「VISION 2020」 達成に向けた 取組の進捗状況 2015.8 売上⾼:12,000億円 営業利益: 1,500億円 3つの成⻑エンジン 新市場への挑戦 2020年の ⽬指す姿 飽くなき技術⾰新 新分野の創出 「新たな挑戦」 「世界⼀の価値」 世界⼀の現場⼒・開発⼒・技術⼒ 業界No.1の収益⼒ 1 本⽇の発表内容 ①ファルケンブランドのグローバル展開 ②天然ゴム資源の開発 ③3つの成⻑エンジンの進捗状況 2 本⽇の発表内容 ①ファルケンブランドのグローバル展開 ②天然ゴム資源の開発 ③3つの成⻑エンジンの進捗状況 3 アライアンス解消に関するGoodyear社との主な合意内容 1 北⽶JVと「ダンロップグッドイヤータイヤ」は住友ゴムが買取り 2 欧州JVと「⽇本グッドイヤー」はGoodyear社が買取り 3 共同購買及び技術交流、共同開発JVは解散 4 ダンロップブランド商標使⽤権の帰属 5 住友ゴムは、Goodyear社から271百万US$(325億円)を受領 4 北⽶地域 欧州 (アメリカ、カナダ、メキシコ) ファルケンブランドによる 事業展開の強化 アライアンス解消に伴い + ⽣産、研究、開発等の拠点を 独⾃に保有可能 欧州 ⽇本 住友ゴムの事業展開の ⾃由度が格段に増加 ・⽇系⾃動⾞メーカー向けの新⾞⽤タイヤ事業 ・モーターサイクルタイヤ事業(新⾞⽤・市販⽤) ・⽣産、研究、開発等の拠点を独⾃に保有可能 北⽶ ⽇本 これまでと変わりなく、 ダンロップ、ファルケンブランドで積極的に展開 5 今後のブランド展開 ダンロップ、ファルケンの両ブランドで、 多様化するお客様のニーズにきめ細かく対応し、 グローバル展開を⼀層加速させる 6 ファルケンブランドのグローバル展開 1983年誕⽣、FALKENとはドイツ語で「鷹」。 FALKEN Wing ⼤空を⾶翔する翼 FALKEN Arrow 突き進む情熱と魂・スピード感 ⽶国を⽪切りに欧州、インド、中国、豪州と FALKENの販売を拡充 グローバルブランドとして販路を形成 7 ファルケンブランドのグローバル展開 欧州での実績①:“雑誌での⾼い評価” Tire size:175/65R14 T 評価: GOOD 8 ファルケンブランドのグローバル展開 欧州での実績②:“欧州⾞メーカーへの納⼊開始” フォルクスワーゲン「up!」 165/70R14 81T SINCERA SN831A ECORUN SINCERA SN832 ECORUN フォルクスワーゲン「POLO」 185/60R15 88T EUROWINTER HS449 フォルクスワーゲン「Passat」 215/60R16 95V ZIEX ZE914A ECORUN 9 ファルケンブランドのグローバル展開 欧州での実績③:“ニュルブルクリンク24時間レースへの参戦” ファルケンモータースポーツチームの「ポルシェ911 GT3 R」が ⽇本のレースチームとして初めて総合3位⼊賞 10 ファルケンブランドのグローバル展開 ⽶国での実績①:“⽶国⾞メーカーへの納⼊開始” クライスラー・ジープ「Compass」、「Patriot」 215/60R17 96H ZIEX ZE914 ECORUN ⽶国での実績②:“モータースポーツ活動” チュードル・ユナイテッド・ スポーツカー・チャンピオンシップ参戦 4×4レースへの参戦 チーム「FALKEN TIRE」の「Porsche 911 RSR」が 第6戦ワトキンズグレンにてクラス優勝! 11 ファルケンブランドのグローバル展開 ドイツ・ブンデスリーガー1部リーグの 「FCインゴルシュタット04」とスポンサー契約を締結 「FCインゴルシュタット04」(FC Ingolstadt 04) ドイツ・インゴルシュタットを本拠地とするサッカーチーム(ホームスタジアム:アウディ・スポーツパーク)。 2004年にMTVインゴルシュタットとESVインゴルシュタットの合併によって成⽴した新しいクラブです。 2014〜15年シーズンに2部で優勝、2015〜16年シーズンからは1部に昇格し、今後⼀層の活躍が 期待されています。 12 ファルケンブランドのグローバル展開 世界最⼤のモーターショーの⼀つである 2015年「上海モーターショー」にFALKENブースを出展 2015年上海モーターショー (4⽉20⽇〜29⽇) 13 ファルケンブランドのグローバル展開 「レッドブル・エアレース千葉2015」に オフィシャルパートナーとして協賛 ■⼤会名 ⇒ Red Bull Air Race Chiba 2015 ■⽇ 程 ⇒ 5⽉16⽇(⼟)〜17⽇(⽇) ■場 所 ⇒ 幕張海浜公園(千葉市美浜区) ■観客数 ⇒ 12万⼈ 14 ファルケンブランドのグローバル展開 アジア⼈唯⼀のパイロット 『室屋 義秀』選⼿とサポート契約締結 【室屋選手 プロフィール】 1973年1月生まれ 福島県福島市在住 1998年:国内でエアショー活動開始 2009年:レッドブルエアレース・パイロットに選出 2011年:エアショーで震災復興に尽力。 福島の「あったかふくしま観光交流大使」就任 2014年:第2戦 クロアチアで初の表彰台となる3位を獲得 15 ファルケンブランドのグローバル展開 「東京モーターショー2015」にFALKENブースを出展 ・第44回東京モーターショー2015 ・⽇程 2015年10⽉29⽇ 〜 11⽉8⽇ ・場所 東京ビッグサイト 16 ファルケンブランドのグローバル展開 ☑ モータースポーツで活躍するブランドとして欧州を中⼼に認知 ☑ 若々しくエネルギッシュなブランドとして育成 ☑ 住友ゴムのグローバルブランドとして、全世界で販売を拡⼤ 17 ファルケンブランドのグローバル展開 住友ゴムのグローバルブランドとして 全世界で販売拡⼤ 2020年 2014年 FALKEN FALKEN 20% 本数 構成⽐ 30% 18 本⽇の発表内容 ①ファルケンブランドのグローバル展開 ②天然ゴム資源の開発 ③3つの成⻑エンジンの進捗状況 19 世界的な⾃動⾞保有台数の増加 ⼀般的なタイヤの原材料 天然資源由来の素材 40% 約 化⽯資源由来の素材 60% 約 持続可能な天然資源の活⽤を推進 タイヤメーカーにとって⾮常に重要な技術テーマ 20 持続可能な社会の実現を⽬指して 100% ⽯油外天然資源 タイヤ 省資源につながる 低燃費タイヤ ランフラット タイヤ 環境負荷の低減に貢献できる タイヤの開発を推進 21 100%⽯油外天然資源タイヤ 最⾼ランク「AAA-a」獲得の 低燃費タイヤ 独⾃のバイオマス技術により 原材料すべてを 天然資源化することに成功 ⾼純度天然ゴム(UPNR)など 天然資源由来原材料の 活⽤および⾼機能化を促進 22 天然ゴムの原産地は、 現在、アジアが世界の約90%を占める ASIA グローバルなタイヤ製造拠点の拡⼤を推進している当社にとって 最適な需給状態とは⾔えない 23 グローバルで、より環境に配慮した⾼性能な商品提供を⽬指す 新たな天然ゴム資源として “ロシアタンポポ”に着⽬ ⽶ベンチャー企業カルテヴァット社と共同研究を開始 カルテヴァット社 バイオマス技術 住友ゴム ・環境負荷低減技術 ・⽯油外天然資源化技術 ロシアタンポポの実⽤化検討を加速 24 ロシアタンポポ 温帯地域で⽣育できるため、 北⽶をはじめとする世界の多くの地域で栽培が可能 天然資源の活⽤促進、原産地域の多様化 各製造拠点での安定的、効率的な調達 環境負荷の少ない⾼性能タイヤを 安定的にご提供可能 25 売上⾼:12,000億円 営業利益: 1,500億円 3つの成⻑エンジン 新市場への挑戦 2020年の ⽬指す姿 飽くなき技術⾰新 新分野の創出 「新たな挑戦」 「世界⼀の価値」 世界⼀の現場⼒・開発⼒・技術⼒ 業界No.1の収益⼒ 26 3つの成⻑エンジン 新市場への挑戦 飽くなき技術⾰新 新分野の創出 1 新興市場への進出 2 中国市場での成⻑ 3 農機⽤タイヤのアジア展開 27 ロシア 中近東 トルコ インド 中南⽶ アフリカ ブラジル 今後⼤きな需要拡⼤が⾒込まれる新興市場において、 ⽣産・販売拠点の積極展開を推進。 28 ブラジル 2013年10⽉より⼯場の稼働を開始。順調に拡張中。 ブラジル⼯場 1. 所在地 : パラナ州ファゼンダ・リオ・グランデ市 2. ⽣産開始: 2013年10⽉ 3. ⽣産能⼒: 15,000本/⽇(2015年末) ⽣産能⼒ 累計⽣産本数 8,000本/⽇ ⇒ 11,000本/⽇ ⇒ (2014年末) (2015年6⽉末) 15,000本/⽇ (2015年末) 300万本達成 (2015年6⽉末) 29 トルコ 中東・北アフリカ・ロシア等の新興市場、及び 欧州市場向けの供給拠点。 トルコ⼯場 1. 所在地 : チャンクル県 2. ⽣産開始: 2015年6⽉ 3. ⽣産能⼒: 30,000本/⽇(2019年末) ⽣産能⼒ 2015年6⽉末 ⼀部ラインで⽣産開始 2015年末 4,000本/⽇ ⇒ 2019年末 30,000本/⽇ 30 インド 2013年4⽉より販売を開始している 「ファルケンタイヤインディア」が販売網を拡充。 販売代理店数 2014年末 800店 ⇒ 2015年末 1,000店 31 アフリカ 2013年12⽉より当社⼯場として稼働を開始。 ⽣産能⼒を急ピッチで拡⼤。 商品ラインアップ拡充、販売チャネル拡⼤を推進。 南アフリカ⼯場 1. 所在地 : レディスミス 2. ⽣産開始: 2013年12⽉ 3. ⽣産能⼒: 14,500本/⽇(2017年末) 稼働開始から 38%UP ⽣産能⼒ 2015年末 12,000本/⽇ ⇒ 2017年末 14,500本/⽇ 32 3つの成⻑エンジン 新市場への挑戦 飽くなき技術⾰新 1 商品 2 開発技術 3 新⼯法 新分野の創出 33 持続可能な社会の実現への貢献を⽬指して 環境配慮商品の開発を推進 『材料開発技術』が重要 34 通常使う3D(3次元)に時間軸を加えた4つの次元で 解析し、設計するナノレベルの材料開発技術 2D(2次元) 解析 3D(3次元) 解析 4D(4次元) 解析 時間軸 ゴムを変形させた際のナノレベルの分⼦構造の 時間変化を捉え、構造や性質を予測し、⾃在にコントロール ⾼性能タイヤに求められる材料を科学的・合理的に ナノレベルで⾼精度に設計 35 4D NANO DESIGN 採⽤により⼤幅な性能向上を実現 転がり抵抗39%低減 氷上ブレーキ性能11%向上 燃費性能6%向上 ライフ性能1.5倍 両末端マルチ変性ポリマー ナノフィットゴム エナセーブ史上No.1の 低燃費性能とウエット性能を実現 最⾼グレード「AAA-a」を獲得 ⾼純度天然ゴム (UPNR) 36 〜cm タイヤ挙動 路⾯での ミクロ接触 〜μm 〜サブμm ゴム変形(物性) シリカ分散ネットワーク 〜nm 破壊起点 〜サブnm シリカ界⾯ 反応・結合 4D NANO DESIGN 各領域を別々に解析 全ての領域を ⼀度に解析 ADVANCED 4D NANO DESIGN ADVANCED 4D NANO DESIGNでは、 全ての領域の「構造」と「動き」を⼀度に解析することが可能 37 グリップ性能、燃費性能、耐摩耗性能など、 全ての性能向上を実現する『次世代の新材料開発』が可能 38 ゴムの構造解析 リアルな モデル作成 ゴムの運動解析 ⼤強度陽⼦加速器施設 シミュレーション スーパーコンピュータ『京』 世界でも類のない ⾼レベルのシミュレーション連携解析が可能 39 ADVANCED 4D NANO DESIGN 新材料開発を⼤幅に促進 『今までになかった価値』を 持つタイヤを⽣み出す⼤きな 可能性を持つ 2015年の東京モーターショーで完成発表 ▼ 2016年以降の商品に採⽤予定 40 ⾼機能材料開発のさらなるレベルアップと スピードアップを⽬指す ナノレベル構造 材料シミュレーション 「ダントツ技術」の確⽴により No.1の魅⼒を備えたタイヤをタイムリーにご提供 41 3つの成⻑エンジン 新市場への挑戦 飽くなき技術⾰新 新分野の創出 1 海外⾃動⾞メーカーへの納⼊ 2 制振技術の普及 3 ヘルスケアビジネスの展開 42 海外⾃動⾞メーカーへの納⼊ ゴルフ cc パサート オクタビア イエティ ジェネシス 新たにアウディ「Q3」、ジープ「コンパス」などに採⽤。 海外⾃動⾞メーカーへの 販売⽐率 2015年 15% 2020年 35% 43 44
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