お客様ご導入事例集（シンクライアントソリューション）同志社大学様 76 同志社大学様シンクライアントソリューション【お客様概要】同志社大学今出川校地〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入京田辺校地〒610-0394 京田辺市多々羅都谷1-3 http://www.doshisha.ac.jp/ 同志社ローム記念館同志社大学は、1875年に同志社英学校として設立。以来、「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」という３つの理念のもと、個性的で特色ある教育事業を展開しています。時代に即応した様々な改革に積極的に取り組む同志社大学では2010年9月、京田辺キャンパスの「同志社ローム記念館」内PCエリアにネットブート型シンクライアントを導入。最新のOSであるWindows７とスタイリッシュなノートパソコンタイプという組み合わせで、オープンスペースのシンクライアントを構成する事例はまだあまり例がありません。今回、この新しいしくみの実現にチャレンジする機会を得たのは、パナソニックインフォメーションシステムズ（以下、パナソニックIS）です。１大学のブランドイメージにふさわしい、洗練されたPCエリアをつくりたい！最新鋭＆スタイリッシュ。利用者の期待を裏切らない施設・サービスを提供したい。２自由に使えるPCエリアのサービス提供効果を最大化したい！自由こそPCエリア最大の特長。管理はしっかりしながらも、メンテナンスによるサービス停止は最小限に抑えたい。同志社大学京田辺キャンパスの情報教育の中心は、正門のすぐ横にある「同志社ローム記念館」。グラウンドフロアには、マルチメディアコンテンツを製作する施設である「マルメディアラウンジ」、さまざまなイベントで多くの学生や学外の人たちで賑わう「劇場空間」。学生たちの待ち合わせ・休憩スペースとしても人気が高いこの建物の１階に、PCの自由な利用をめざした「PCエリア」があります。「ここは教室などと違い自由に使えるので、ちょっと時間が空いたときの利用が多いですね。こうした利用シーンにあわせ、雰囲気やレイアウトの工夫も大事なのです」と、教務部情報支援課情報支援係長の野田宣彦氏は説明します。レイアウト変更後は、同志社大学のブランドイメージにふさわしい、より洗練されたスタイリッシュな空間にリニューアルされる予定です。このPCエリアのパソコンは4年に1度新機種に入れ換えており、今回の更新企画は2009年春ごろからスタート。シンクライアントについて調べていくうちに利用者の利便性を維持したまま運用管理の強化ができる点に注目したといいます。パソコンには管理がつきものです。一般的なパソコンであれば “ユーザデータの消去”や“セキュリティパッチ”などを頻繁に行う必要が生じます。「PCエリアのパソコンは学生が必要なときに必要なだけ使ってほしい。メンテナンスのために、丸一日利用できないなどということは極力避けたかったのです」と野田氏は語ります。一方、今回の更新を機に、同志社大学はWindows7を導入。さらに、レイアウト変更を前提にクライアントにはノートパソコンを選択しました。情報支援係の今井実子氏は「使いやすい環境づくりは重要なポイントだと考えています。以前、デスクトップ型パソコンの移設で大変な苦労をしています。ノートパソコンであればそうした苦労が少なからず軽減でき、理想の利用環境により近づけると考えました」と語ります。「今だから言えますが、シンクライアントという言葉を初めて聞いたときは“新クライアント”という意味かと勘違いしました」と野田氏は笑います。結果としてこの取り組みは、ノートパソコン型ネットブートシンクライアントで Windows ７という新スタイルを実現する、まさに“新クライアント”なチャレンジとなったのです。パナソニックインフォメーションシステムズ株式会社 76 １シンクライアントソリューション同志社大学様管理の強化とメンテナンスの工数減を同時に実現！サービスレベルは維持しつつ、運用管理の強化に成功！裏方のメンテナンスの工数を減らしながら、学生が使いたいときに使える自由度もアップ！２ノートパソコン＆Windows7による画期的なシンクライアント構成を実現！柔軟性と革新性をあわせ持つシステム構成にチャレンジ。新しい可能性を切り拓いた！ 2010年4月から構築に着手。導入台数は30台。規模としてはさほど大きくありませんが、今までにないチャレンジです。パナソニックIS では、このチャレンジを成功させるべく、通常の検証項目にさらに１０項目を加え検証を実施。サービス提供時間の管理については、パナソニック IS が開発したシンクライアント管理システム「Netkaleido(ネットカレイダ)」のスケジュール機能で解決しました。そして2010年9月、秋学期のスタートと同時に、シンクライアントでのサービス提供がスタートしたのです。運用開始から3ヶ月。「（コストに関する）メリットを実感できるのはこれから」と野田氏は話します。月1回以上、1回ごとに丸1日かかっていたというメンテナンスは1時間程度にまで短縮し、稼働率の向上につながっています。今井氏は「利用者へのデメリットはありません。むしろサービスアップにつながった」と説明します。サービス提供時間のシステム管理にも効果を感じている様子。情報支援係の根來川(ねきがわ)新太氏は「PCエリアのパソコンは、いろんな人が、いろんな用途で使うもの。それを妨げることなく私たち自身で一括管理できるようになったことが大きい」と、その効果を強調します。 Netkaleidoは管理ツールとしてさまざまな機能を備えています。今後、ログツールによるアプリの稼働状況や利用時間帯の分析などを用いれば、より戦略的な情報システム企画立案への効果も期待できそうです。教育支援機構教務部情報支援課情報支援係教育支援機構教務部情報支援課情報支援係長教育支援機構教務部情報支援課情報支援係今井実子様野田宣彦様根來川新太様今後の展望インタビューの最後、野田氏は「シンクライアントの効果を見ていると、PCエリアから範囲を広げて、新たなチャレンジも考える余地があると思います」と今回の効果に基づいた今後の展望を語ってくれました。シンクライアントはブートイメージ※の変更が容易であることも大きなメリット。担当営業からひとことこの利点を活かせば、オープンキャンパスでは、キャンパスライフをイメージしやすいブートイメージを配信するなど、同志社ローム記念館という建物の特性や用途にあわせた活用につながりそうです。パナソニックISも、このような提案を今後も積極的に続けてまいります。営業本部西日本ソリューション営業部本山操子今回のＰＣエリアは、同志社大学様の大学生だけが利用するのではなく、学校法人同志社諸学校の学生にも開放されたオープンスペースです。これまでの運用では意識していない利用者まで想定したＰＣ管理を必要としました。しかし、弊社のNetkaleidoシステムマネージャのスケジュール機能を活用することで、このようなニーズにも対応でき、キャンパスにおけるシンクライアントの活用範囲を拡大する良い事例ができたと喜んでいます。 ※ブートイメージシンクライアントサーバからクライアント（PC）にネットブートしてくるシステム構成イメージのこと。（取材は2010年12月9日） ●お求め、ご相談は・・・ ※本パンフレットに記載された社名および商品名などは、それぞれ各社の商標または登録商標です。 ※本パンフレットの記載内容は平成24年7月現在のものです。内容および対象商品については、予告なく変更する場合があります。本社東京支社東日本第一営業所東日本第二営業所開発営業部中部営業所西日本営業所九州営業所〒530-0013 〒105-6022 〒105-6022 〒105-6022 〒105-6022 〒450-8611 〒530-0013 〒810-8530 大阪市北区茶屋町19-19 東京都港区虎ノ門4-3-1 東京都港区虎ノ門4-3-1 東京都港区虎ノ門4-3-1 東京都港区虎ノ門4-3-1 名古屋市中村区名駅南2-7-55 大阪市北区茶屋町19-19 福岡市中央区薬院3-1-24 【商品の情報やお問い合わせは】 http://is-c.panasonic.co.jp/ TEL(06)6906-2801 TEL(03)4335-9540 TEL(03)4335-9546 TEL(03)4335-9556 TEL(03)4335-9546 TEL(052)561-3120 TEL(06)6377-0050 TEL(092)523-9730 YYB00081 Copyright(C) 2012 Panasonic Information Systems Co.,Ltd. All rights reserved.