オゾン層破壊の現状と対策について一班（メンバー：大下、北台（発表者）、澤井、野村、松田）主な環境問題 • • • • • • 大気汚染、酸性雨酸性雨で溶けたブロンズ像水質汚染、土壌汚染オゾン層破壊地球温暖化、海面上昇、凍土融解生物多様性の減衰、生態系の破壊オゾンホール土地の開発、大規模な森林の伐採砂漠化した土地オゾン層オゾン層による紫外線遮断近年のオゾン層の減少 40％以上減少オゾンホールの発生紫外線増加による被害 • 人間の健康皮膚ガン、白内障、抗体異常の増加 • 農作物不稔率の増加、病虫害に対する抵抗力の衰弱 • 水中の生態系植物プランクトンの減少とこれに連なる食物連鎖系の崩壊オゾン層を破壊する主な原因：フロン地上フロン発生拡散成層圏紫外線フロン Clを放出Ｃｌ＋Ｏ3 → ＣｌＯ＋Ｏ2 ＣｌＯ＋Ｏ → Ｃｌ＋Ｏ2 フロンの主な用途フロン（1928年に発明） •無臭、不燃、無害、非常に安定 •使用に便利、コストも安い • 冷却用エアコンや冷蔵庫・ジュースなどの自動販売機の冷媒 • 洗浄用クリーニングや精密機器・半導体の洗浄溶剤 • 発泡用発泡スチロールや発泡ウレタンなど梱包材や断熱材 • エアゾール用プレーなどの充填用各国のフロン対策① In オーストラリア Slip，Slop，Slap&Wrap スリップ、スロップ、スラップ、アンド、ラップ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 長袖を着ること、日焼け止めローションを塗ること、帽子をかぶること、サングラスなどで目を覆うこと各国のフロン対策② •「バーンタイム」についての注意報を流す、公園や幼稚園、プールには直射日光を避けるためのテントを設置（オーストラリア、アメリカ、ブラジル、ドイツなど） •「サン・ワイズ・スクール・プログラム」という紫外線教育を実施（アメリカ） •政府がオゾン層破壊に関して分かりやすく解説した小冊子を国民に無料配布（スウェーデン） •フロン放出に対して高額の罰金制アメリカ（2万5000ドル）、ドイツ（5万マルク）、イギリス（2万ポンド）など日本のフロン対策日本特定フロン回収率（1999年） •家庭用冷蔵庫：27％ •業務用エアコン：56％ •カーエアコン：18％ ※欧米諸国（1990年代） •フロン処理に対する法律を整備 •メーカーなどにフロン処理を義務付けユーザーの費 •家電リサイクル法（2001年施行） •自動車リサイクル法（2004年施行予定）用負担を義務づけるなどを制定家電リサイクル法￥エアコン 3 , 6 7 5 ￥テレビ 2 , 8 3 5 リサイクル料金例エアコン：3675円冷蔵庫：4830円テレビ：2835円冷蔵庫：2520円 ※（大型冷蔵庫の場合、フロン回収などに手間が掛かるため、処理には1万円程度を要する）個人的に出来ること •フロンを使用しているものは出来るだけ長い間使う •捨てるときはフロンの回収をする •購入時はノンフロン製品を指定する •自動販売機は利用しない •断熱材に硬質フォームを使用しない •企業や自治体にフロン規制や対策を呼びかける