった。
A(良)
公園行政経験豊富で、公園管理運営士
の資格を持つ所長を配置し適切な指示
の元、各職員が自身の能力を十分に発
揮して業務を遂行することができた。
A(良)
苦情・意見についてはできるだけ即時
に対応を行った。即時に対応できないも
のについては、所長の指示を受け、相
手方に説明を行い、後日、対応を行っ
た。
(一社)兵庫県サッカー協会及び、㈱イン
パクトとの災害時応援協定の締結
A(良)
球技場等の管理を兵庫県サッカー協会に
委託した事により、当協会職員が大幅に
減少したが、それを補うために、サッカー
協会等と災害時応援協定を締結し、従来
通り災害発生時に即応できる体制を整え
た。
(一社)兵庫県サッカー協会及び、㈱イン
県、関係機関との連絡体制、緊急時の連 パクトを含んだ緊急連絡網、連絡体制の
確立
絡体制を制定する。
A(良)
災害時の広域防災拠点としての役割を
持つ当公園の機能を即時に発揮できる
ように所属を超えて一元化した緊急連
絡体制を確立させた。
A(良)
施設の予約状況、利用者の希望に即応
できるように出勤日、出勤時間をシフト
制として利用者のニーズに輪機に対応
した。
A(良)
維持管理部門においては、従来どおり、
適切な管理を行うことができた。また、運
営部門についても、入園者数、利用料金
収入ともに順調に増加した。来年度以降も
さらなる入園者、収入増を目指し、施設の
利用促進、イベント、PRに努めていく。
指定管理料収入 110,946千円
利用料金収入 62,900千円
管理運営費 173,846千円
指定管理料収入 110,946千円
利用料金収入 68,752千円
管理運営費 179,697千円
【経費節減に向けた取組み】
収支状況
効率的な維持管理による経費の節減
【その他】
利用料金収入の拡大
照明の点灯抑制、電球の間引きによる電
気料金の節減。
陸上競技場:17,437,800円
球技場:11,147,200円
野球場:3,859,700円
テニス場:32,605,375円
グラウンド・ゴルフ場:3,709,720円
【人員の適切な配置】
公園管理運営士 2名
施設運営業務を実施するために必要な有 救急救命講習受講者 全職員
資格者等人員の配置
【苦情要望等の対応体制・内容】
(記録)
経緯・結果を記録する。特に重要なものに 受付日報にすべて記載し所長まで回覧。
ついては、県にその都度報告し、軽微なも (報告)
計画どおりに報告。
のについては四半期報告会で報告する。
【危機管理体制の確保】
運営体制
防災拠点としての運営体制の確立
【県・関係機関との連携体制】
【その他】
施設利用に即応した人員配置
有料施設の供用時間に合わせたシフト制
の勤務体制による運営を行った。
総合評価
2 施設所管課による総合評価
総合評価値
A(良)
業務改善に向けた分析・指導内容(成果のあった点・改善を要する点)
○施設維持管理業務については、ほとんどの項目で計画を上回る実績である。
○運営業務については、開館日・開館時間を利用者ニーズに合わせて柔軟に対応したり、、テニス場については、国際大会
が2回開催された昨年度と比較すると収入は減少したが、着実にその他の大会の誘致、テニス場の設立目的である世界に
はばたくジュニアの育成に力を注いだ管理を行っている。また、利用者満足度調査をアンケート形式で行い、利用者の声を運
営に生かしている。引き続き満足度向上に向け努力を続けてほしい。
○利用状況については、来園者数は増えているが、施設稼働率が減少した施設もあり、稼働率が減少した原因分析ととも
に、稼働率向上に向け努力を続けてほしい。
○収支状況については、利用料収入は、全体で104%と増加しており、特にグラウンドゴルフ場は172%と大幅に増加して
いる。一方、支出においては、支障のない範囲で極力消灯し電気料金の節減に努めたり、また、管理委託業者間で施設の利
用調整を行い電気基本料金の値上がりを抑制している。
○運営体制においては、人員の適切な配置を行い、苦情処理についても迅速に対応している。また、防災拠点としての体制
を確保するため、広域防災センターと共同で災害対応訓練を実施したり、県・関係機関との連絡体制及び緊急時の連絡網を
整備している。
以上のとおり、適正に実施しており、優れた実績を上げている。