予防のためには・・・ 消毒液の作り方

 ノロウイルスによる食中毒は冬に多く発生します。
このウイルスは人の腸内で増え、感染した人の便や吐物から大量のウイルスが排出され
るため、用便後や吐物の処理をした後の手洗いが不十分だと手から食品を汚染し、それを
食べることによって感染してしまいます。
予防のためには
予防のためには・・・
のためには・・・
○手洗いをしっかりしましょう!
外出先から帰った後やトイレ
トイレの
調理前
トイレの後、調理前には、流水と石鹸で丁寧に手を洗いましょう。
○食品はしっかり加熱しましょう!
ノロウイルスは比較的熱に強いので、食品は中心部まで85
85℃
85℃以上で
以上で1分以上加熱しま
分以上
しょう。
○調理器具は洗浄後に消毒しましょう!
※
調理器具などは使用後に洗剤と流水でよく洗い、その後、熱湯消毒
熱湯消毒や
熱湯消毒や消毒液 を利用し
利用し
て
て消毒をしましょう。
消毒
○二次感染に注意しましょう!
吐物の処理をする際は、窓
窓を開けて換気
エプロン・
けて換気をした上で、エプロン
換気
エプロン・マスク・
マスク・ゴム手袋
ゴム手袋をす
手袋
るなど自分にウイルスがつかないようにしましょう。廃棄の際は、袋
袋の中で吐物を
吐物を消毒
液※に浸して廃棄
して廃棄しましょう。
消毒液の作り方
消毒液は、業務用の次亜塩素酸ナトリウム、または家庭用の塩素系漂白剤
を水で薄めて作ります。
食器やカーテンなどの消毒や拭き取り、嘔吐物の廃棄の際などに活用しましょう。
食器・カーテンなどの
消毒や拭き取り
200ppmの濃度の塩素液
製品の濃度
液の量
水の量
5ml
12%(業務用)
おう吐物などの廃棄
(廃棄物を袋の中で浸す)
1,000ppmの濃度の塩素液
液の量
25ml
2L
(ペットボトルキャップ1杯分)
2L
(ペットボトルキャップ5杯分)
10ml
6%(家庭用)
50ml
2L
(ペットボトルキャップ2杯分)
水の量
2L
(ペットボトルキャップ10杯分)
▼皆さんからいただいた6月~12月分の報告の概要です。
報
告
月
6月分
7月分
8月分
9月分
報告モニター
人
数
29名
29名
28名
29名
29名
29名
28名
ー
報告ボランティア
人
数
6名
3名
5名
7名
4名
4名
6名
ー
80店舗 79店舗 76店舗 99店舗 74店舗 80店舗 87店舗
575店舗
報 告 店 舗 数
指 摘 店 舗 数
8店舗
指 摘 品 目 数
10品目
4店舗
10月分 11月分 12月分
合 計
5店舗
4店舗
2店舗
4店舗
5店舗
32店舗
7品目 11品目
6品目
3品目
6品目
8品目
51品目
農産物
8品目
7品目
9品目
6品目
3品目
6品目
7品目
46品目
畜産物
0品目
0品目
0品目
0品目
0品目
0品目
0品目
0品目
水産物
2品目
0品目
2品目
0品目
0品目
0品目
0品目
4品目
その他
0品目
0品目
0品目
0品目
0品目
0品目
1品目
1品目
不適正表示確認
店
舗
数
1店舗
1店舗
1店舗
0店舗
0店舗
1店舗
1店舗
5店舗
不適正表示確認
品
目
数
2品目
2品目
4品目
0品目
0品目
3品目
1品目
12品目
指 摘
品 目
の
内 訳
<表の見かた>
報告店舗数 : 皆さんが訪問して報告いただいた店舗の数です。
指摘店舗数 : 皆さんが訪問した店舗のうち、不適正な表示を確認したと報告いただいた
店舗の数です。
指摘品目数 : 皆さんが訪問した店舗で、不適正な表示を確認したと報告いただいた商品
の数です。
不適正表示確認店舗数 : 皆さんからの報告をもとに県が調査を行った結果、実際に不適
切な表示が確認された店舗の数です。
不適正表示確認品目数 : 皆さんからの報告をもとに県が調査を行った結果、実際に不適
切な表示が確認された商品の数です。
販売店での 確認と 指導を行いました
皆さんからいただいた報告をもとに、食料品販売店での表示の確認、指導を
行いました。10月~12月の指摘内容は「商品名・原産地表示がない」「P
OPと商品で原産地が異なる」というものでした。
指摘のあった店舗には確認を行い、適正な表示を行うよう指導しました。
定期報告ありがとうございました
定期報告ありがとうございました
▼皆さんからいただいた10月分の定期報告です。たくさんの貴重なご意見あり
がとうございました。
モニター活動を始めるようになって産地やPOPに書いてあることを
しっかり読むようになりました。また、お店側でも工夫して表示して
いるのが分かるようになりました。
モニターとして活動する前は、何となく見ていた名
称・原産地名でしたが、改めて確認するとお店によっ
て仕方に違いがあり、確認に時間がかかったり、判断
に迷うときがありました。迷ったときは、ハンドブッ
クなどを参考にモニターしました。
どうしても売り場に立ち止まり1商品を見ている時間が長かったり
するので、他のお客さんの迷惑にならないようにと気を使ってしまい
ます。
せっかく適切に表示さ
れているのに、その上か
ら値引きシールを貼って
表示を読めなくしてしま
うケースが少なからずあ
ります。
何のためにこうした表
示の制度があるのか店員
一人一人にまで周知して
いないためではないでし
ょうか。
青果の一部ですが、生産者の名前
と顔写真を表示しているお店があり
ます。消費者としては、顔が見える
のは、安心できて大変良いことだと
思います。
家族と一緒に買い物に行く時は表
示を見て一緒に選ぶようになりまし
た。いろいろ考える機会を持てるよ
うになっています。
次の定期報告は3月の月例報告と合わせて 4月5日(厳守)
までに忘れずに提出くださるようお願いします。
食品表示テスト
問題1 生鮮の水産物について、「養殖」と「天然」の表示は とされています。
①「養殖」の場合のみ義務 ②「天然」の場合のみ義務 ③ どちらも義務
問題2 「牛乳」と表示できるものは、生乳 のもののみです。
① 100% ② 70%以上 ③ 50%以上
問題3 もやしは、 が原産地となります。都道府県名、市町村名など一般に知
られている地名を記載します。
① 原料となる種子の産地 ② 栽培した場所 ③包装した場所 ★答え★
問題1 ① 問題2 ① 問題3 ②
食品安全衛生課からのお知らせ
食品安全衛生課からのお知らせ
◆ 平成25年度適正表示ボランティアを募集します!
今年度活動していただいたモニター、ボランティアの方を対象に、4月から平成25
年度の適正表示ボランティアを募集いたします。4月になりましたら「ボランティア
登録のお願い」を送付致しますので、御協力お願いいたします。
◆ 謝礼振込先確認について
第2回研修会時モニターの皆様よりお振込先を提出いただきましたが、提出いただい
た口座に変更や間違いがありましたら、下記連絡先までご一報くださるようお願いい
たします。
【連絡先】
山形県環境エネルギー部 危機管理・くらし安心局 食品安全衛生課
食品衛生企画担当 北浦 ・ 大友
〒 990-8570 山形市松波 2-8-1 TEL : 023-630-2621 FAX : 023-624-8058