都市大シンクライアントシステム概要情報基盤センターSCでは、2014年度夏のPCリプレイスで、シンクライアントシステムを導入しました。画面表示マウス・キー操作 OS起動アプリ起動計算従来のファットクライアントとは異なり、アプリケーションの起動や計算は全てサーバー上で行われ、手元のPC（シンクライアント）ではマウス操作・キー入力の伝達や画面表示などの最低限の処理のみが行われます。シンクライアントシステムの電源ONから電源OFFまでの具体的な動作については、次頁以降を参照してください。都市大シンクライアントシステム動作概要① 電源OFF時手元のPC 電源ON 画面転送の開始利用時 ON 電源が入ると画面転送の受信などに必要な最低限のOS（以下シンクラOS）が立ち上がるシンクラOSが起動すると、サーバー上の仮想端末（Windows8.1）に自動的にアクセスし、画面転送が開始される。仮想端末は起動した状態で待機仮想端末は、現在利用の無い端末が自動で割り当たる。サーバー上で処理された結果が画面上に表示される。利用方法はファットクライアントと同じサーバー仮想端末は起動した状態で待機アプリケーションの起動や計算などはすべてサーバー上で行われる。都市大シンクライアントシステム動作概要② サインアウト時サインアウト完了後手元のPC 電源OFF OFF 終了時は、サインアウトを選択する。サインアウトすると、仮想端末との接続が切れる。【ノート型の場合】再接続の確認画面が表示され、「再試行」をクリックすると別の仮想端末に再接続される。【デスクトップ型の場合】自動的に別の仮想端末に再接続される。【ノート型の場合】前項の再接続の確認画面でキャンセルボタンを押すと自動的に電源が切れる。または、電源ボタンを長押しすると電源が切れる。【デスクトップ型の場合】電源ボタンを長押しすると電源が切れる。サーバーサーバー上の仮想端末がサインアウトされる。サインアウトされた仮想端末は、リフレッシュ処理され、再度サインイン画面での待機状態に戻る。仮想端末は、起動完了した状態で待機となる。都市大シンクライアントシステム動作概要③ ～動作途中の電源OFF やネットワーク遮断～利用中に電源ボタン長押しでOFFにした場合利用中にネットワークが切れた場合エラー手元のPC サーバーと通信ができません。手元のPCの電源が落ち、サーバーとの接続が切れる。ネットワークが切断されると、サーバーとの接続が切れた旨のエラーメッセージが表示され、一切の操作ができなくなる。サーバー接続が切れると、仮想端末は、サインアウト・リフレッシュ処理され、再度サインイン画面での待機状態に入る。ネットワークが切断された後、再接続を待つが、時間内に再接続が無いと、サインアウト・リフレッシュ処理され、再度サインイン画面での待機状態に戻る。