平成22年度に向けた我が校(園)の教育ビジョン 作成年月日:平成21年12月3日 伊丹市立ありおか幼稚園 1 (学級数 2学級、児童数 51人) 本年度の取り組み状況(11月末現在) (1) 平成22年度の伊丹市教育委員会指定研究発表会に向けて、教育目標「心豊かに育ちあう子ども を育てる」をめざし、「一人ひとりが自分らしさを発揮し、共に育ち合う保育の工夫 ∼コミュニケーションスキルを高め、共に育ち合う子どもをめざして∼」を研究テーマに掲げ、 心通い合える子どもの育成に取り組んでいる。 (2) 園児が日々過ごしていく中で様々な人とのかかわりを大切にしている。子どもの育ちを捉え、個 の育ちや子ども同士のかかわりを記録に取り分析していき、教師の支援や環境構成のあり方を見 直している。また、定期的に講師を招聘し、共同研究園と交流する中で教師の資質や教育の質を 高めるよう取り組んでいる。 2 めざす幼稚園像 (1) 心豊かに育ち合う子どもを育てる ① 園児一人ひとりが自分らしさを発揮し、生き生きと遊ぶ中で自立の基礎を身につける。 ② 友だちと一緒にかかわって遊び、様々な感情体験を通して豊かな心を育み、自分も友だち も大切にする心を育てる。 ③ 幼稚園で様々な体験・経験を通して、豊かな感性や人と自然との共生など、人として生き ていくために大切な基礎を学ぶ場にする。 ④ 3 家庭、地域と連携を図り、信頼された開かれた幼稚園づくりに努める。 めざす子ども像 (1) 4 心豊かに育ち合う子ども ① 自分の気持ちや考えを表現する子 ② 意欲的に挑戦する子 ③ 自分で考え行動する子 ④ 心身共に健康な子 ⑤ 仲間と共に伸びる子 めざす教師像 (1) 子どもが安心して自己発揮し、一人ひとりの良さを育む教師 ① 子どもの内面を読み取り、子どもの気持ちに寄り添った支援ができる教師 ② 子どもの好奇心や夢を育み、実現に向けた保育環境構成ができる教師 ③ めざす子ども像の実現に向け、常に研修を深め保育の創造をし合える教師 ④ 家庭、地域と積極的に連携を図り、広い視野に立った保育を展開する教師 5 我が園の特色 (1) 学びがいっぱいの幼稚園 ① 幼稚園で友だちや地域の未就園児・有岡小学校との交流・中学校トライやる等を通し、様々 な人とかかわって遊ぶ中で、人として生きていくための基礎等多くの学びができる保育を 展開している。 ② 園庭や花壇そして畑には四季折々の花や野菜、紅葉など自然がいっぱいで、季節の移り変 わりを感じることが出来、それに触れ様々な気づきを通して、子どもたちの感性がより豊 かに育ち、自然から受ける大きな学びを得ることができる。 (2) 地域に広がる子育て支援 ① 地域の未就園児や保護者・地域の方の協力を得て、 「なかよし交流会」などの子育て支援に 取り組んでいる。 ② 地域、保護者との連携を深め、地域での遊び仲間づくりに取り組んでいる。 6 我が園の研究概要 (1) 研究主題 「一人ひとりが自分らしさを発揮し、共に育ち合う保育の工夫」 サブテーマ「コミュニケーションスキルを高め、共に育ち合う子どもをめざして」 ① 友だちとのかかわりの様子や友だち関係を把握し、幼児一人ひとりの学びや育ちを把握す る。 ② 心を通わせ、共に育ち合う友だち関係を築いていくための環境構成や援助のあり方を考え る。 (2) 平成22年度に伊丹市教育委員会指定研究発表会 研究発表日 7 平成23年1月下旬予定 今後に向けて (1) 教師は子ども一人ひとりの育ちや思いを細やかに読み取り支援を行い、子どもが自信を持って 自己を発揮し、友だちと共に育ち合える人づくりの基礎を培えるよう研修を重ねていき、子ど もたちが毎日、安心・安全に園生活を過ごし遊ぶ中で、感情体験、直接体験など様々な体験を 通して、これからの社会を担う人として必要な学びが多く出来る幼稚園であることをめざして いく。 ① 共に育ち合う子どもを育てる ア 一人ひとりの良さを認め、自分らしさを発揮して活動できる場や雰囲気作りを工夫する。 イ 子ども同士が自分の気持ちや考えを伝え合う機会や協同体験を通して、互いに認め合う 心を育てる。 ② 基本的生活習慣や生活リズムの確立に努め、保護者と共に子どもの生活を支える健康教育 を進める。 (2) 保護者、地域と連携を深め、信頼される開かれた幼稚園になるように努める。 ① 校種間交流(小学校・中学校)や地域交流の機会を充実させる。 ② 保護者や地域の人々に理解と協力を得ながら、幼児が安全かつ安心して生活できる環境の 整備や改善に努力する。 伊丹市立ありおか幼稚園 園長 村上 美代子 我が園のHPのアドレスは・・・http://www.k-arioka.itami.ed.jp/
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