しまね社会貢献基金助成事業 - CANPAN

使ってだんだん! 返してだんだん!
松江だんだんシェア傘プロジェクト
協働実践事業
最終報告会
平成25年3月22日
【実施団体】
仮認定NPO法人
まちづくりネットワーク島根
【協 働 者】
(県)しまね暮らし推進課
(市)市民生活相談課
【協 力 者】
JR西日本松江駅
取り組みの背景
• 雨の似合う街、観光都市松江を地域の皆で演出したい
• 一般市民はもちろん観光にお越しいただいた方々も、誰も
がどこでも気軽に傘を借りられて、どこにでも返せる仕組み
がつくれないかと考えた
• 傘のリユースと傘のシェアによる活動を通し、みんなが少な
い負担で気軽に地域貢献に参加できる仕組みをつくること
で、観光都市である街と自覚し、地元への愛着を促し、暮ら
しやすい街づくりが自然に形成できると考える
また松江に
来たい!
すてきな街、住みよい街
「まつえ」を市民みんなでつくる
素敵な街
なんだ!
松江に来る人に
喜んでもらいたい
観光客
ビジネス来松客
文化的な底上げ
による経済効果
おもてなしの心
一般市民・企業
参加しやすい地域貢献による
観光都市としての意識の向上
主な事業提案内容
◆JR米子支社より忘れ物傘1万本の寄贈を受ける為の準備
◆借りる・返す場所として傘立て設置場所200ヶ所の確保活動
◆商店街・飲食店・会館・駐車場・バス会社・タクシー会社への説明
◆「松江だんだんシェア傘」ホームページ(PC・携帯電話・スマートフォー
ン対応)の作成及び運営管理。
◆広報物作成及び広報活動の実施。説明会、イベントを通じて、傘の寄
附、「てご」の寄附、活動費の寄附などの推進活動
事業成果の概要
◆シェア傘寄附 目標1万本・・・・実績4,450本(達成率44.5%)
まつえ・まちづくり塾23年度事業よりだんだん傘引継ぎ・・・150本
JR米子支社より忘れ物傘寄贈・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4,000本
松江市管財課より忘れ物傘寄贈・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100本
松江市交通局より忘れ物傘寄贈・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50本
その他会館等からの傘寄贈・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150本
◆傘設置ケ所 目標200ヶ所・・・・・実績125ヶ所(達成率62.5%)
会館等・・・・・・・・・・・・・・・1 観光施設・・・・・・・・・・・・・・8 市営バス・・・・・・・・・・・・・・51
駐車場・・・・・・・・・・・・・・・2 店舗・・・・・・・・・・・・・・・・38 レークラインバス・・・・・・・6
事務所・・・・・・・・・・・・・8 公共施設・・・・・・・・・・・・11
◆「松江だんだんシェア傘」設置箇所ホームページを作成し即時更新、
携帯電話・スマートフォーンでも利用できるよう管理運営。
◆だんだん傘「五つのてご」の推進
・事業所・商店・住民に説明の機会を作り地域での持続体制をつくる
イベント開催・・・・・・・・・2回 参加・・・・・・・・・・・・・3回
説明会・・・・・・・・・・・・・5回 戸別訪問説明・・・・・80回以上
◆寄附金の募集(松江だんだんシェア傘活動支援寄附金口)
寄附件数・・・・・73件 寄附金額・・・223,000円
主な取り組み内容など
• JR米子支社より忘れ物傘2,000本寄贈・受け取り
• 寄附傘の整備及びシール貼りをイベント
( 7月、9月)として、一般市民の参加を求め実行
• シェア傘の設置と「てご」の説明を商店街組合、事
業所、業界団体等へ実施
傘立て組立て及びシール貼りイベント
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2012/7/29開催
宍道森林公園学習棟
参加者【35名】
県産間伐材「みーも」
JR寄贈の傘「1,000本」
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2012/9/1開催
宍道森林公園学習棟
参加者【35名】
県産間伐材「みーも」
JR寄贈の傘「1,000本」
出来上がった傘立て&イーゼル
• 島根県産材での傘立て
(大小で107台作成)
傘立て小
傘立て大
設置店舗125箇所
◆設置完了
• 市内事業所68箇所
• 松江市営バス51台
• レイクラインバス6台
◆報道
山陰ケーブルビジョン
平成24年10月4日取材
「まるまる松江」放送
山陰中央新報
平成25年3月17日取材
平成25年3月20日報道
傘立てマップホームページ
中学生達も社会貢献活動に参加
◆島根大学教育学部付属中学校の生徒たちが、総合的学習の一環として
「まちネット」の行なっている「松江だんだんシェア傘プロジェクト」に共
感し、自ら傘を集め、掃除し、だんだんシェア傘の制作を行い堀川遊覧
船券売り場に設置してくれました。
工夫した点
• JRからだけでは無く、事業所にも忘れ物傘(遺失物届出済)があり寄
附頂ける様になった
• 設置場所の紙パンフレットを作成せずホームページで随時更新する
ようにした
• 維持管理の作業を細かく分解して誰でも手伝いやすくした「社会貢
献のメニュー化」
• 傘立て制作:みーもの森づくり事業「島根県産材」の協力を得た
使ってだんだん! 返してだんだん!
松江だんだんシェア傘プロジェクト
からの“てご”のお願い
松江だんだん
松江だんだんシェア
だんだんシェア傘
シェア傘 五
五つの“
つの“てご”
てご”
一.「シェア傘
シェア傘」を、“だんだん”
だんだん”の気持ちで
気持ちで大事
てご”
ちで大事に
大事に使う“てご”
二.使い終わったら、
わったら、“だんだん”
だんだん”と呟いて専用傘立
いて専用傘立てに
専用傘立てに返却
てに返却する
返却する“
する“てご”
てご”
三.傘の本数が
本数が少ない傘立
ない傘立てから
傘立てから、
てから、多い傘立てから
傘立てから移動
てから移動する
移動する“
する“てご”
てご”
四.だんだん傘
だんだん傘プロジェクトの
プロジェクトの活動にご
活動にご理解頂
にご理解頂き
理解頂き、寄附をする
寄附をする“
をする“てご”
てご”
五. 「シェア傘
シェア傘」の仕組みを
仕組みを“
みを“自慢げに
自慢げに“
げに“みんなに教
みんなに教えてあげる”
えてあげる”てご”
てご”
誰にでも出来る!
“社会貢献活動”のメニュー化
①傘と傘立てを寄附する「てご」
1.車内、家庭、事務所などにある使われていない傘の寄附をしてください。
2.利用していない傘立てをシェア傘立て用に寄附をしてください。
3.傘と傘立てを寄附を募っていることを広めてください。
②寄附傘をシェア傘に作成する「てご」
1.良品選別とシール張り作業
2.不良傘の修理作業
3.不良傘の布を使って、エコバックなど再生への作業
③シェア傘立て設置への「てご」
1.自前の傘立てにシールを付けての設置(傘立ても用意しています)
2.設置されているシェア傘立ての美化(ゴミ・不良品傘の廃棄など)
3.近場の傘立ての管理(美化・傘の多い少ないの移動など)
④松江だんだんシェア傘活動支援への「てご」
1.活動資金として寄附をしてください。
2.当仮認定NPO法人の会員になって活動してください。
3.寄附金・入会者を募っていることを広めてください。
⑤上記の①~④の内容を学校、事業所で“社会貢献活動メニュー”として、
取り入れてもら得る「てご」
利用者からの声
「利用者からの声」は、説明会やイベント
の時・設置の時・傘移動作業時などに直
接聞かせて頂いたご意見です。
◆設置協力者の声
・シェア傘を説明することでコミュニケーションが生まれた
・お客さんが喜んでくれて良かった。
◆傘寄附協力者の声
・今までは店独自で貸出していたが返却され無かった。こ
のシステムだとリユースしシェアされて循環可能、有効利
用されるだろう。
◆市民利用者の声
・急な雨で借りられて良かった。みんなに教えたい。
◆観光客利用者の声
・傘を貸してもらい、お店の人に親切にしてもえて親しみ
を感じられるいい街だと思いました。
25年度以降の進め方
◆傘の確保
①JR米子支社より年間2,000本を寄贈予定 (25年7月中実施)
②一般からの不利用傘の寄附募集活動 (1,000本)
③シェア傘の設置場所の増強とタクシーへ搭載(合計250ヶ所)
◆活動資金の確保
①だんだんシェア傘活動支援寄附金の募集 (300,000円)
②活動を通じての当会員数増強による会費収入 (10名増)
③「てご」の浸透による「時間労力」の確保 (イベント3回)
◇誰にでも出来る社会貢献活動のメニュー化で、皆さんの少し
ずつの「てご」で持続可能な活動へつなげて行きます。