特別広報企画 富士通 業務サービス品質の「見える化」が 業務の安定稼働を支える ビジネス環境とIT システムの変化によって、ITIL ベースの運用管理が求められてい シ ス テ ム ウ ォ ー カ ー る。これを可能にするのが、富士通の統合運用管理ソフトウエア「Systemwalker」 。 セッション「事例に学ぶ、業務の安定稼働を支えるサービスレベル管理」では、同社の 太田光治氏が二つの事例を通して、Systemwalker の優位性を示した。 富士通 ソフトウェア事業本部 システムマネジメント・ミドルウェア事業部 第四開発部 プロジェクト課長 太田 光治氏 運用管理は、今、強い“追い風”を受け 第1の事例は、データベースサーバーの Javaプロセスの CPU 使用率が上昇して ている。IT全般統制の評価項目の一つに 入れ替えにともなってバッチジョブの処理 いたことを発見。Javaに割り当てるプロセ システムの運用・管理が盛り込まれ、サー 時間が長くなってしまったというもの。稼働 ス数を増やすことでJava VM のガベージ バー集約の普及とともに運用統合が進み 監視のレポートを参照した結果、CPU の コレクションを減らし、ハードウエア増設な つつあるからだ。 待ち行列が長くなっていることがわかり、 しの性能確保を実現した。 太田氏は「そうしたビジネス環境とITシ ステムの変化に対応するためにも、ITIL CPUを増設することによって大事に至る 前に対処できたそうだ。 見える化が可能にする 運用プロセスの統制 に基づく運用管理への切り替えが求めら もう一 つは、月に数 回 、特 定 の日に れています」 と語り、ITIL ベースの運用管 CPU 負荷増で性能劣化が発生するとい 理が目覚ましい効果を上げた二つの事例 う事例である。この時は、稼働率とキャパ 日頃から行っていた ITIL ベースの運用 を紹介した。 シティのレポートを調 べることによって 管理が早期発見・早期対処に役立った ということ。ツールとして使われたのは、 業務サービス品質を可視化 Systemwalker Service Quality Coordinator リアルタイムのモニタリングと長期的な視点で情報を 分析可能なレポート機能 稼働状況月次報告レポート ITシステムの稼働状況を様々な視点で可視化 ■ 稼働率やレスポンスなど業務サービス品質の傾向を可視化 ■ 性能情報や日報/月報など目的に応じた1200種類以上のレポートを用意 ■ 業務サービスシステムの稼働状況や傾向も一目で把握 エンドユーザー体感 レスポンス APサーバー状況 この二つの事例に共通しているのは、 負荷が集中する 部分を一目で把握 過去現在時系列 推移レポート 富 士 通 の 統 合 運 用 管 理ソフトウエア 「Systemwalker」である。事例紹介に続 いて、太田氏はSystemwalkerによる運 用プロセス統制の実装法と業務サービ ス品質の可視化の有効性も示した。 DBサーバー状況 セッション の 最 後 に 、太 田 氏 は Systemwalker のデモンストレーションを エンドユーザー 実施。 「同ツールは、モニタリングによるシ 指定期間・時間帯の状況を 重ねて表示、過去からの 推移を一目で把握 24時間365日 リアルタイム監視 Web AP DB サーバー サーバー サーバー 「いつもと違う」箇所 を一目で把握 長期的な観点で 稼働状況を把握 ステム状況の可視化で問題にすばやく対 処し、レポーティング機能で将来に向けた 分析を行うことにより、システムの安定稼 働につなげることができます」 とセッション を締めくくった。 エンドユーザーレスポンス 状況レポート Webサーバー 状況レポート DBサーバーの 詳細レポート お問い合わせ 基準値との比較分析 キャパシティ管理製品のSystemwalker Service Quality Coordinator。1200種類以上にも及ぶレポートで稼働率 やレスポンスなどの業務サービス品質の傾向を可視化できる 富士通コンタクトライン TEL 0120-933-200(9:00∼17:30:土日祝日、年末年始を除く) URL http://systemwalker.fujitsu.com/jp/ 000
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