特 記 仕 様 書 - 上田市

特
記
仕
様
書
(施工条件明示事項)
本工事を積算、施工するにあたり、下記の事項について留意すること。
記
(工事の趣旨)
本工事は、土木課道路改良工事が予定されている交差点部分における、老朽鋳鉄管のよる
更新工事であり、 本工事受注後早期に試験堀りを行い配管の布設替工事に着手する必要
があり、これに対応できること。
(積算)
本設計書は、平成24年度の厚生労働省標準歩掛を基準とする。
積算単価は、平成24年5月1日適用。
物価の変動による資材費の変更は単品スライド条項を運用。
廃材費については買取価格を計上。
(施工基準)
本工事の積算・施工については、上田市上下水道局の下記、基準に基づいている。
(水道施設設計基準・水道工事標準仕様書・品質管理基準・出来高管理基準・写真管理基準・
提出書類様式集・給水装置工事施工基準)
(施工条件等)
NS・GX 管の施工上、設計と異なる施工が生じた際は、日本ダクタイル鉄管協会技術資
料の「NS形・SⅡ形・S形ダクタイル鉄管管路の設計(JDPA T35)」「GX 形ダ
クタイル鉄管管路の設計(JDPA
T57)」の一体化長さの設計を参照とし配管を実
施しなければならない。また監督員に報告し施工すること。
現場施工上変更等が生じた際は、必ず協議書等を提出し監督員の指示を受けること。
(工事工程関係)
現場の制約・条件
・施工期間及び施工方法等について下記の制約・条件があるため、事前に工程の調整を
行うこと。
制約事項
年末年始工事自粛期間
位置等
制約条件・内容
市道古舟側道6号線
12月22日~1月13日(車道)
(保安林解除申請・埋蔵文化財事前調査・自然公園法施行承認申請・工事自粛期間・
JR近接工事・緊急工事区分・運搬/労務補正・山間地域運賃補正等)
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地元・関係機関との協議
・着工に当たって、下記の協議を関係機関及び地元住民とすること。
関係機関等
協議事項
内容
・沿道住民及び商店等 ・交通制限
・ 出入り口の制限
・地元自治会
・ 工程調整
・掘削影響
・公共機関
・ 埋設物及び表函等の確認
・ライフライン事業者
・ 工程の調整
時期
着手時
(地元耕作者・地区・水路管理者・公共機関・ライフライン事業者・JR等)
※なお、協議結果は施工計画書・協議記録書(様式任意)に記載し提出のこと。
(3) 近接・競合工事
・本工事に近接ないし競合する工事が施工される場合、請負者間相互の連絡調整を密にし
て、その内容を監督員に報告して施工すること。
(材料等)
NS 形直管材料は、内面エポキシ粉体塗装の1種管を使用すること。
GX 形直管材料は、内面エポキシ粉体塗装のS種管を使用すること。
押輪は、メカニカル同軸押輪を使用すること。(ボルトは酸化被膜ではなく合金ボルトを
使用のこと)
(仕切弁表函)
仕切弁表函の6桁プレート表示は、例のとおり、左より設置年度(西暦の下2桁)と口径
とし、不断水バルブの場合は、ハイフン部分にアルファベットの F 、排泥弁には D を
表示する。
(例)
0
9
-
2
0
0
不断水バルブF、排泥弁D
(給水管)
ポリエチレン管金属継手の接合にあたっては、漏水及び離脱が起こらぬよう適切な施工を
すること。
鋼管のねじ切りは機械で正確に行うこと。ねじ切りの際、ねじ山が破損した場合は使用し
てはならない。
フレキシブル継手は耐震・絶縁タイプを使用すること。
(土工・土留工)
掘削深さが 1.5mを超えるときは、原則として土留工を施さなければならない。
(仮設及び仮設材)
請負者に起因する工期延長等に伴う仮設材の費用は、原則として設計変更しない。
仮設における施工方法は請負者の創意によるが、施工計画書提出時に協議を行うこと。
仮設管材料について、水圧、土圧、その他の荷重に耐えうる管種を選定し、口径は原則と
して既設管と同口径以上とし、監督員と協議の上使用する。また、仮設管は洗管を十分行
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った衛生的な管を使用すること。
仮設管工において、各戸量水器への接続は事故防止のため、地中から量水器内へ接続し表
凾は常時閉めること。 また、コンクリート舗装等接続が困難な場合のみ表凾をはずし接
続するが、安全管理を確実に行うこと。
(水圧試験)
NS 形及び GX 形もその他の継手と同じ要領で水圧試験を実施するが、NS 形及び GX 形
の特性である耐震管の伸縮を生じさせないため、必ず管全ての埋戻しを実施後試験するこ
と。
(交通誘導員)
交通誘導員は一日当り 2 人配置で計上してある。
近接工事等で交通量が著しく増減した場合や、道路管理者・警察署からの要請または現場
条件に著しい変更が生じた場合、当初設計で予定している施工方法に対し著しく違う方法
となった場合を除き、原則として設計変更対象としない。
(残土・廃棄物処分)
建設発生土は自由処分とし、設計図書にて明示する運搬距離を想定しているので原則とし
て設計変更しない。
特定建設資材(As 塊、Con 塊、建設資材木材等)の処分先は設計図書にて明示する処分
先を想定し処分費・運搬費を計上しているので、請負者の都合による処分先の変更は原則
として設計変更しない。
(その他)
着工前に近接する他工事関係者、他の地下埋設事業者、公共交通機関等、十分協議の上施
工のこと。
他工事(土木工事・下水道工事等)が同時に行われる場合は、他工事の施工業者と安全協
議会を構成運営し、安全管理、工程管理、防犯、技術協力等で綿密な連携のもと施工する
こと。
着工前に近接する土地所有者と境界・工作物等について十分協議、確認してから施工する
こと。
NTT 管路、ガス管及び下水道管等の周辺の掘削に際しては、人力にて先掘確認後施工す
ること。
通行制限については道路管理者と十分な協議を行い、指示に従って実施すること。
交通管理(歩行者、車両)には十分な配慮をし、第3者災害の防止に万全を期すこと。 ま
た、通行止の場合には迂回路看板等十分配置し施工すること。
施工にあたっては、工事区域関係住民と十分な協議をし施工すること。
占用位置図(横断図)の提出にあたっては、他の占用物件も忘れずに記入すること。
『建設工事公衆災害防止対策要綱』を十分把握し、事故防止に配慮すること。
管破損等事故が発生した場合は、至急発注担当課へ連絡し指示を仰ぐこと。
事故発生後、起因者は必ず発注担当課長へ事故報告を行う。また、施工業者は事故報告書
を早急に提出すること。
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(暴力団員等からの不当要求に対する報告)
受注者(受注者の下請負人等を含む。)は、当該契約の履行に当って、暴力団団員又は暴
力団関係者から不当要求を受けたときは、遅滞なく警察に通報するとともに、市へ報告す
ること及びその他必要な措置を講ずるようにしなければならない。
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