アメリカ ヒューストン - Ne

アメリカ
ヒューストン
2007 年 7 月〜2011 年 1 月現在滞在中
子どもの年齢 長男:8歳〜(現地校)
基本情報
気温
夏 35℃以上(40℃近くなることもしばしば)、高温多湿で長い
冬 10℃以下 降雪は稀にある 2 月ごろの一番寒い時は朝晩に 0℃を切る
秋にはハリケーンが到来し、冬も思いのほか冷え込む
一日の気温の変化がとても大きい(朝晩は寒いが、日中は暑くなる)
緊急電話
警察/消防/救急 すべて 911
電圧
120V
3ツ穴・2ツ穴プラグ
日本製家電は変圧器を使い使用可
水
水道水は飲料可能だが、ミネラルウォ-ターや浄水器を利用する家庭が多い
買い物
日本の物
日本の食品(日本野菜、刺身、生卵なども)と一部の生活雑貨は「大道」 (11146 Westheimer Rd. Houston
TX 77042)で入手可能 (一部雑誌の購読、DVDのレンタルもあり)
その他、韓国系スーパーの H-mart (1302 Blalock Rd. Houston TX 77055)でも類似品が手に入る
ヒューストン日本商工会の運営する三水会センター (12651 Briar Forest Dr. Suite 105 Houston, TX 77077)
には充実した図書館があり、商工会会員子弟及びヒューストン日本語補習校に通う児童・生徒は利用料無
料
日本の書籍は購入できない
食料品
HEB、Kroger、 Randalls といった大手スーパーを利用
Costco や Sam’s CLUB は大量販売だが価格は安い
日用雑貨
Belaire にはチャイナタウンがあり、その中に日本の 100 円ショップの商品を($2、$3 で販売)販売している
ので、キッチンなどの小物が入手できる
和食器、スリッパは日本から持参するほうがよい
日本製のデジタルカメラ、ビデオカメラ、PC などは性能が優れているが、故障の際には現地での対応がな
いことがある
プリンターは、必要なインクがこちらで市販されていないものの場合、日本からの取り寄せとなり不便
家具は持ち込んでもこちらのサイズに合わないものもある
IKEA の安価な家具を購入したり、口コミで帰国する方の処分する家具を譲り受けているケースがある
学用品
教科書、ノート、書道セット、縦笛や日本で使っていた文房具は持参した方がよい(補習校で使用)
定規(センチのもの)、三角定規、分度器、コンパスなども日本製のものが補習校では扱いやすい
辞書は子どもの学習に必要
電子辞書は日本で購入して持ち込むのが良い
衣類
4 月ごろから 10 月ごろまでは半袖で充分だが、夏の冷房対策には長袖を活用している
C フレンズ 帰国生 母の会
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冬季の屋外でのスポーツ観戦などにはコートや、ブーツも必要
品質やサイズなどの限りのあるものもあるが、大体の衣類は現地での購入で間に合う
靴はサイズによっては購入が難しい場合もあり、また足の幅が合わないという人も多い
浴衣など一揃えあると Inernational Day といった行事の際に活用できる
交通
公共の交通
ごく一部にバス、路面電車があるが、それだけで生活することは無理
駐在員家族の通勤用、奥様方の外出及び子どもの送迎のために自家用車(たいていは2台)を利用すること
になる
運転免許
到着後すぐに取得する必要がある(取得までは日本の国際免許証が有効)
住居
住宅事情
土地の広いテキサスならではのゆったりした生活スペースの住居を選ぶことが出来る
不動産情報のサイトを見ると条件に合わせた物件が検索可能
日本人が多く
Memorial (Spring Branch I.S.D. 日本語補習校に近いエリア)、Clear Lake、Medical Center、Katy などは
住むエリア
治安がよく、学校区の評判も良い
最近では Memorial エリアの住居が古いため、郊外の Katy の広く、新しい住居のほうが人気
安全を考慮し、ゲート付きのコミュニティーへの入居を考える方もある
あるいはホームセキュリティーに加入されている方もある
コミュニティーによっては、共同で利用できるテニスコートやプール、子どもの遊具が備わっているところもあ
り、とても便利
こうしたコミュニティー住宅は、住宅設備の故障の際もスタッフが対応してくれることもある
稀に短時間の豪雤があり、その際浸水の恐れがあるので、近隣の水はけをチェックすることも必要
使用人
メイドサービスは必要な時だけ依頼されている家庭が多い
ベビーシッターは日本人の口コミでの紹介や、近所の高校生などに頼むケースがある
治安
上述したエリアは概ね治安が良いとされるが、それでも発砲や、盗難等の事件もあるので、暗くなってから
セキュリティ
の行動には用心するに越したことはない
ダウンタウン近辺は治安が良くない
車内の荷物は盗難にあうこともあるので、基本的に車内には荷物を残さない(見えるところに置かない)よう
に気をつける
教育
通った学校
Bunker Hill Elementary School (Spring Branch I.S.D.)
通った学校の
地域でも定評のある学校だけに、良い先生がそろっている
詳細
ESL 対象者の取り出し授業は全くなく、ESL 対象者は ESL 資格を持つ先生のクラスに入り、学習するため、
英語の習得が比較的早い反面、日々の学習についていくのが高学年であると容易ではない
編入したばかりの日本人生徒と先生間のコミュニケーションが取りづらい時には、当地に長く英語のわかる
日本人の生徒が呼ばれてきて“通訳”となることも(授業中にも呼び出される)ある
学校とのやり取りは、毎週の連絡、欠席の連絡も含め e-mail が主流
C フレンズ 帰国生 母の会
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担任の先生(場合によっては校長先生にも)アポイントをとって面談が出来るので、折をみて行っている
子どものランチ代金の支払いや、成績のチェックもオンラインで出来るシステムが導入されている
多くの保護者がPTAに参加し、積極的に様々なボランティアをする形で学校をサポートしている
日本人家庭も図書ボランティアなどに多くの方が参加している
ファンドレイジングの活動もある
塾
Kumon(公文)の塾が各所にある(日本人の先生のいるところもあるらしい)
家庭教師
いわゆる日本の塾、予備校は無い
補習校が窓口となって進学相談会が開催されることもある
過去に河合塾の説明会、日本の私立学校数校の合同説明会があった
家庭教師をお願いする場合、知人の紹介を受ける他、通っている学校に相談すると学校の先生が空き時間
に引き受けてくれる
アドバイス
ヒューストンには日本人学校は無いので、全ての日本人駐在家庭の子女は現地校に通っています。
公立校の場合、住居を決めると通う学校が決まってくるので、住居決定は考慮のこと(後述を参考にしてくだ
さい)。
学校では毎回のテスト、宿題の点数の合計に学習態度を加えて、きわめて合理的に成績が決められるの
で、日々、毎回の学習をおろそかにすることが出来ないシステムになっています。
どの授業を選択するのかといったことは卒業要件に関わるので、学校の担当者と相談して決めるのが良い
でしょう。
病院
医療事情
全米でも有数のテキサスメディカルセンターがあり、医療水準が高い
ただし、風邪などの症状で医者にかかる場合でもその都度予約が必要となり、待ち時間の末の診療後に
処方される薬がいわゆる市販の薬であることもあって、身近な医療はあまりきめ細かいものではない
ちょっとした体調不良は市販の薬や、持ち合わせの日本の薬で対応することもある
当地到着後、子どもを学校に入学させる際には予防接種及び、健康診断が必要
あらかじめ日本で予防接種を受ける場合もあるが、必要となる予防接種の接種漏れを防ぎ、当地での
Home Doctor を決める必要もあるので、到着後にこちらで通院することをお勧めする(通学のため、不足
分の予防接種を一度に 5 本打たれたお子さんもあるとのこと、接種後に軽く発熱することもある)
体温(F°)や身長(ft)、体重(pd)の表示に戸惑う
夜間や週末に体調を崩すと、救急窓口に行くことになり、高額になることもある
日本人医師
小児科では Blue Fish(受付の Masako さん、先生は日本人ではない) http://www.bluefishmd.com/
産婦人科の金先生、
歯科の清水先生 http://wedesignyoursmile.com/welcome_htm.htm
心臓内科の西川先生
いずれも電話で予約の上で来院のこと
薬品
常備薬として日本で買った薬を持ってくる方が多い
風邪の時にマスクを購入しようと探したが、マスクをする習慣がないのかあまり売っていない
C フレンズ 帰国生 母の会
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交流
日本人
日本人同士、それぞれ地域、会社単位、あるいは子ども関連のつながりで助け合って生活している
各種情報は以下から入手できる
在ヒューストン日本国総領事館 www.houston.us.emb-japan.go.jp/
ヒューストン日本商工会 www.jbahouston.org
ヒューストン日本語補習校 www.jeihouston.org/ 毎土曜日にあり、現在約 350 名の年長児、小、中、高校
生が学習している
ヒューストンなび www.e-noac.com/hounavi/ (コミュニィティサイト)
現地の人
土地が広く、暖かい地域だからか、テキサスの人々は陽気な人が多い
new comer を自然と受け入れる空気があるが、何がわからなくて困っているのか、どうした手助けを欲しい
のかをこちらから伝えていかないと理解してもらえない
駐在外国人
いくつかの教会で外国人を対象にしたESLクラスが開講されており、通われる日本人も多い
そこでは多国籍のお付き合いの輪が広がる
また、赴任間もない方には英語力のアップだけでなく、各種の情報収集の良い機会となっている
伝 え た い こ と
日本にいる多くの方がヒューストンと聞いて思いつくのは、まずはNASAのことではないでしょうか。そのNASA関連の他に、
石油産業の重要な拠点として築かれたヒューストンは全米で第四位の人口をかかえる大都市です。
気候は激しく、厳しい。長くていつまでも暑い夏。そのうだるような暑さが和らぐ初秋には何年かに一度は大きなハリケーン
に襲われ、また近年の冬の冷え込みは厳しいです。
地域を選べば、ヒューストン近郊は治安も良く、住環境も落ち着いており、日本の都市部では難しくなった広い戸建てでのゆ
ったりとした生活が楽しめます。
住宅街での庭先にはリス、オポッサムなどの小動物が見られることもあり、自然と共存している街です。
日本人の人口は NY や西海岸のように多くはありませんが、そのため、現地に溶け込んでの生活を送ることも可能です。
現地校ではクラスメートの誕生日会へのお誘いを受けたり、学校のボランティアに参加するなどのチャンスが沢山あり、家庭
によっては Boy Scout、Girl Scout、Choir や各種スポーツのチームに参加している方もいます。
また日本語補習校やそれに付随した活動、商工会などを通して日本人同士が交流する機会も多くあります。
お子さんを連れての引越しとなると、子どもの学校のことが一番に気がかりな点となりますが、学校の情報はエリアの学校
区 Independent School District のサイトや http://www.har.com/school/ (不動産関連のサイトだが、その地の学校の
情報を多く入手可能)を通じて検索すると良いでしょう。
日本を離れる前に英語の習得のための教材など購入しましたが、あまり役立ちませんでした。当地にて必要に応じて購入し
たり、こちらの学校の様子のわかる方に家庭教師の形で援助を求める方が良いでしょう。
日本で文法中心に習った英語と、こちらで使う生きた英語の違いを感じることがしばしばあります。
多くの連絡の手段は一番が E-mail なので、電話での聞き取りに比べ、読み返しのできる点が有り難いです。
その点でも、また子どもの学校での宿題の提出も一部メールで送信という事もあり、PC を家族で利用できる環境が必要で
す。
また、携帯電話も勿論必須です。
生活する上で、F°Ft. Mile Pd. Gal. などあらゆるものの単位の違いには悩まされます。
車社会であり、免許は必需品であるとともに、車のメンテナンスには気を配りたいものです。
C フレンズ 帰国生 母の会
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それでも道路の凸凹や、落下物を踏み、タイヤがパンクをするようなことも日常茶飯事で、そのような時には AAA(トリプル
エー)が心強いです。日本でいう JAF のようなもので、ロードサービスを受けることが出来ます。
車の手入れは各ディーラーの他、日本人のメカニックの方もおられます。
一年を通し、スポーツは盛んで、ゴルフ、テニス、その他球技など気軽に楽しめます。
いわゆるママさんたちも、スポーツや趣味(英会話、クラフトなど)のレッスンに通っている方が多いです。
会員制のスポーツクラブが多数あり、メンバーになっておられる方も多いです。
暑い地域なので家の状態を保つために定期的にチェックをしたり、家屋の害虫の駆除にも配慮する必要があります。
Fire ant と呼ばれる小型のアリがいたるところに巣を作っていて(芝生の中に土がこんもりと山になっているのでわかる)、誤
って踏んでしまうとたちまちアリの大群に刺されてしまい、刺されるとひどく痛く、その上とても腫れてなかなか治らず、二度
目に刺されるとショックで病院に行くこともあるというので注意が必要です。
加えて、勿論蚊も多いので、茂みや、夕方は用心したいものです。
C フレンズ 帰国生 母の会
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