平成25年度学校経営方針 Ⅰ 学校の教育目標 Ⅱ - 青梅市教育委員会

平成25年度学校経営方針
平成25年4月1日
校長
Ⅰ
上里良彦
学校の教育目標
自分のまわりの人々を大切にし、個性豊かで感性に富み主体性と実践力のある、広い視野をもっ
た児童の育成をめざす。
○明るく元気な子…命を大切にし、希望をもって生き生きと生活する
○すすんで伸びる子…課題をもって、よく聞き、学び自分を表現する
○力を合わせてがんばる子…思いやりと責任をもち、協力して最後までやりぬく
【目指す学校像】
①風通しの良い、明るく活力にあふれた学校
*個に応じたきめ細かな学習指導・生活指導等によって、様々な人たちと豊かな人間関係を築く
ことができる学校
②子供達の学び合いの場にふさわしい、環境の整った学校
*一人一人の子供の居場所があり、互いのがんばりを認め合い高め合うことのできる環境(人的、
物的)が整備された学校
【学校経営の基本姿勢】
①学校は子供のためにある。
*一人一人の子供の個性を大切にし、全教職員が担任の目と心をもって見守る。
②保護者、地域との連携を図り、共に歩む。
*地域の教育力を学校教育に取り入れながら、三位一体となって教育活動の充実を図る。
③分掌組織に基づき、組織的に教育活動を進める。
*お互いに知恵を出し合い、一体となって教育活動の充実に努める。
Ⅱ
教育目標を達成するために
(1)確かな学力の向上
ア
「学力向上パートナーシップ事業」を通した基礎的・基本的な知識・技能の確実な定着
イ
学習規律・学習習慣の確立
ウ
個に応じた指導の徹底
エ
言語活動の充実
(2)豊かな心の育成
ア
基本的な生活習慣の確立と規範意識の育成
イ
道徳的価値の自覚を深め、心に響く道徳授業の充実
ウ
子供の居場所があり、互いに認め合い高め合う学級づくり
エ
読書活動の充実
オ
奉仕活動、交流活動の充実
カ
地域の自然や文化を生かした活動の充実
(3)健やかな体の育成
ア
体力テストの活用と体力向上の推進
1
イ
自ら運動に親しむ態度の育成
ウ
定期健康診断の活用
エ
避難訓練等の工夫改善を通した危機回避能力の育成
(4)地域と共にあゆむ学校づくりの推進
ア
学校経営方針および教育活動の公表(学校便り、学年学級便り、ホームページ等による情報
の発信)
イ
保護者アンケートの実施と児童による授業評価の実施および改善策の検討
ウ
学校公開の実施および学校行事の公開
エ
地域の教育力の活用
オ
PTA、地域との連携および学校運営連絡協議会(サポートチーム)の開催
(5)組織的な学校運営
ア
学校管理運営規程、事案決定規程、文書管理規程に基づく学校運営
イ
企画会、運営委員会、職員会議、各委員会、学年会等の機能の充実
ウ
報告、連絡、相談等による共通理解と一体となった対応
(6)指導力・授業力の向上
ア
学期末評価、学力調査等を踏まえた授業改善のPDCA化
イ
「学力向上パートナーシップ事業」と絡めた校内研究体制の確立
ウ
OJTによる資質の向上
エ
週ごとのの指導計画、学級経営案の活用
(7)小中一貫教育の推進
ア
生涯教育の視点から学習、生活指導の連携
イ
「学力向上パートナーシップ事業」2年間の取り組みの充実
(8)教育効果を高める事務執行
ア
学校の窓としての事務室経営
イ
文書管理規程に基づく管理等
ウ
コスト意識を持った計画的、効率的な予算執行
エ
適切な施設・設備の管理
(9)服務の厳正
Ⅲ
ア
教育公務員としての自覚と誇り
イ
法令の遵守
ウ
適切な接遇
具体的な取り組み
(1)確かな学力の向上
(ア)学力向上パートナーシップ事業(「小中一貫教育の推進」算数・数学)を通した、基礎的・基
本的な知識・技能の確実な習得と思考力・判断力・表現力等の育成
①学力向上パートナーシップ事業(
「小中一貫教育の推進」算数・数学)を踏まえた指導の
充実改善を図る。授業の実施にあたっては、十分な教材研究を行い、子供の実態に応じた指
導方法や指導形態を工夫し、一人一人の子供がねらいに到達できるよう努める。特に、子供
たちが考えたり活動したりできる場や時間を確保し思考力・判断力を高めるとともに、自分
の考えや思いが他者に理解されるように表現できる力を養う。
②授業改善プランを作成し、よりよい授業づくりに努める。
・学級、専科経営案の中に、児童の実態を踏まえて学習指導において重視する事項を明記し
2
た授業実践の柱を設け、5月中に作成して授業を実施する。
・全学年、全教科の授業改善プラン及び1学期の児童による授業評価を踏まえて、授業改善
プランを修正して各学級の授業改善プランを作成し、2学期の授業を実施する。
・2学期の指導の状況や児童による授業評価及び「学習状況調査」結果の分析を踏まえ、授
業改善プランを修正し、3学期の授業を実施する。
③長期休業日の桑の木っ子サマースクール等を活用して補充・発展学習を実施する。
④チャレンジタイムは、時間(15分間)を確保し、意欲的に取り組めるように内容を充実さ
せるとともに、子供が集中して取り組めるようにする。
(イ)学習規律・学習習慣の確立
子供たちに確かな学力を身に付けさせるために、学習規律を確立し学習習慣を形成する。
①「家庭学習のすすめ」を各学年の発達段階に応じて更に具体化した手立て(宿題から自分の課
題へ)を行い、家庭との連携を密にし、家庭学習の習慣化を図る。
(ウ)個に応じた指導の徹底
生活面や学習面で特別な教育的支援を必要とする子供に対して、学校が組織的に対応し、一
人一人の子供の障がいや発達に応じた教育の徹底を図る。一人一人の学習状況を的確に把握し、
個々の子供の習熟度に応じた指導の徹底を図る。
①一人一人を生かす授業、わかる授業を工夫し、一斉授業の中での個別指導のあり方を常に考
えて子供と向かい合い、「わかる授業」「楽しい授業」を展開する。
②少人数指導および学習支援スタッフ等を取り入れるとともに、習熟度等の実態に基づく教材
や楽しい授業(子供が自分を出せる授業)の展開を工夫し、一人一人の子供が達成感を味わう
ことができるよう、個に応じた指導の徹底を図る。少人数指導の指導計画等を見直しながら、
形態・内容の更なる改善充実を図る
③特別な教育支援を必要とする子供のニーズに応じたきめ細かな指導が行えるように、保護者
との面談を実施するとともに、指導目標や内容・方法等を示した個別の支援計画及び個別指
導計画を作成し指導の充実を図る。
(エ)言語活動の充実
子供たちが様々な人たちと共に生きていくこれからの時代には、「聞く、話す、伝え合う」
力を身に付けることは、子供たちにとって必要不可欠なものであることから指導の充実を図る。
①全ての教育活動において「聞く、話す、伝え合う」という言語活動を重視する。前年度の成
果と課題を踏まえ、発達段階に応じて更なる指導の充実を図る。
②各学年の発達段階に応じて、朝の会、帰りの会、学級会等で、「聞く、話す、伝え合う」と
いう機会を意識的に設け、コミュニケーション能力の育成を図る。
③高学年にあっては主張大会等への取り組みを通して、言語活動の充実を図る。
④外国語活動については英語活動を年間の指導計画に基づいて、全学年でAETを活用しなが
ら実施し、適宜改善を図る。
(2)豊かな心の育成
(ア)基本的な生活習慣の確立と規範意識の育成
学校生活を送る上で必要となる基本的な生活習慣を確立させるとともに、社会生活を営む上
での規範を遵守する意識の育成を目指す。
①校内や校外での生活の仕方を記した「友田小
よい子の生活」等について子供に周知し、守
るべき規則やルールを明らかにするとともに、発達段階に応じた指導を通してこれらを守る
必要感をもたせ、確実に遵守できるようにする。
②校内外の様々な場面で進んで挨拶する態度や時間を意識して自ら行動する態度を育成する。
3
チャイムの合図(始まりと終わり)で次の行動に素早く移れるよう更に指導を重ね定着を図
る。教師は率先垂範に努める。
③生活感覚を身に付けさせ、絶えず磨いていく。(「時を守り、場を浄め、礼をただす」「靴
箱の整理」「教室等の環境美化」)
(イ)子供の居場所があり、互いに認め合い高め合う学級づくり
小学校において学級は学習の場であるだけでなく、生活の場でもある。学校生活において子
供の精神的な拠り所としての機能が発揮できる学級づくりを行う。
①学級活動等、様々な機会をとらえて継続的に、子供同士が互いのよさを認め合い、高め合え
る人間関係をつくる。
②全教育活動を通して、一人一人の子供が活躍できる(周りから認められる)機会を設け、一人
一人の個性を大切にする集団作りを通して自己有用感・自己肯定感をもてるようにする。
③思いやりのある言葉遣いや会話のできる心をはぐくむ指導の充実を図るとともに、学校行事
(いじめゼロ宣言)への取り組みを通して、仲間意識の向上を図る。
④毎週金曜日に生活指導終礼を行い、定期的に子どもの生活の状況について情報交換を行うと
ともに、課題について共通理解をし、解決に向けて組織的な対応が行えるようにする。スク
ールカウンセラーの活用を図る。
⑤教育相談体制を明確にし、全教育活動を通して子供たちの様子を多面的に把握し、わずかな
変化も見逃さない確かな児童理解に努めるとともに、子供や家庭からの相談を真摯に受け止
め、的確な対応ができるようにする。
(ウ)道徳的価値の自覚を深める道徳教育の充実
教師と子供、子供相互の人間関係を深めるとともに、家庭や地域との連携を図りながら、子
供の内面に根ざした道徳性の育成を図る。
①道徳教育推進教師を中心に、道徳教育の全体計画を作成し、各教科、特別活動および
総合的な学習の時間のそれぞれの特質に応じて、適切なに道徳教育を行うようにする。
②道徳の時間においては、各教科、特別活動及び総合的な学習の時間における道徳教育と密接
な関連を図り、子供の心の琴線に触れる指導を行うとともに、心のノートやつぶやきノート
等を活用し言語活動を重視した自己を振り返る時間を十分確保することを通して道徳的実践
力を育成する。
(エ)読書活動(朝読書、読書週間)の充実
図書館支援員の支援を十分活用しながら、豊かな心をはぐくむ教育活動を充実させる。
①子供が言葉を学び、感性を磨き、表現力を高めるとともに、創造力を豊かなものにできるよ
うに、読書活動を推進する。
②全校読書の時間は子供と共に過ごし、読書の習慣化を図るとともに、発達段階に応じためあ
てをもたせることで、指導の充実を図る。
③蔵書の充実を図るとともに、PTAの「図書ボランティア」等と連携し、活用しやすいよう
に図書の分類・整理を行いながら、読み聞かせ等の読書指導の充実を図る。
(オ)自然を愛する心を育てる環境づくり(環境ボランティアや委員会活動の推進)
環境ボランティアや委員会活動による学級園や花壇の整備を行い、子供がより自然を身近に
感じられる環境を整える。
(3)健やかな体の育成
(ア)体力テストの活用と体力向上の授業研究の推進
これまでの体力テストの結果分析を踏まえ、自らの体力や生活習慣に関心をもたせその向上
や改善に取り組む実践力をはぐくむ。また、体育の学習では開始5分間の取組を含め更なる充
4
実を図る。
(イ)食育指導の充実
給食指導等の共通理解のもと、食育コーディネーターを中心に食育にかかわる年間指導計画
に則り、学校・家庭・地域との連携を図りながら、食に関する指導の充実を図り、実践する態
度をはぐくむ。
(ウ)定期健康診断の活用
定期健康診断の結果から自分の体の発育や健康状態に関心をもたせ、健康を保持増進しよう
とする態度や習慣を培う。また、外部講師(薬物乱用防止、歯の健康づくり等)を招聘する等し、
保健指導の充実を図る。
(エ)自ら運動に親しむ態度の育成
年間を通して業間を活用し、マラソン週間、なわとび週間等、日常的に運動に親しむ態度を
養う。
(4)地域と共にあゆむ学校づくりの推進
(ア)学校経営方針および教育活動についての公表
年度当初に、学校評価シートを活用し、保護者に対して学校経営方針及び教育課程について
説明を行い、本校の教育活動について理解を得るとともに、協力を得られるようにする。また、
2月に教育活動報告会を開催する。
(イ)保護者アンケートの実施と児童による授業評価の実施および改善策の検討
①学校評価シートから教務主任を中心に全校で改善策等を策定する。
②各分掌部会で項目に対する評価基準を作成し、共通理解を図る。
③「よりよい学校づくりアンケート」を実施するとともに、教員による評価を年2回行う。1
学期末と2学期末の2回、全学年で児童による授業評価(学級等経営方針から自分の授業改善
に資するように明確に位置づけ)を行い、その結果を授業改善プランに反映させ、よりよい授
業づくりに資する。
④各分掌部会で評価結果から改善策を検討し共通理解を図る。
⑤学校関係者評価委員会に提示し、評価を求める。
⑥評価結果から改善策を検討し共通理解を図るとともに、次年度の教育活動に生かす。
(ウ)学校公開の実施および学校行事の公開
各学期に1回ずつ学校を公開する。保護者が指導の状況や子供たちの状況を参観することを
通して、本校の教育活動についての理解を得る。
(エ)地域の教育力の活用
子供の安全・安心を確保し、教育の質的向上を図っていくうえで、地域の教育力を活用する
ことは不可欠である。
①「安全ボランティア」の活動により地域の教育力を活用しながら子供の安全を守る。
②ゲストティーチャー等の活用にあたっては、具体的な計画案を策定して取り組む。
③「桑のきっ子ルーム」を中心にボランティア活動の活性化を図る。
④地域の教育力を活用し、「地域安全マップづくり」を実施し、子供の危機回避能力の育成を
図る。
(オ)学校便り、学年学級便り、ホームページ等による情報の発信
学校便り「友田小だより」、ホームページ、学年だより等で本校の教育活動について保護者
や地域に発信し、理解と協力を得る。ホームページは担当者が2ヶ月で更新する。
(カ)PTA、地域との連携および学校運営連絡協議会(学校関係者評価委員会・学校サポートチ
ーム)の開催
5
①PTA、地域との連携を進めていくために、PTA行事や地域行事に多くの教職員が積極的
に参加する体制をつくる。
②年3回実施し、学校運営についてご意見等をいただくとともに、評価シートを活用した説明
をし、評価をいただき、結果を報告することによって課題を明確にし、学校経営に生かして
いく。また、研修会を1回設定する。
(5)組織的な学校運営
(ア)学校管理運営規程、事案決定規程、文書管理規程に基づく学校運営
各分掌の組織目標及びそれらの達成のための手だてを明確にし、的確に職務を遂行できるよ
うにする。事案決定規程に基づいて各事案の決定を行い、迅速な課題への対応を図るとともに、
責任を明確にする。
(イ)経営会議、運営委員会、職員会議、各委員会、学年会等の機能の充実
組織目標及びそれらの達成のための手だてに基づいて、分掌ごとに運営計画を作成し、それ
に基づいて限られた時間を工夫し計画的に職務を遂行する。経営会議は学校経営上の課題につ
いて協議する場とし、適宜開催し迅速かつ適切な対応に資する。
職員会議に先立って運営委員会を開催し、連絡・報告事項、協議事項等の議題の整理を行い、
円滑に職員会議が進行するようにする。
(ウ)報告、連絡、相談等による共通理解と一体となった対応
学校における危機管理意識を高めていくために互いにアンテナを高くして次に生かせるよう
連絡を密に取り合う。特に学校事故やいじめ・不登校等の重要な課題については、報告、連絡、
相談等を密に行い、共通理解を図り、一体となった対応を図る。
(6)指導力・授業力の向上
(ア)学期末評価、学力調査等を踏まえた授業改善のPDCA化
学期末評価や学力調査等を踏まえて学力の実態を把握するとともに、一覧表から習熟度を把
握し、PDCAサイクルに基づく授業改善を行う。
(イ)校内研究と絡めた研究授業体制の確立
これまでの研究の成果を生かしながら、学力向上パートナーシップ事業(
「小中一貫教育
の推進」算数・数学)を踏まえた校内研究の充実を図る。
①全教員による授業研究を行うとともに、日常の授業参観を充実させ、教員相互に学び合う関
係を継続する。
②校内研究の蓄積を通じて、授業改善および日々の授業の展開を確立する。
(ウ)OJTによる資質の向上
校内における自主的な研修の機会を増やし、充実させる。
①授業のない時間等を活用して互いに年間10回程度の授業参観を行い、指導助言をし
合う。
②若手教員の育成を主眼として、教職経験の豊富な教職員から授業についての指導助言を受け
る機会を適宜設けるように努める。
③東京都教育委員会や青梅市教育委員会による研修会、青梅市小学校教育研究会や認可されて
いる研究団体による研究活動等へ積極的に参加し、授業力の向上に努める。
④それぞれの研修で得た成果について、全教職員へ資料を配付したり報告をしたりして共有化
を図り、教職員全体の授業力の向上に資する。
(エ)週ごとの指導計画、学級経営案の活用
①年間指導計画・評価規準に基づき「週ごとの指導計画」を作成してねらいを明確にした意図
的・計画的な授業を実施する。
6
②学校経営方針を踏まえた学級経営案を作成し、学級経営方針に沿った学級経営を意図的・計
画的に実施する。
(7)小中一貫教育の推進
(ア)生涯教育の視点から学習、生活指導の連携を図る。
小中一貫教育のカリキュラムを通して、学習、生活指導面での小中の連携をなお一層強化す
る。
(イ)小中一貫教育のカリキュラムの改善等、校内研究と絡めて推進する
学力向上パートナーシップ事業(「小中一貫教育の推進」算数・数学)を踏まえた「目指
す児童像」の達成に向け、校内研究と絡めてカリキュラムの充実を図る。
(8)教育効果を高める事務執行
(ア)学校の窓としての事務室経営
事務室(都事務、市事務、市用務)は、保護者、地域社会、教育委員会、業者、その他全て
の来校者との接点にあり、公文書、電話、FAX等の情報処理を適切に処理するという、学校
運営上の「窓口」にいる。また、あらゆる教育環境整備の要として、学校運営の重要な役割を
担っている。
①学校運営の要として、事務室の様々な機能をさらに高めていく。
②名札着用や来校者名簿記載等、受付の徹底を図る。
③施設設備の修繕、維持管理等の安全管理については、事務室全体で動いて迅速かつ適切な対
応を図る。
④消耗品等については、請求は事前に事務室に相談し無駄のないよう全教職員で配慮し有効活
用および教育活動に支障のないように努める。
⑤学校徴収金については、業者への支払いは事務室で一括して行い、適切な処理に努めるとと
もに、決算報告書を公表する。
⑥公文書の流れ、保存等は、計画案に則って適切に実施し、集中管理の徹底に努める。
(イ)文書管理規程に基づく管理等
①個人情報は文書管理規程に則り、細心の注意をはらって取り扱う。収集した情報は適正に管
理し、目的以外には使用しない。また、不要になった個人情報は確実に廃棄する。個人情報
の収集に当たっては、その旨を明示した上で行う。
②提案協議する事案については、起案処理を徹底する。
③提出が求められている書類等は、定められた期日までに定められた様式で作成し、提出をす
る。
(ウ)コスト意識を持った計画的、効率的な予算執行
①コスト意識を高め、計画的、効率的な予算の執行を行う。
②業者選定に当たっては、複数の業者から見積もりをとる等して透明性を確保し、効果的に予
算を執行する。
③節水や節電、用紙類の再利用等を確実に行い、経費の節減に努める。
④学年会計については、学年会計ノート(学年保管)に記載(学年)し、現金の保管および支払は
事務が行い、領収書添付は学年が行う。
(エ)適切な施設・設備の管理
①常に施設・設備の維持・管理を適切に行い、安全を確保する。
②必要に応じて施設・設備の改善を行い、教育効果を高めるように努める。
(9)服務の厳正
(ア)教育公務員としての自覚と誇り
7
よりよい教育を行うためには、子どもをはじめとして保護者や地域の方々の、本校に対する
信頼が必要不可欠である。本校の教職員一人一人が教育公務員としての自覚と誇りをもち、
法令等を遵守し、信用失墜につながる服務規律に違反することがないようにする。1学期末
及び2学期末に服務事故を防止するための研修を行うとともに、職員朝会や職員会議等を通
して、全教職員の意識を啓発する。
(イ)法令の遵守
法令等の遵守に努め、教育公務員として自らを律し、服務事故が起きない起こさないように
自覚を高めて、職務にあたっていきたいと考える。
①憲法、教育基本法、学校教育法を始め、次の法令に則り、学校経営を実施する。
青梅市立学校の管理運営に関する規則・青梅市立学校文書管理規程
青梅市立学校事案決定規程・青梅市立吹上小学校管理運営規程
②服務については、法令、通達、通知等に則り、服務の厳正に努める。
③勤務時間の割り振りについて〔別紙〕
時間を厳守(8時15分勤務開始)し、出勤簿の押印、出勤札の移動など、確実に行い、個々
の勤務態様を常に明確にする。
自動車通勤者は、子供の安全を第一に考え出勤する。
④出張、旅行、研修については、副校長の命を受けて行い、帰校後、復命する。公私を問わず、
管外に宿泊を伴う旅行をする時は、事前に旅行届を提出する。承認研修は、事前に「研修承
認願」を提出する。
(ウ)適切な接遇
保護者や地域の方々からの信頼が得られるような適切な接遇に努める。
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