たんば田舎暮らしモニター 体験レポート 第七回 原田雅代 前回、丹波市の

たんば田舎暮らしモニター
体験レポート
第七回
原田雅代
前回、丹波市のクラフト作家さんとの出会いについてレポートしましたが、今回はその
続きです。福住わだ家のピザ窯を使って、丹波篠山在住のクラフト作家さんと集まって交
流会を開きました!
今回参加して下さったのは、丹波市の工房悠夢の平谷さん、同じく丹波市の木楽屋、永
瀬さんご夫妻、そして篠山市の柿渋染めの布一途(ふいっと)の藤井さんご夫妻です。京都
からは私の染織仲間の友人も顔を出してくれました。
ピザ生地や具材などは皆さんが持ち寄りしてくださり、私と友人は窯担当。ピザ窯はひ
と梅雨越して、かなりの湿気のはずなので、午後一番で火入れし、皆さんの到着時間には
焼き頃の火加減をめざして窯を焚きます。私は以前、陶芸家の方のお宅に居候していたこ
とがあり、窯焚きの基本を習ったことがあります。
友人は薪ストーブ持ち。二人でかかれば百人力?か
と思いきや、湿気た窯は一筋縄ではいきませんでし
た。最初の着火に手間取り、外のバーベキューコン
ロで薪に火をつけたり、四苦八苦。結局は新聞紙のお世話になり、30 分ほどかかって着火
しました。残った灰を使いたいので、極力新聞紙は避けたかったのですが、仕方ありませ
ん。薪も、せっかくの晴天だったので干しておけば
よかったのですがすっかり忘れてしまいました。
そうこうしているうちに皆さんが到着し、窯の状
態を見て、いまが焼き頃と即ピザ仕込み。自己紹介
の間も惜しんで、あれよあれよと言う間に猛ス
ピードで 1 枚目のピザが焼き上がりました。も
ちろん、むちゃくちゃ美味しかったです♪
途中、窯の温度が下
がって一度薪を焚き直
し、その後フレッシュモッツアレラのマルゲリータを焼きました。
これも最高!最後はデザートピザまで焼き、おしゃべりに花も咲
いて、とても楽しい時間を過ごすことができました。暑さと窯焚
きで、普段よりかなりハイになってしまった私ですが、参加して
下さった皆さんありがとうございました。皆さんとは地元主催のイベントなどこれから協
力してがんばって行きたいと思っています。