当院へ通院中の妊婦様およびそのご家族の皆様へ

当院へ通院中の妊婦様およびそのご家族の皆様へ
年度内の分娩受け入れ件数の制限についてのお願い
当院へ通院中の妊婦様およびご家族の皆様におかれましては、当院の基本方針である「自然分
娩」「母乳育児支援」について格別のご理解をいただき厚く御礼申し上げます。
さて、当院には数名の助産師が在職しておりますが、当院の「自然分娩」にはその助産師の存
在が欠かせません。(助産師とは、直接お産を取り扱うことが医師以外で唯一許されている国家
資格を持った職種のことです。)
医師が異常分娩のプロとすれば、助産師はいわば正常分娩(安産)のプロです。
その助産師たちが、24時間365日すべての妊婦様に対応するからこそ当院の「安全で快適
なお産」が約束されていると言っても過言ではありません。
その中心的役割を担う当院の助産師数名が、このたび妊娠・出産・育児休業のため現場を一時
離れることになりました。
助産師の確保は、全国の産科医療施設において切実な問題であり、当院も例外ではありません。
この件につきましては以前よりいろいろな手段を講じてまいりましたが、事ここに至って十分
な補充ができないことが明白となり、また、職場復帰が期待されていた助産師の一部に家庭の事
情等により早々の復帰が見込めない事態が判明しました。
お産に直接関わる助産師の絶対数が少ないままでは24時間稼働は不可能であり、現在お受け
している妊婦の皆様全員に「安全で快適なお産」をお約束できません。
特に母子の安全は絶対守らなければならないものであり、その安全を守るために、当院としま
して、今年6月1日から来年3月31日までの期間、お産の受け入れ件数を制限することを決断
しました。
現在通院中の妊婦様およびそのご家族の皆様におかれましては、突然のお話でさぞ驚かれたこ
ととお察しします。当院としましてもギリギリまで討議した結果の苦渋の決断であり、転医先へ
は責任をもって紹介させていただきます。
出産後の母子のケアに不安をお持ちの方は、退院後当院で診させていただくつもりでおります
ので、なにとぞご理解とご容赦のほどお願い申し上げます。
なお、来年4月以降は通常の受け入れ体制をしく予定でおりますので、どうぞご安心ください。
平成 27 年 4 月
優和クリニック
院長
太田裕穂