授業科目 社会福祉援助技術論ⅡB 担当教員 高島 恭子 展開方法 講義

授業科目
社会福祉援助技術論ⅡB
展開方法
講義
単位数
担当教員
2 単位
高島
開講年次・時期
2 年・後期
恭子
必修・選択
選択
授 業 の 目 標
生活課題を抱える人の人権と自己決定、及び地域社会における福祉の問題について考えることができること目標と
する。なかでもこの科目では次のことを目指す。
・相談援助における人と環境との交互作用に関する理論について、事例を通して具体的に理解する。
・相談援助の過程とそれに係る知識と技術、相談援助における援助関係、相談援助のための面接技術、記録、アウト
リーチについて事例を通して具体的に理解する。(介護保険法による介護予防サービス計画、居宅サービス計画や施
設サービス計画及び障害者自立支援法によるサービス利用計画についての理解を含む。)
学生の授業における到達目標
関心・意欲
態度
課題に沿ったグループや個人での活動に参加できる。
思考・判断
具体的な事例について、相談援助における課題を人と環境との交互作用に関する理論から指摘できる。
技能・表現
事例をエコマップを用いて表現することができる。自分の考えを分かりやすく文章に表現できる。
知識・理解
事例において利用者を主体として相談援助を考え、その相談援助の過程を説明できる。
授
業
の
概
要
「社会福祉援助技術論ⅡA」を履修済みであることを前提とする。
「社会福祉援助技術論ⅡA」で学んだ事柄を、事
例を通して具体的に考え、学ぶ。
評価の方法・試験の実施要領
区
関心・意欲
態度
分
思考・判断
定期試験
技能・表現
○
知識・理解
評価割合
○
60%
小テスト・授業内レポート
宿題・授業外レポート
○
授業態度・授業への参加
○
○
30%
10%
受講者の発表(プレゼン)
・授業内での
作品作成
演
習
出
席
受験要件
その他
合
計
・定期試験(筆記試験)
・宿題・授業外レポート‐
100%
第 4∼14 回目にレポート課題を提示する
教
科
書
・
参
考
書
教科書:『社会福祉学習双書 10 社会福祉援助技術Ⅱ相談援助の理論と方法』全国社会福祉協議会発行.(最新版)
適宜資料を配布する。
参考書:特に指定しない
授業外における学習及び学生に期待すること
教科書のほか、配布資料を持って授業に臨むこと。
世の中の出来事に「なぜ、どのようにして」などの問いを持ちながら、常に関心を持つようにすること。社会福祉
関連の行事やボランティア活動に参加したり、関連する映画、番組(NHK教育「福祉ネットワーク」など)、図書、
新聞などを見たり読んだりして、関心の幅を広げることを期待します。
回
テ
ー
マ
授
業
の
内
容
予習・復習
1
オリエンテーション
「社会福祉援助技術論ⅡA」の復習。事例分析の意義、
方法を学ぶ。
2
記録(1)
記録の意義と目的、方法、留意点について学ぶ
3
記録(2)
個人情報保護の意義と留意点、情報通信技術活用の意義 教科書の該当箇所を読む
と留意点を学ぶ。
こと
4
事例から学ぶ
教科書の該当箇所を読む
こと
(1)
児童・家庭とソーシャルワーク①
レポート課題あり
5
〃
(2)
児童・家庭とソーシャルワーク②
レポート課題あり
6
〃
(3)
高齢者とソーシャルワーク①
レポート課題あり
7
〃
(4)
高齢者とソーシャルワーク②
レポート課題あり
8
〃
(5)
障害とソーシャルワーク①
レポート課題あり
9
〃
(6)
障害とソーシャルワーク②
レポート課題あり
10
〃
(7)
低所得者とソーシャルワーク①
レポート課題あり
11
〃
(8)
低所得者とソーシャルワーク②
レポート課題あり
12
〃
(9)
社会的排除とソーシャルワーク①
レポート課題あり
13
〃
(10)
社会的排除とソーシャルワーク②
レポート課題あり
14
〃
(11)
虐待とソーシャルワーク
レポート課題あり
15
まとめ
16
定期試験
相談援助の過程とそれに係る知識と技術、相談援助にお
ける援助関係、相談援助のための面接技術、記録、アウ
トリーチなどを確認する。人と環境との交互作用の視点、
利用者主体の視点による相談援助を考える