10 大規模ハイブリッドトラス車道橋 橋の名称 坊中橋 竣工年月 ぼうちゅうはし 2001/2 用途 所在地 秋田県山本郡藤里町藤琴字上坊中 車道橋 上部工 2径間連続キングポスト木桁 橋 下部工 逆T式橋台、張出し式橋脚 基礎工 A1,P1:直接基礎 A2:杭基礎(φ=1,000mm, L=12,000mm) 橋長(mm) 55,000 最大スパン(mm) 27,000 有効幅員(mm) 7,000(車道部) 2,000(歩道部) 舗装種類 アスファルト舗装 橋梁形式に特有な寸法 5,700mm トラス:主構高 その他 高欄:角型鋼管に木で被覆 支承形式 ゴム支承 設計荷重(主) A活荷重、群集荷重:350kgf/m2 設計荷重(従) 雪荷重、風荷重、地震荷重 設計示方書 道路橋示方書(1996年版) 参考図書 木質構造設計規準 木橋の選択 理由・期待された効果 環境に優しい橋として、また、地元産材の活用 白神山地の入り口として、また、公園のモニュメント的効果 周辺環境 自然 白神山地登山入り口、藤琴川 社会 法規制 河川法 構造 デザインコンセプト キングトラス橋で山並みをモチーフした。 検討された形式 景観、地域にマッチした形式、耐久性から評価 鈑桁、アーチ、斜張 特徴・留意点 集成材に溝を設け、鋼板を挿入し曲げ剛性を高めた。また、床版には、鋼床版を採用し、死荷 重の軽減を図った。4種類の集成材部材に鋼を使用したハイブリッド断面、トラス格点部に鋼を 使用、トラス格点のピン結合、トラス横材は8本のPCケーブルで補強。 耐久性向上策 鋼床版のため、桁全体を覆う事となる。弦材には、銅板による被覆を行なう 架設 工法 支保工(エレクションガーダー)架設、トラッククレーン架設併用 選択理由 河川内には、ベントの設置が出来ないため。 全体工期 12ヶ月(1999年10月~2000年10月) 架設後 利用状況 車 3,600台/月 点検補修 温度・ひずみ変化のモニタリングを計画中 管理要員 計画中 広報 パンフレット・報道 実験報告書、論文など 坊中橋架設概要説明書(2000.9) 坊中橋 部材・部品の仕様 木製部材・部品 構造材・部材名 総使用材積(m3) 178.5m3(高欄含まず) 種類と等級 集成材・スギ・E75-240 防腐処理 AAC ラミナ加圧注入 キシラデコール塗布 断面寸法(mm) 使用材積(m3) 350(525)×1,000 178.5m3 2本(一部3本)合せ 種類と等級 SMA400AW 防腐処理 耐候性鋼板 断面寸法(mm) 使用材積(m3) 37.0ton 250×16 下フランジ 600×12:ウエッブ 床板 種類と等級 SMA400AW 防腐処理 耐候性鋼板 厚さ(mm) 使用材積(m3) t=12mm(鋼床版 閉 104.5ton リブ使用) 高欄部材 種類と等級 製材・スギ 防腐処理 使用材積(m3) 補剛桁 床組・部材名 横桁 金物 部品 使用鋼材重量(kg) 160,500 接合金物・部品名 現場溶接、トラス部接合部 金物・材質 SMA400AW、F10T(高力ボル ト)、ピン(S35CN) 防錆処理 耐候性鋼板、溶融亜鉛メッキ 場所 地図 施主(発注者) 秋田県林務部 設計者 (財団法人)林業土木コンサルタント、坊中橋専門委員会設置 施工者 ㈱日本製鋼所 集成材:相澤銘木㈱、秋田グルーラム 総工費(万円)
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