お客様ご導入事例集( チケッティングシステム ) 森ビル株式会社 様 72 チケッティングシステム (六本木ヒルズ 東京シティビュー) 森ビル株式会社 様 【お客様概要】 森ビル株式会社 〒106-6155 東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー http://www.mori.co.jp/ 森ビル株式会社(以下、森ビル)は、都市開発をはじめ、不動産賃貸・管理、文化事業などを手がける総合ディベロッパー。「六本木ヒルズ」 など、都市・自然・文化が共生する街づくりでおなじみです。 その六本木ヒルズの展望台「東京シティビュー」では、2009年7月、チケット販売管理システム(以下、チケッティングシステム)を導入。 ソリューション提案とシステム構築を担当したのは、パナソニック インフォメーションシステムズ(以下、パナソニックIS)です。 1 チケット発券のスピードをアップさせたい! 相次ぐトラブル。お客さまにお待ちいただく時間を少しでも減らしたい! 2 チケット券種の管理やデータ収集を効率化したい! 無限大に増えるチケット券種を記録しきれないシステム。毎日のデータ収集方法も課題。 「2008年春ごろから、それまで使用していたチケット発券システム にサーバダウンなどの不具合が目立ちはじめました。そこで、その 夏から新システムの検討を始めたのです」と語るのは、森アーツセ ンター東京シティビューの橘英輔氏。 東京シティビューの来場者数は年間130~150万人。平日で2~3千 人、休日になれば6~7千人にも及びます。チケットブースの運営 に携わる株式会社コングレの佐藤順子氏は「従来のシステムは発 券速度が遅かったですね。フリーズして、お客さまがいらっしゃるの にチケットを発券できないこともありました」と語ります。森アーツセ 森ビル株式会社 森アーツセンター 東京シティビュー 洞田貫 晋一朗 様 ンター東京シティビューの洞田 貫晋一朗氏も「チケットを発券で きないという最悪の事態を回避 するために、すべての仕事を中 断して飛んでいっては直し、飛ん で行っては直す・・・の繰り返し。 かなりの負荷がかかっていまし た。」と当時を振り返ります。 旧来のシステムにはそのほかに も問題がありました。 そのひとつは、チケット券種の管 理。 東京シティビューは、各種優待 や割引制度の組み合わせなど で、券種は増える一方。 「変更の頻度も高く、設定できる 券種の数を1年間で使い切り、過 去のデータを上書きせざるを得 ない状況でした」(洞田貫氏)。そ して、発券データの集計。「毎日 20 分 以 上 かけて手入力し てい た」(橘氏)というデータ管理の効 率化が大きな課題でした。 森ビル株式会社 森アーツセンター東京シティビュー 運営グループ 副主務 橘 英輔 様 新システムの導入にあたって、必須条件としたのは①従来のチ ケット発券手順を踏襲したうえでチケット発券速度をアップする ②リアルタイムでの売上状況の把握やCSVでの売上データ出力 を行う、の2つ。「かなりのカスタマイズをしなければ実現できない 条件でしたが、最もフレキシブルに対応できたのがこのシステム だったのです」(橘氏)。 パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 72 1 チケッティングシステム 森ビル株式会社 様 お客さまにお待ちいただく時間を大幅短縮! 繁忙期に効果を実感。チケット発券がスムーズになり、行列が明らかに短くなった! 2 チケット発券データの効率的な管理を実現! チケット管理もデータ収集も大幅に効率化。臨機応変な対応が可能に! 数社からの提案の後、2008年冬、パナソニックISがシステム構築と 導入を担当することが決定しました。このチケッティングシステムは、 券種の設定が無制限にでき、色分けなど表示の工夫が可能。また、 最短1ヶ月という短期導入を実現できることも特長のひとつですが、 「繁忙期の導入を避け、システム入れ替えと同時にチケットデザイ ンも一新することになった」(橘氏)ため、最終的な稼動開始は2009 年夏となりました。 システムの導入にあたっての研修もスムーズだったといいます。 「チケットブース担当は約50名おり、シフト制で勤務しています。従 来のシステムの画面とそれほど違いもなく、さらにボタンの色づか いなど使い勝手への配慮が優れており使いやすいという声が多 かったです。戸惑う場面もトラブルもなく研修を終え、本番稼動を迎 えることができました」と佐藤氏。 導入から約1年。その導入効果について、橘氏は次のように語りま す。「事務所にいながら、リアルタイムでチケット販売状況を把握で きるようになって、ピーク時にブースを増やすといった対応を臨機 株式会社コングレ スタッフ事業部 六本木ヒルズ担当 佐藤 順子 様 応変にできるようになりました。 それまでは現場からの連絡を 待つか、予めブースの前に立っ ておいて“何かあったら連絡す る”くらいしか手段がなかったの で、ありがたいです。」 お正月、ゴールデンウィークな ど何度か繁忙期を経験し、ます ます効果を実感したという各氏。 特に効果が明らかだったのは 担当SEからひとこと 2010 年 の ゴ ー ル デ ン ウィークだったといいま す。 「通常チケットブースは3 つですが、ピーク時は7 つのブースをフル稼働さ せ、1時間あたり2,500枚 以 上 ( 約 18,000 枚 / 日 ) チケット発券指示画面 のチケットを発行し ます。今年のゴールデンウィークは、開業初年度以上の大変な来 場者数だったのですが、明らかに例年よりも早い処理ができてい ました。発券待ちの列が以前より格段に短くなりましたね」(佐藤 氏)。データ処理と同じく悩みの種だったチケット券種の管理も問 題なくできているそうです。 「パナソニックISさんは、当社の状況をよくご理解いただいていた ので、とてもコミュニケーションがとりやすかったです。 多少の無理もお願いしましたが、それも受け入れて頂きました。 今後も、さまざまなお客さま の多様なニーズを満たせる よう、いろいろな仕組みを 考えていきたいですね。」と 語ってくれた橘氏。当社も、 さらなる利便性アップに向 けた新しい仕組みづくりを お手伝いしてまいります。 チケット発券プリンタ システムソリューション事業部 岡本 崇彦 当社として初めての発券システム導入案件でしたが、非常にスムーズに稼動までこぎつけることができました。 森ビル様のみならず、ベンダー各社、現場に関わったSEや営業の個人レベルでも、満足のいく結果が得られま した。本案件に携われる機会にめぐり合えたことに★感謝★です! (取材は2010年6月1日) ●お求め、ご相談は ・・・ ※本パンフレットに記載された社名および商品名などは、それぞれ各社の商標または登録商標です。 ※本パンフレットの記載内容は平成24年7月現在のものです。内容および対象商品については、予告なく変更する場合があります。 本 社 東 京 支 社 東日本第一営業所 東日本第二営業所 開 発 営 業 部 中 部 営 業 所 西 日 本 営 業 所 九 州 営 業 所 〒530-0013 〒105-6022 〒105-6022 〒105-6022 〒105-6022 〒450-8611 〒530-0013 〒810-8530 大阪市北区茶屋町19-19 東京都港区虎ノ門4-3-1 東京都港区虎ノ門4-3-1 東京都港区虎ノ門4-3-1 東京都港区虎ノ門4-3-1 名古屋市中村区名駅南2-7-55 大阪市北区茶屋町19-19 福岡市中央区薬院3-1-24 【商品の情報やお問い合わせは】 http://is-c.panasonic.co.jp/ TEL(06)6906-2801 TEL(03)4335-9540 TEL(03)4335-9546 TEL(03)4335-9556 TEL(03)4335-9546 TEL(052)561-3120 TEL(06)6377-0050 TEL(092)523-9730 YYB00077 Copyright(C) 2012 Panasonic Information Systems Co.,Ltd. All rights reserved.
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