7月 - 甲府市立上条中学校

上条中学校
校長室通信
H24.7.9
文 責
第8号
数 野 篤 人
三者懇談会 7/13・
13・17・
17・18・
18・19 に実施
子どもの良
どもの良さを話
さを話し合う機会にしましょう
機会にしましょう
担任の先生に何か注意されるのではないかとか、成績があまりふるわなかったからとか考えて、
『三者懇談は、嫌だな~。』などと、思っていらっしゃる保護者の方はおりませんか?
成績の結果だけをお知らせするのでしたら、三者懇談は必要ありません。生徒と保護者と先生
が直接顔を合わせて話し合うわけですから、まず生徒の人
間としての素晴らしさを話題にしたいものです。『それぞれ
の良さは、それぞれの違い。』だと思います。人間は、それ
ぞれみんな違うのだということと、完全な人間などそうい
るものではないということを認識してください。完全な人
間などいないからこそ、教育が必要なわけです。
お互いに『良さ』を認め合いながら、不完全なところを
補うためには、どのようなことに注意したらよいのかを話
し合うのが三者懇談だと思います。まず、子どもの「違い」
「良さ」「特徴」に目を向けてみましょう。
教師との
教師との信頼関係
との信頼関係を
信頼関係を築きましょう
先生方を見てください。一人ひとりみんな違います。違うからこそ、それなりの良さをみんな
が持っているのです。その「違い」を「良さ」としてみることができると、ずいぶんと先生が近
くに見えるはずです。
生徒は、先生を信頼しながら各教科の勉強をするからこそ、学力が伸びてくるのです。先生を
嫌がって勉強するのでは、伸びるものも伸びません。先生に好意を持ち、自分の近くに感じ、頼
りにすることこそ、大切な『学ぶ人間関係』なのです。この関係をつくるように、生徒を取り巻
く人たちが協力し合うことがとても重要です。
具体的な
具体的な努力目標を
努力目標を立てましょう
「頑張れ!」とか「努力すれば不可能なことはない!」などと抽象的な励ましだけでは、なかな
か効果はあらわれません。
学習面でも、苦手教科の勉強方法を細かく提示してやり、一定期間したら評価するというふう
に行動を伴った具体的な目標を与えることが大切です。特に3年生は、自分の苦手な教科に力を
入れるようにしましょう。この夏休みが大きなチャンスです。
生活面でも「親に起こされなくても、毎日自分で起きる。」というような具体的な目標を立てま
しょう。そして、そのことを家族みんなで評価することができる雰囲気があると、もっと良いと
思います。
共に頑張ろうという
頑張ろうという意識
ろうという意識を
意識を持ちましょう
毎日の生活に張りを持たせるには、家族みんなで頑張ろうと
する意識が必要だと思います。家族みんなで目標を立てて頑張
りましょう。そのお互いの頑張りを認め合うことによって、相
手を気遣う気持ちや思い遣る気持ちが育っていきます。
特に3年生をお持ちのご家庭では、子どもは特別な“努力期
間”に入っているわけです。進路決定に向けての苦しさに負け
させないためにも、家族ぐるみの協力が必要だと思います。
この夏休みを、『家族と共に頑張る機会』にしましょう。
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テスト後の
3年生は
処理が大切です!
ここからが勝負!
テスト前の勉強も大切ですが、実はテスト後の
勉強は、もっと大切なのです。テストで良い成績
を残す人は、テスト後の自己評価をきちんとして
いる人なのです。
テストが終わると「ホッ」として、頭の中は遊
ぶことでいっぱいになることでしょうが、ちょっ
との時間でも、テスト後の評価をすると次回のテ
ストから違いが出てきます。
まず、テストノートを作りましょう。問題用紙
を大切にして、特に自分が間違えた問題をノート
に貼り付け、その問題をやり直して、正解を必ず
書いておくことが重要です。
つまりテストが終わった時は正解することがで
きなかったけれど、必ずやり直しをして、わから
ない問題をなくしておくことが肝心です。
そのようにしておくと、自然と実力がつき、二
度と同じ間違いをしないようになるのです。さら
に疑問に思う問題については、教科担任の先生に
質問に行き、納得のいくまで解説してもらうこと
が、次回のテストで良い結果を得る一番の近道な
のです。できれば、間違ってしまった問題と同じ
ような問題を参考書や問題集から見つけて、ノー
トにしておくと完璧だと思います。
市総体も終わり、行事も9月の『麗条祭』
を残すだけとなりました。「麗条祭が終わった
ら、一生懸命勉強をしよう!」と思っていた
ら大間違いです。3年生は、この夏休みにや
る人とやらない人とでは、大きな差がついて
しまうのです。つまり、麗条祭への取り組み
と高校受験のための準備とが並行して出発す
るわけです。結局、早くから取りかかった人
の方が余裕が出てきますから、時間が経つに
つれて、それが大きな差になっていくわけで
す。いずれにしても、自分のできることを確
認して、しっかりとした学習への心構えを創っ
ていってください。
訪問・視察等で来校者多数 学校評議員さん方です
○県教委 管理主事による学校訪問
昨年度に引き続き、お願いいたします。
○県教委 加配教員にかかわる学校視察
◇古屋 駿 様(大国地区)
○市教委 特別支援教育についての学校訪問
◇山本節彦 様(大国地区)
○甲府市 総合教育視察
◇星野高子 様(大国地区)
○船橋市内の小中学校の教務主任会による学校訪問
◇島田 守 様(国母地区)
○中北教育事務所指導主事によるふれあい訪問
7月2日の学校評議員会で、市教委か
5月末~6月にかけて、上記に示したように県・市
らの委嘱状をお渡しし、学校経営方針や
の教育委員会関係をはじめ、たくさんの学校訪問や学
生徒たちの様子を説明した後、校内巡視
校視察がありました。学校の概要や施設設備の状況、 と給食の試食をしていただきました。
学校内や学校周辺の危険箇所や安全対策等を話し合っ
たり、授業を参観したりして、生徒たちの様子なども見て回りました。
授業参観後の懇談の中で、「生徒たちが伸び伸びと生活している感じが伝わってきます。」「授
業も落ち着いて受けているし、全体の雰囲気も良いですね。」
「休み時間、廊下ですれちがった時、
元気に挨拶をしてくれました。嬉しかったです。」と、お褒めの言葉をいくつもいただきました。
授業中、先生方が教室に突然入ってきても、動揺したりザワザワしたりもせず、どのクラスも
普段と変わらない態度で自然に授業を受けていました。
『開かれた学校づくり』を推進するためには、積極的な学校開放と情報発信が重要なことだと
感じています。訪問・視察・参観は大切にしなければならないと思っています。この“校長室通
信”をはじめ、学級・学年・各担当からのお便りなどでも、たくさんの情報を発信しています。
また、HPも開設しています。定期的に教頭先生が更新していますので、ぜひご覧ください。
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