各インクと各手帳・ノートの裏抜けチェック表 ◎：裏抜けなし ○：裏抜け１０%以下 1 № メーカーインク名色系統種類 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 モンブランモンブランモンブランモンブランモンブランペリカンペリカンミステリアスブラック黒 BB 青 BB 緑緑青 BB 緑紺黒赤あお BB BB BB 赤黄色赤朱茶灰緑青赤黒黄緑黄緑茶紫緑緑黒 BB 黒水色水色青青黄色染料古典BB 染料古典BB 染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料染料エーデルシュタインエーデルシュタインエーデルシュタインエーデルシュタインエーデルシュタインローラ＆クライナーミッドナイトブルーロイヤルブルーブルーブラックアイリッシュグリーングリーンロイヤルブルータンザナイトアベンチュリンサファイアオニキスルビーレッド青騎士ブルーブラックブルーブラックシェーファーパーカーウォーターマンミステリアスブルーウォーターマンレッドプライベートリザーブバターカップパイロット赤パイロット色彩雫土筆パイロット色彩雫霧雨パイロット色彩雫深緑パイロット色彩雫深海パイロット色彩雫紅葉パイロット色彩雫竹墨パイロット色彩雫竹林色彩雫つゆひかりパイロットオリジナル牡蠣殻オリジナルＹＹグリーンオリジナル黒豆カーボンブラックプラチナパイロットブルーブラックパイロットブラックエルバンアズールルビナートターコイズ KOBE Ink物語フェルメールブルー KOBE Ink物語インディゴブルー KOBE Ink物語ムーンイエロー評価総評と私的見解 2 フランクダビンチリンプランナー ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × ◎ ◎ × △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ カーボン ◎ 古典BB ◎ 染料 ◎ 染料 ◎ 染料 ◎ 染料染料染料この紙の薄さてこの結果は驚きで、ほぼ日手帖のトモエリバーと双璧。若干にじみ気味だが書き味も悪くない、ダイゴー商品。 × × △ × × × × × × × × × × × × × × × △ △ × × △ × × × 〇 △ × × インク種類よりインク量に影響される。水性インクについてはあまり対象としていない方針と思われる。 △：裏抜け10％∼20％ 3 クオバディス ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ システム手帳リフィールはLIFE同様に絶対王者の紙質だが、紙厚が好みの分かれるところ。 4 5 6 高橋手帳ダイゴーコクヨ澪〇 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 〇 ◎ ◎ 〇〇 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 信頼できる手帖。ページの下段と中央（とじしろ側）が裏抜けする傾向があるのが残念だが、一部なので気にしなければ問題ない。 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 〇 ◎ ◎ ◎ ◎ 他社が見習って欲しいと思うぐらいの紙質とこすとパフォーマンス。あとはちょっと昭和しているデザインが好みの分かれる所だ。 △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 〇 × × △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 〇 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 〇 ◎ 〇 ◎ ◎ 紙質におけるコストパフォーマンスは一番。若干湿度やページによって裏抜けする場合がある。 7 ×：裏抜け30％以上 8 ミドリ MD手帳 Handy pick ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 絶対王者の紙質。書き味にこだわったというが好みの分かれるところ。 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 澪に比べれば少し高いが髪質は絶対王者に近く信頼できる。細字なら裏抜けはまずしないと思われる。 9 10 システム手帳リフィール 11 超整理手ロディアモレスキ帳ノート版ン × × × × × × × × × × × × △ × × × × × × × × × × × × × × × × × 機能とスピード優先の考えから、万年筆等の水性インクは対象としていない方針と思われる。 △ ◎ ◎ ◎ ◎ × 〇 × × △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 〇〇〇〇 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 細字であれば、もう少し結果がよくなる。多少の裏抜けは気にしないのなら、モレスキン代わりには万年筆で使える商品。 × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × 水性インクについては対象としていない方針と思われる。又は片面記載の考え方かもしれない。 12 真摯なノート × ◎ ◎ ◎ ○ × ◎ × △ △ ◎ × ◎ ◎ 〇〇〇 ◎ 〇〇〇 ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ 書き味にこだわり良い書き味（好みによる）だが、パーソナルの方が裏抜けしないのは落胆。 13 アピカパーソナル ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 絶対王者の紙質、安心して選べる。（油性マジックは裏抜けするがそれは論外）枚数が中途半端なのが残念。 14 15 16 手帖系 17 18 マルママルマンコクヨン・ Muemos 無印良品ＥＤＩＴキャンパ Boston yne スノート note △ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ △ △ △ ○ ◎ ◎ △ △ ◎ ◎ 〇 ◎ ◎ 〇〇〇 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 万年筆の為のと吸い取り紙まで付いているノートなのに、この結果は少々お粗末。書き味は確かに良いが万年筆ではスキップしやすく好みの分かれるところ。 × △ × ◎ × × × × × △ Ｘ × △ × 〇 × × × × × △ △ × × Ｘ〇 × × × △ △ × × 書き味はいいのだが、ボールペンが対象で、水性は考慮されていないと思うしかない結果だ。書き味が言いだけに残念。 × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × 水性ペンに対しては全く考慮されていないので使えない。完全な油性ボールペンと鉛筆系しか対象としていないようで、万年筆は論外。 × △ △ × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × △ △ × × 水性ペンに対しては全く考慮されていないので使えない。完全な油性ボールペンと鉛筆系しか対象としていないようで、万年筆は論外。 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 枚数とサイズの問題の好みだけで、紙質は絶対王者だ。ノート系 19 20 21 22 23 コクヨ方眼リスシオワンツバメノート LIFE Rollbahn ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 〇〇 ◎ ◎ ◎ ◎ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 神経質に見ると若干の不安があるかもしれないが、絶対王者の紙質は間違いない。 × ○ △ ○ ○ × △ × × Ｘ〇 × ○ × ◎ △ × × × △ ○ ○ ◎ × × × ◎ 〇 ◎ × ◎ ○ ◎ ◎ ◎ × × 万年筆をのうたい文句の割りにあまりにも裏抜けして原稿用紙以下でお粗末といわざるおうえない。 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 絶対王者の紙質、安心して選べる。（油性マジックは裏抜けするがそれは論外）あとは表紙デザインだけ？フルース紙使用。 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 絶対王者の紙質で、安手帖・ノートと全ての商品で安心して選べる。紙厚と書き味の好みは個人差。 △ × × × × × × ○ × ◎ ○ ○ × × × × × × × △ × △ 〇 × × × △ △ △ △ 想像よりは意外と裏抜けする種類があった。ペンの太さと使用するインクで好みが分かれてきそうだ。たまたまその時の紙の湿度によって滲んだり同じページの位置によって違う結果が出たものも含め平均として結果を出している。この結果から見ると基本的に裏抜けしない紙質の物はインク種類を問わず裏抜けしないもの、インクの種類で一部裏抜けする、大半が裏抜けする、水性筆記具を対象としていないという４つに分類されるようである。特に色彩雫やエーデルシュタインやモンブランのブラック等のインクは高性能なので裏抜けしやすい傾向にある。古典でも染料系でもブルーブラックは以外に裏抜けしないのが結果でわかってこれも意外である。細字で書けばもう少し全体的に結果は良い方向になると思うが、基本的にミドリ系統（黒も含む）は文字太さに関係なく裏抜けしやすい傾向にあるようだ。裏抜け、書き味、枚数・・・この表で傾向が見えて実験していない手帳やノートも想定できると思う。メーカーとしてどの製品をとっても裏抜けしないと言うところは、ここで見えてくると思う。製品で裏抜けがバラ付くメーカーは考えて欲しい。コクヨ・ミドリノート・ＬＩＦＥ・ダイゴーが四天王のようで、トモエリバー紙、ＯＫフールス紙が群を抜いて性能が良い紙のようである。尚、各個人でこの結果と違う物があればそちらを優先してほしい。あくまで選択の目安とするためのデーターベースであり各品の品質の上下を比較したものではない。またつけペンによる実験が多いので実際の万年筆で細字系で書くと全体的に１ランク上がる可能性はあるが基本的に裏抜け傾向は大きくは変化しないようである。