自然学類計算機室の 管理・運営について

自然学類計算機室の
管理・運営について
人文・数理等教育研究支援室
(数学系)鶴見 明
システム構成
(平成15年1月現在)
 Solaris サーバー (Newton)
GP7000S MODEL 45(富士通) 36GB
 Solaris サーバー
GP7000S MODEL 10(富士通) 12GB
 Windows 2000 サーバー
PowerEdge 1500sc(DELL) 54GB
 Windows 2000 サーバー
Endeaver Pro600L(EPSON DIRECT) 40GB
 Windows ワークステーション
FMV-6400DX(富士通) 6GB
システムの概要
 1999年9月
 サーバー
Solaris 2.6
Windows NT
 クライアント
FreeBSD
Windows NT ワークス
テーション
 2001年4月~
 サーバー
Solaris 8
Windows 2000サーバー
 クライアント
Vine Linux
Windows 2000 プロ
フェッショナル
デュアルブート(1)
クライアントの起動時に選択
(デフォルトは Windows)
Windows 2000 Professional 又は
Vine Linux 2.5
デュアルブート(2)
 Windows 2000
 Vine Linux 2.5
クライアントをVine
クライアントを
Windows 2000
Linux とした時、
Professionalとした時、
Solaris サーバーとに
NFS(ネットワークファイルシ
サーバーからユーザープ
ロファイルを転送する
ステム)を構成し、ホーム
(移動プロファイル)
ディレクトリをマウントする
ユーザー登録
Windows 2000サーバーとSolarisサーバーとに
同一ユーザー名で登録している
(サーバーごとに、個別に行っている)
Windows 2000サーバーとSolarisサーバー間で
のパスワードは、SFU(Service for UNIX)
を用いて同期をとっている
サーバー
 Windows 2000 サー
バーシステム
Active Directory
ユーザープロファイル
 Solaris サーバーシステム
NIS
DNS
ホームディレクトリ
メール
www
管理組織
自然学類長
自然学類計算機委員会
(数学、物理、化学、地球科学)からの計算機委員
大学院生、学群学生等
自然学類管理連絡会議
(管理スタッフによるミーティング)
(ほとんど毎週、金曜日、19:00より開催)
ミーティングの概要
 平成13年度
 34回のミーティングが
行われた。
 事案数は172件
 参加スタッフ数
のべ220人
 平成14年度
 29回のミーティングを
行っている
 事案数は116件
 参加スタッフ数
のべ178人
(平成15年1月15日)
主な検討項目1
4月5日(金)
Vine Linuxのバージョンアップ
2.1.5 ーー>2.5
クライアントの雛型を作成し、
インストールを行った。
(Norton Ghostを使用した)
主な検討項目2
4月12日(金)
スタッフメーリングリストの作成
自然学類計算機利用申請書について、
数字の0と文字のO、
数字の1と文字のl(エル)
判読トラブルがあった。
主な検討項目3
4月19日(金)
 IE(Internet Explorer)で、natureドメインの
外のwww参照不可となった。ーー>プロ
キシサーバのLogが大きくなってしまった
為、Squidのプロセスが停止した。ーー>
Logをローテーションするように変更した。
主な検討項目4
 5月10日(金)
授業で使用する GIS(Geological
Information System)ソフトウェアの
インストールの依頼があった。ーー>
15日(水)に実施した。
主な検討項目5
5月24日(金)
Sun Microsystemsの講習会に参加したの
で、状況報告をした。
http://info.nature.tsukuba.ac.jpでの端末
使用状況表示ツールの公開をした。
端末使用状況
主な検討項目6
6月7日(金)
人社(人文、社会)サテライトスタッフと、
システム勉強会について予定し、その連絡
をした。
SFU(Service for Unix)アシュアランスの購
入をすることにした。
主な検討項目7
7月5日(金)
夏季休業中の自然学類計算機室の管理
について、話し合い、以下のように決めた。
平日9:00~18:00
休日は閉室
(通常は8:00~22:00開室)
主な検討項目8
7月12日(金)
自然学類卒業生のアカウントの削除する
方針を決めた。
(アカウントは停止してある)
主な検討項目9
7月26日(金)
パスワード更新期間の変更
(120日ーー>180日)
分電盤の絶縁測定日時の確認
体験学習での見学日時の確認
サーバーの定期点検実施日時の確認
主な検討項目10
8月2日(金)
雷による電源断があった。ーー>サー
バーは、UPS(uninterruptible power
supply )により被害は無かった模様の判
断をした。
主な検討項目11
8月9日(金)
ApacheのPHP及びOpenSSLのバージョン
アップ作業を行った。
主な検討項目12
8月23日(金)
Windowsサーバーでプロファイルのディレ
クトリ作成不可のメッセージ出た。
ーー> UTPケーブルか?
[email protected]にメー
ルが届かなく、返信されるとのメールが
あったーー>ブラックリストサイトの参照を
停止
した。
主な検討項目13
9月6日(金)
/var/log/squid/store.logの増加大でプロキシ
サーバーが停止した。ーー>ローテート間
隔を短くした。
TeXの実行はできるが、DVIファイルが見
えなかった。ーー>アクセス制限を緩めた。
(クライアント)
主な検討項目14
9月13日(金)
SUS(Microsoft Software Update Services)
のインストールをした。
主な検討項目15
9月20日(金)
クライアントのロード方法をGNU grubにし
た。ーー>しかし、トラブル発生し
元のNT loaderに戻す。(クライアント)
isc-dhcpをバージョンアップした。
主な検討項目16
10月4日(金)
学園祭期間中の閉室について確認をした。
学内停電の日時について確認をした。
主な検討項目17
10月11日(金)
MOPAC体験版のインストールをした。
主な検討項目18
11月8日(金)
ルートサーバーのIPアドレスの変更があっ
た。(198.41.0.10192.58.128.30)
natureのSPAM対策の確認をした。
学外からのメール ーー> オープンリ
レー拒否ーー>Interscan(学情) ーー>
ユーザーのメールボックス
主な検討項目19
11月29日(金)
IE6 SP1、MIT Scheme、Stereo-Nett、
NDAC、PoleMicのインストールをした。
MOPAC体験版のアンインストール
を行った。
主な検討項目20
12月20日(金)
Mathematica 4.2のインストールをした。
(クライアント)
年末、年始の期間の閉室表示をした。
まとめ
 管理対象システムを理解することが必要
クライアント・サーバーシステム
学内ネットワークの構成など
 管理組織
複数のスタッフによる管理では、共通認識
を持ち、意思疎通を良くすることが必要。
謝辞
この発表に際して、自然学類計算機管理
スタッフの方々から多大のアドバイスがあ
りました。
ここに感謝いたします。