■平成 16 年に追加された土塗り壁の告示 準防火性能(H12建設省告示第1362号(追加H16国土交通省告示第787号)) ○土塗真壁造(裏返し塗りなしでもよい)30mm厚以上 ちりじゃくり・のれん打ちなど 火炎貫通を予防する措置 土塗30mm厚以上 ☆法22条区域の外壁に使用可能 防火構造(H12建設省告示第1359号(追加H16国土交通省告示第788号)) A.土蔵造 B.土塗真壁造で40mm厚以上(裏返し塗りをしたもの) C.土塗真壁造(裏返し塗りなしでもよい)30mm厚以上の上に木材12mm厚以上を張る D.土塗真壁造(裏返し塗りなし)で40mm厚以上 (柱の屋外側に15mm厚以上の木材を張る) E.土塗真壁造(裏返し塗りなし)で40mm厚以上 (柱の屋外側と土壁とのちりが15mm以下) *図の 上側が屋外側 木材12mm厚以上 ちりじゃくり・のれん打ちなど 火炎貫通を予防する措置 仕様A 仕様C 土塗30mm厚以上 木材15mm厚以上 土蔵造(土塗) 仕様D 仕様B 土塗(裏返し塗りなし)40mm厚以上 土塗総厚40mm以上 (両面から塗る) 【以前 より防火構 造であった 仕様】 仕様E 15mm以下 土塗(裏返し塗りなし)40mm厚以上 ☆準防火地域の2階建以下、床面積500!の住宅の 延焼のおそれのある部分の外壁に使用可能 ☆法22条区域の外壁に使用可能 ちりじゃくり のれん(布連)打ち 木材15mm角以上 Lアングル15×15程度 柱 柱 ひげこ(鬚子)打ち 土塗壁 土塗壁 ■のれん(布連):麻布などを割竹に釘で留めたもの。土壁や漆喰仕上げにおいて、チリすき を防止する目的で柱や桁に打ち付け、土塗り時に塗り込んで使用する。 ■ひげこ(鬚子):さらし麻を束ね2つ折りにして短釘に結び付けたもの。のれんと同様、土壁 や漆喰仕上げにおいて、チリすきを防止する目的で柱や桁に打ち付け、土塗り時に塗り込んで使 用する。主に丸柱など、のれんでは対応しにくい場合に用いる。 柱際の火炎貫通効果が期待できる仕様例
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