合掌通信第11号(2007年9月) 様式:PDF(101KB) - 東山動植物園

クイ ズ ラリ ーを 行い 、指 導
して く ださ った 京都 大学 の
学生 さ んた ちと 一緒 に、 慣
れな い 機械 と格 闘し なが ら
合掌 の 家ま でク イズ を解 き
員三 十人 とい う枠 の中 、 当
ヨウ と いう 葉っ ぱを 園内 に
合 掌 の家 に着 くと 、タ ラ
子どもたちの里山体験
八月 十八 日︵ 土︶ 、 猛暑
選し た子 ども たち が暑 さ の
つつ 歩い ていき まし た。
が 続く 中、 東山 の合 掌 の家
竹で 作っ た 竹馬 を初 体験 の
子や 、や っ たこ との ある 子
が楽 しそ う に何 回も 乗り 回
して いま した。
合 掌前 の 通路 には 、動 物
園か らヤ ギ や里 山に 住ん で
いる ヘビ 、 トカ ゲな ども 参
加し てく れ てい て、 飼育 員
い まし た 。こ のタ ラヨ ウの
のお 兄さ ん たち から 動物 た
取っ て 来て お父 さん やお 母
葉 に、 手 紙を 書い ても らい、 もら い、 怖 がる 子や 興味 を
ある 木 から 自分 たち の手 で
さん に 手紙 を書 きま した 。
ビ ニー ル の封 筒に 入れ て各
一番 厳し い中 、午 後三 時 か
こ のイ ベン トは 今年 で 二
この 葉 っぱ は、 ハガ キの 大
家庭へ送るこ
で は﹁ 里山 体験 ﹂イ ベ ント
∼ 六年 生を 対象 とし た イベ
回目 で、 昨年 もこ の時 期 に
きさ の 規定 に適 合す るの で
とになります。
発行所
東山植物園緑地造園係
編集発行人
鹿嶋 数一
指導で、チャ
ちに 関す る 説明 など もし て
ン トで 、多 くの 子ど も たち
開か れま した 。今 年は あ い
その ま ま郵 送す るこ とも で
合掌通信
持つ子などさまざまでした。
が 応募 して くれ まし た 。定
さつ の 後、 す ぐに P D A
▲竹馬に乗る子どもを支えるボランティア
思う が まま に書 きつ づっ て
ンチンモドキ
の実を使って
自分の気に入っ
た絵や文字を
実に書いてい
き、ストラッ
プを作りまし
た。作り終わっ
た子から合掌
の前の通路で、
▲縁側での夕食のひととき
て書 く 感触 を実 感し なが ら、テ ィ ア さ ん の
次にボラン
GPS 全
( 地球測位シ ステ
ム を
) 使ったクイズ形 式の
きま す 。子 ども たち は初 め
▲囲炉裏で焼く、焼きおにぎり
︵携 帯情 報端 末︶ とい っ て
ら受付 が始 まりま した 。
東山植物園
が 開催 され まし た。 小 学四
2007年9月
第11号(1)
の 火の 熱さ に囲 炉 裏に 近づ
て いき 、裏 返す 時 はあ まり
た ちの 手で 一つ ひ とつ 焼い
き おに ぎり 作り で す。 自分
た 。そ の隣 の囲 炉 裏で は焼
裏 でじ っく り焼 い てい まし
木 の棒 に巻 きつ け て、 囲炉
を 入れ て、 パン 粉 を練 って
り 、囲 炉裏 ︵い ろ り︶ に火
家 での 体験 とい う こと もあ
り です 。今 回、 合 掌造 りの
ち で挑 戦す る楽 し い夕 食作
そし て、 いよ い よ自 分た
前に 用意 し てお いた 竹 のお
れら が出 来 上が った ら 、事
プで いぶ し てい まし た 。そ
の道具を使ってサクラのチッ
タマ ゴを 燻 製︵ くん せ い︶
モ、 ササ ミ 、ソ ーセ ー ジ、
はト ウモ ロ コシ 、ジ ャ ガイ
られ まし た 。一 方、 縁 側で
まち きれ な い様 子も 見 受け
来 ると ﹁ おい し そ う! ﹂
しょ うゆ の いい 匂い が して
くこ とが でき 、 合掌 へと も
た状 態に つい て の説 明を 聞
虫などがライトの光で集まっ
トを使 った 昆虫 トラッ プで、
後に は、 白い マ ット とラ イ
てい きま した 。 コー スの 最
シな どを 見つ け なが ら歩 い
など 、暗 闇の 中 をカ ブト ム
いう 声が 大 きく なっ て いき、 から 星空 を見 上 げら れる 所
﹁ま だ食 べ れな いの ? ﹂と
どっ て来 まし た。
どが 集ま る木 や 、森 の隙 間
とが でき ない 園 内や 昆虫 な
イク です 。普 段 夜に 歩く こ
し やす かっ たで す 。
真 夏の 夜 でも 涼し く、 過 ご
す 。や は り合 掌造 りの 家 は
ら うこ と がで きた と思 い ま
自 分た ち の手 で体 験し て も
里 山を 知 って もら った り 、
暑 い夏 とな って いま す。
に なく 猛暑 で、 ま れに 見る
で す。 今年 の白 川 村は 例年
が 一面 を覆 って 夏 真っ 盛り
す くと 伸び 、田 ん ぼに は緑
白川 村で は、 イ ネが すく
す !﹂と自 分た
﹁ いただき まー
す。 ﹁ま た来 た い﹂ など の
しい 経験 にな っ たと 思い ま
会や アン ケー ト を行 い、 楽
最 後に 、イ ベ ント の反 省
ち で作った 料理
声を 聞き 、ひ と 夏の 思い 出
け ない 子も いま し た。 でも、 皿に 盛り 着 けて 縁側 に 座り、
を おいしそ うに
も ちろん、 その
八時 三十 分、 暗 闇の 中、 合
竹で 作っ た灯 ろ うの 灯り を
掌か ら植 物園 門 まで の間 、
も 竹で作っ た物
もと に帰 って い きま した 。
ひと つず つ持 っ て帰 って い
たち には 今や 失 われ た昔 の
最 後 の イ ベ ン ト、 きま した 。参 加 者の 子ど も
夕食後は 本日
れ い に 完 食 で す。 お土 産と して 灯 ろう を一 人
で す。みん なき
と き使った ハシ
食 べ て い ま し た。 とな りま した 。 そし て午 後
▲昆虫トラップを観察する子どもたち
園 内のナイ トハ
▲大きく膨らんだ稲穂の後ろには合掌が
2007年9月
第11号(2)