「警察署再編整備計画」(1716KB) - 宮城県警察

目
次
はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
第1
1
1 0年 程 度 を 目途 と し た警 察 署の 再 編 整 備 計 画
再 編 整 備の 必 要 性 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2
( 1) 県 内 の 治 安 情 勢
( 2) 警 察 署 の 現 状
( 3) 市 町 村 合 併 の 動 向
( 4) 財 政 事 情 を 踏 ま え た 施 設 の 建 設
2
再 編 整 備を 行 うための 検 討 要 素・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4
3
再 編 整 備の 内 容・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6
( 1) 警 察 署 の 統 合
( 2) 警 察 署 の 新 設 ( 分 割 )
( 3) 警 察 署 の 管 轄 区 域 の 見 直 し
4
再 編 整 備の 具 体 策 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6
( 1) 警 察 署 の 統 合
( 2) 警 察 署 の 分 割 に よ る 新 設
第2
1
そ の他
警 察 施 設 全 体 の 整 備 計 画 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 14
( 1) 早 期 に 整 備 を 要 す る 施 設
( 2) 警 察 署 再 編 整 備 に お け る 施 設 整 備
2
本 計 画 後 の 警 察 署 再 編 整 備 計 画 等 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 14
3
市町村合併 に 伴う 「警察署 の名 称 」
4
県 民 の 理 解 ・ 協 力 の 確 保 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 14
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 14
はじめに
本県の治安情勢は、平成16年度中の刑法犯認知件数が10年前の1.3倍、殺人、強
盗、放火等の重要犯罪 が1.6倍に増加し、検挙率が54ポイント減少するなど、正に犯
罪の発生に検挙が追い付かない状態になっているほか、本県の警察官一人当たりの人口負
担が、全国第5位の高負担となっているなど 、極めて厳しい状況にある。
一方 、本県警察における警察署の配置は、基本的には明治時代の配置が維持されており 、
必ずしも治安情勢の変化に即した配置になっているとは言い難く、警察事象の地域間格差
の増大や業務の非効率性等の弊害を招いているところである。
本県警察では、限られた体制の中で県内の治安を復活させるためには、警察力の合理的
かつ効率的な運用が不可欠であることから 、平成15年度及び平成16年度において、交
番・駐在所の再編整備 を大幅に実施したところであり、その上で引き続き、警察署の再編
整備を実施することとしたものである。
警察署の再編整備に向けては、これまで 、平成15年12月に、警察署の現状や問題点
及び将来のあるべき姿の基本的な考え方について取りまとめた 「警察署の再編整備 に関す
る基本的な考え方」を策定して公表した上、パブリックコメント及び警察署協議会 におけ
る意見聴取を実施し、寄せられた県民の意見を踏まえつつ、平成17年5月に、10年程
度を目途として、4警察署を2警察署に統合した上、1警察署を新設し、県下25警察署
を24警察署に再編整備するとともに、市町村合併の動向を踏まえて管轄区域の見直しを
図るなど、警察署の再編整備の具体策を取りまとめた「警察署再編整備計画(案 )」を策
定して公表するなどの取組みを行ってきたところである。
「 警察署再編整備計画(案 )」 についても、パブリックコメント及び警察署協議会にお
ける意見聴取を実施するとともに、関係自治体を始め、関係機関・団体等に対しても説明
を行 うなど、幅広く県民の意見を 求めた結果、計画内容に対 する反対意見はなく 、「警察
署の再編整備に向けては、安心して暮らすために「犯罪の発生しにくい環境づくり」を考
慮していただきたい 。」又は「 警察署の再編整備については、 地域住民の安全確保のため 、
何よりも優先的に実施していただきたい 。」などといった肯定的かつ建設的な意見が寄せ
られたところであり、警察署の再編整備計画に対する県民の理解が得られたものと 認めら
れたことから、このたび、以下のとおり、原案の「警察署再編整備計画(案 )」を成案と
することとしたものである。
今後は、本計画に基づき警察署の再編整備 を計画的に進めていくものとし、これと合わ
せて、県民の理解と協力の下、各種の治安対策を推進し、県民から負託された治安責任を
全うしていくこととする。
-1-
第1 10年程度を目途とした警察署の再編整備計画
1 再編整備の必要性
(1)県内の治安情勢
本県の治安情勢は、 平成16年中の刑法犯認知件数 が10年前( 平成7年を指す 。
以下同じ 。)の1 .3倍に増加しており 、殊に 、県民が不安を強く感じる殺人 、強盗 、
放火等の重要犯罪は1.6倍に増 加し、検挙率が5 4ポイント減少す る な ど、正に
犯罪の発生に 検挙が追い付かない 状態になっている 。加えて、サイバー犯 罪、スト
ーカー、DV 等の新たな形態の犯 罪の発生、来日外国人や暴力団による組織的犯罪
の増加、凶 暴 化する暴走族や路上犯罪等に対する対 策、深刻化する少年問題等、対
処すべき治安課題が山積し、極めて深刻な状況になっている。
このような現下の 厳しい治安情勢を踏まえ、本県警察では、犯罪 の増加基調に歯
止めをかけ、 治安の復活を図ることを目的として、 一昨年来、組織を挙げ て「緊急
治安対策」を 強力に推進している (注1)ところであるが、本県の警察官一人当た
りの人口負担 (人口は平成16年 3月末現在)は、 全国平均を150人 上 回る66
5人で全国第 5位の高負担(注2 )となっており、 限られた体制の中で県 内の治安
を復活させるためには、地域住民 や関係機関・団体 との連携の強化はもとより、警
察力のより合理的かつ効率的な運用を図ることが 不可欠となっている。
(注1)
平成15年8月、警察庁が策定した「緊急治安対策プログラム」に基づき、「宮城県警察緊急治安対
策推進計画 」を策定した。同計画では、「犯罪抑止 のための総合対策」、「組織犯罪対策 と来日外国人犯
罪対策」、「テロ対策とカウンターインテリジェンス(諜報事案対策)」、「サイバー犯罪及びサイバーテ
ロ対策」、「新たな政府目標 の達成に向けた総合的な交通事故防止対策 」及び「治安基盤の確立」の6
つの柱を掲げ、組織を挙げて治安対策を推進している。
( 注2)
本県の警察官一人当たりの人口負担は全国第1位の県と10人の差異しかない高負担となっている。
【参考資料】
資料1
県内の刑法犯認知件数の推移(10年間)
資料2
県内の重要犯罪認知件数の推移(10年間)
資料3
県内の重要犯罪検挙率の推移(10年間)
(2)警察署の現状
本県警察における 警察署の配置は、名称、配置場所等について幾 度か変遷が繰り
返されているが、道路交通網の整 備、通信手段の発達等にもかかわらず、 現行警察
法が施行さ れ た昭和29年7月1 日以降、警察署が 増設された仙台市内を 除くと、
基本的には、 明治時代の配置が維 持されており、必 ずしも治安情勢の変化 に即した
配置になっているとは言い難く、 これが警察事象の 地域間格差の増大(注 3)や業
務の非効率性(注4)等の弊害を招いているところである 。
-2-
資料1 県内の刑法犯認知件数の推移
資料2 県内の重要犯罪認知件数の推移
資料3 県内の重要犯罪検挙率の推移
60000
450
120.0%
49887
50000
47207
300
35854
222
200
71.7%
65.6%
60.0%
185
49.6%
156
150
20000
92.8% 91.4% 91.0%
62.2%
210
190
99.5%
80.0%
258
250
29887
100.0%
297
33418
30000
351
40211
38821
40000
361
350
43376
42820
424
400
49261
41.3%
45.1%
40.0%
100
10000
20.0%
50
0
0
0.0%
H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16
H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15H16
資料4
H7 H8 H9 H10H11H12 H13H14 H15H16
警察署配置の現状(県下25署体制)
栗原市
登米市
石巻市
中
央
ブ
ロ
ッ
ク
仙台中央警察署
仙台南 警察署
仙台北 警察署
仙台東 警察署
泉
警察署
塩釜
警察署
岩沼
警察署
大和
警察署
沿
岸
ブ
ロ
ッ
ク
石巻
気仙沼
佐沼
登米
河北
志津川
警察署
警察署
警察署
警察署
警察署
警察署
仙
北
ブ
ロ
ッ
ク
古川
若柳
築館
鳴子
加美
小牛田
涌谷
警察署
警察署
警察署
警察署
警察署
警察署
警察署
仙
南
ブ
ロ
ッ
ク
大河原
白石
角田
亘理
警察署
警察署
警察署
警察署
東松島市
(注)
太線は、平成17年4月1日
に新設された自治体(栗原市、
登米市 、石巻市及 び東松島市)
の枠組みを表し、町名は合併前
の旧市町名とした。
資料5
地域別刑法犯認知件数の推移
資料6
16,000
60,000
高速道路
その他
50,000
14,000
仙台都市圏
13,392
12,915
40,000
13,911
30,000
11,647
9,124
8,000
10,357
8,033
3
20,000
2
1
,
8
5
4
2
2
4
5
,
,
2
4
9
9
4
7
2
8
,
1
5
8
1
,
4
7
8
3
4
,
2
9
2
3
6
,
4
9
5
6,000
3
5
,
3
5
0
3
1
,
7
6
2
8
4,000
,
5
6
2,000
4
0
H8
H9
86
87
81
3,958
96
160
160
122
4,238
3,976
4,053
8
,
3
9
1
8
,
5
5
3
8
,
6
5
1
148
4,392
3,930
4,264
3,899
56
3,744
3,101
2
0
H7
仙台都市圏
10,000
11,614
11,342
133
その他
12,000
10,663
10,000
地域別人身交通事故件数の推移
5
,
0
6
5
5
,
9
2
6
7
,
0
7
7
7
,
8
1
4
8
,
2
0
6
8
,
9
0
8
9
,
5
5
6
H7 H8 H9 H10 H11 H12 H1
3 H14 H15 H16
H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16
-3-
(注3)
平成16年の刑法犯認知件数中、仙台都市圏 (仙台市、塩釜市、名取市、多賀城市、岩沼市、亘理
郡、宮城郡及び黒川郡の5市8町1村を指す。以下同じ。)の刑法犯認知件数は、県下全体の7割以上
を占めている 。
また、平成16年の人身交通事故発生件数中、仙台都市圏の発生件数 は、県下全体の約7割を占め
ている。
(注4)
警察署の業務は、管内の治安情勢に応じて業務量の多寡はあるものの、業務の数(種別)について
は、基本的に同一であることから 、均一の組織体制が必要となるが、小規模警察署(具体的な定義は
ないが、署員50人未満の警察署を指す。)の場合、事件・事故発生時には挙署体制による対応を余儀
なくされ 、勤務員 が所管業務以外 に従事する機会が多くなるなど 、警察署全体から見ると業務の運営
に非効率な面がある。
【参考資料】 資料4
(3)
警察署配置の現状(県下25署体制)
資料5
地域別刑法犯認知件数 の推移(10年間)
資料6
地域別人身交通事故件数の推移(10年間)
市町村合併の動向
現在、県内では、市町村合併が進んでいるが、市町村合併による新たな行政区域
と現行の警察署の管轄区域との間にかい離が生じることなどから、市町村合併の動
向等を踏まえ警察署の配置や管轄区域の見直しを検討する必要がある。
【参考資料】 資料7
(4)
市町村合併の動向
財政事情を踏まえた施設の建設
現在の極めて厳しい県の財政事情 を考慮すると、警察署の建て替えに当たっては 、
単純に現体制、現管轄区域を維持することを前提とした建て替えを行うべきではな
く、治安情勢の推移を見定めつつ、県下全体の治安維持という観点で、警察署の配
置を検討していく 必要がある。
2
再編整備 を行うための検討要素
警察署の位置及び 管轄区域については、警察法及び警察法施行令に よ り 、「警察署
の位置は、管轄区域内の住民の利用に最も便利であるように、他の官公署との連絡、
交通、通信その他の事情を参しゃくして決定すること、また、警察署の管轄区域は、
警察の任務を能率的に遂行することができるように、人口、他の官公署の管轄区域、
交 通、地理その他の 事情を参しゃくして決定すること 。」と定められており 、警察署
の再編整備に当たっては、事件・事故の発生状況 はもとより、人口、世帯数、面積、
行政区域(市 町 村 合 併の動向 )、隣接警察署との 距離、留置施設の確保、県 の財政事
情、老朽化した施設の建て替え計画等の事情のほか、地形・地物、道路環境、都市化
計画等、地域の特殊事情を多角的かつ詳細に分析して検討した。
-4-
資料7
市町村合併の動向
1
4
2
3
5
6
7
8
番号 新 市 町 名
人口合計
事務所の位置
合
併
調
印
合
併
申
請
合
併
期
①
気仙沼市
68,597 現気仙沼市役所
H17.3.27
H17.3.3 0
H18.3.31
②
南三陸町
19,329 現志津川町役場
H17.1.19
H17.2.9
H17.10.1
③
登米市
92,317 旧迫町役場
H16.6.19
H16.7.1 6
H17.4.1
④
栗原市
83,580 旧築館町役場
H16.6.19
H16.8.4
H17.4.1
⑤
大崎市
139,061 現古川市役所
H17.1.13
H17.1.2 1
H18.3.31
⑥
美里町
H17.3.19
H17.3.2 8
H18.1.1
⑦
石巻市
H16.10.30
H16.11. 24
H17,4.1
⑧
東松島市
H16.9.3
H16.9.2 4
H17.4.1
日
※
27,136 現小牛田町役場
172,293 旧石巻市役所
43,558 旧矢本町役場
人口は平成16年3月末現在の住民基本台帳人口による
-5-
3
再編整備 の内容
本県の治安情勢は極めて厳しく、治安の復活を図ることが県警察における喫緊の課
題となっている。
本県警察 では 、平成15年度から組織を挙げて「 緊急治安対策」を推進中であるが 、
限られた体制の中で県内の治安を復活させるためには、必要な組織体制 の整備充実を
図るとともに、警察力のより合理的かつ効率的な運用が必要不可欠である。
そのため、本県警察においては、平成15年度及び平成16年度において、交番・
駐在所の再編整備を大幅に実施したところであり 、その上で引き続き、警察署の再編
整備を実施することとしたものである 。
本計画における警察署の再編整備 では、警察力のより合理的かつ効率的な運用を図
り 、県内の治安情勢 の変化に的確に対応す る こ と を目的として、以下の と お り 、「警
察署 の統合 」、「警察署の新設(分割 )」、「管 轄 区 域の見直し」の3点を整備すること
とした。
(1) 警察署の統合
前述のとおり、本県警察における警察署の配置は、必ずしも治安情勢 の変化に即
した配置になっているとは 言い難いため、組織体制 の見直しを図る必要がある。
現在、県内には、署員50人未満の警察署が9署あるが、これらの 小規模警察署
は、その体制が十分とは言えないため、事件・事故発生時には、挙署体制を余儀な
くされ、勤務員が所管業務以外に従事する機会が多くなるなど、警察署全体から見
ると業務運営上、非効率な面がある。
そのため、県下全体の治安維持という観点から、同一生活圏で比較的近距離にあ
る警察署を統合し、体制強化を図ることとする。
これにより、捜査部門等 の専務体制が強化されるほか、当直体制が強化されるな
ど、より効率的な運用を図ることが 可能となる。
(2) 警察署の新設(分割)
平成16年中の刑法犯認知件数及び人身交通事故発生件数中、仙台都市圏の刑法
犯認知件数及び人身交通事故発生件数は、県下全体 の約7割を占めている。
業務負担が高い警察署には、警察官を増員配置して負担軽減等を図る必要がある
が、施設の関係上、大幅な増員は困難である。
そのため、警察官一人当 たりの負担が県下一高い仙台市内の大規模警察署の管轄
区域を分割し、警察署を新設することとする 。
これにより、高負担警察署の負担軽減はもとより、新設警察署管内 の初動捜査体
制強化及 び住民サービスの向上を図ることが 可能となる。
(3) 警察署の管轄区域の見直し
現在、県内では市町村合併が進んでいるが、警察署の管轄区域を現在のままとし
た場合、市町村合併による新たな行政区域と現行の警察署の管轄区域 との間にかい
離が生じることとなる。
警察署の配置は、地域住民の利便性や、警察と自治体を始めとする 関係機関・団
体との連携強化等、地域との一体性を図る観点から、行政区域と警察署の管轄区域
が一致していることが望ましく、市町村合併の動向等も踏まえながら 、警察署の管
轄区域の見直しを図ることとする。
4 再編整備 の具体策
現在、県下には25警察署が存在するが、前述の検討要素や再編整備内容等に基づ
き、当面、10年程度を目途として、4警察署を2警察署に統合した上、1警察署を
新設し、県下24警察署に再編整備するとともに 、市町村合併の動向を踏まえて管轄
区域の見直しを図ることとする。
【参考資料】 資料8 再編整備 の具体策
-6-
資料8
再編整備の具体策
再 編 前
栗原市
県下25署体制
登米市
石巻市
平成18年3月(予定)
小牛田警察署・涌谷警察署の統合
東松島市
平成26年3月(予定)
仙台南警察署の分割
平成27年3月(予定)
若柳警察署・築館警察署の統合
統合する
再 編 後
若柳署・築館署
若柳署(築33年)が建て替え時
期にあることや、同一自治体、同一
生活圏に配置され、署間距離が約1
3㎞と比較的近距離であることなど
から、統合により体制の強化を図る
ことができる。
県下24署体制
管轄区域の見直し
旧石越町
若柳署
佐沼署
気仙沼市
栗原市
統合する
登米市
管轄区域の見直し
田尻町
小牛田署
古川署
小牛田署・涌谷署
大崎市
南三陸町
美里町
石巻市
涌谷署(築37年)が建て替え時
期にあることや、同一生活圏に配置
され、署間距離が約8㎞と近距離で
あることなどから、統合により体制
の強化を図ることができる。
警察署を新設して分割する
東松島市
仙台南署
県下一高い業務負担を軽減すると
ともに、初動捜査体制を強化するた
め、仙台南署を分割し、仙台市内で
唯一警察署がない若林区に警察署を
新設する。
管轄区域の見直し
仙台中央署
仙台東署
仙台中央署 ・仙台東署管轄の若林区の一部
若林署(仮称)へ移管
-7-
(1)
警察署の統合
ア 小牛田警察署 、涌谷警察署
(ア) 統合の理由
○ 市町村合併の動向等
現在、小牛田警察署(署員38人)は、小牛田町 (20,087人、平成
16年3月末現在の人口。以下同じ 。)、田尻町(13,289人)を、涌谷
警察署(署員35 人)は、涌 谷 町(19,096人 )、南郷町(7, 049
人)を管轄しているが、平成18年1月に小牛田町と南郷町が「美里町」と
して、また、平成18年3月に田尻町が「大崎市」と合併する予定である。
その場合、遠田郡内の2町(美里町及び涌谷町)には、同一生活圏に小牛
田警察署と涌谷警察署の2警察署が配置されることとなるが、涌谷警察署が
築37年で建て替え時期にあることや、警察署間相互の距離(8.4キロ)
が近接していることなどから、限られた警察力のより合理的かつ効率的な運
用を図るため、統合の上、体制の強化を図る必要がある。
○ 捜査部門等専務体制の強化及び夜間体制の強化
両警察署は、いずれも小規模警察署であり、生活安全、刑事、交通部門等
の捜査員が少なく、事件・事故発生時には挙署体制による対応を余儀なくさ
れ、勤務員が所管業務以外に従事する機会が多くなるなど、警察署全体から
見た場合、業務運営上非効率な面があるが、両警察署を統合し、署員おおむ
ね60人程度の警察署とした場合、捜査部門等専務体制及び夜間体制が強化
(注5)されることから、効率的な捜査活動等を行うことが可能であり、ま
た、廃止警察署の補完措置として警部以下配置の幹部交番を新設することに
より、街頭活動の強化等を図ることができる 。
(注5)
従来、脆弱な夜間体制のため、複数の事件・事故や複雑な事件等が発生した場合には、署
員を招集するなどして 対応していたが 、警察署の統合により、夜間体制が増強されることと
なり、効率的かつ迅速な対応が可能となる。
(イ)
拠点警察署 の配置
両警察署の統合後の拠点となる新警察署(「 遠田警察署( 仮称 )」)は 、人口 、
交通、治安情勢、財政事情等を総合的に考慮し、既存施設を活用できる現小牛
田警察署を拠点警察署 とする。
なお、警察署の規模は、おおむね60人程度の中規模警察署とし、警察力の
強化を図ることとする 。
(ウ) 統合(廃止)警察署の補完措置
統合される涌谷警察署管内には、地域住民の利便性等を考慮し、24時間体
制で警察事象 に即応することが 可能となる交番を新設する。
新設する交番は、業務の指揮・指導を的確に推進する観点から、警部を所長
とした幹部交番とし、所長以下 10人程度の体制とする。
また、勤務員は、生活安全、刑事、交通部門の経験者を配置するなどして、
地域住民等 からの 諸相談 への 対応や 的確 な初動捜査等 の推進 を図る こ と と す
る。
(エ) 管轄区域の見直し
小牛田警察署管内の田尻町は、平成18年3月31日に「大崎市」と合併す
る予定であり、行政区域と警察署の管轄区域を一致させ、地域との一体性を図
る観点から、田尻町の管轄区域 を古川警察署に移管することとする。
(オ) 古川警察署 に対する補完措置
田尻町の管轄区域を古川警察署に移管した場合、古川警察署の負担が増加す
ることから、田尻町内に所在する田尻駅前駐在所(勤務員3人)及び大貫駐在
所(勤務員1人)のほか、捜査員等所要 の人員を配置することとする。
(カ) 統合及び管轄区域の見直しの時期
平成18年3月を予定している。
【参考資料】 資料9 小牛田警察署・涌谷警察署統合関係
-8-
資料9
小牛田警察署・涌谷警察署統合関係
平成18年3月(予定)
小牛田警察署
涌谷警察署
署員38人
管
轄:小牛田町
面
積:101.13?
人
口:33,376人
刑 法 犯:409件
重要犯罪:2件
侵 入 盗:72件
人身事故:147件
署員35人
田尻町
管
轄:涌谷町 南郷町
面
積:121.60?
人
口:26,145人
刑 法 犯:279件
重要犯罪:4件
侵 入 盗:52件
人身事故:82件
遠田警察署(仮称)
署員60人規模
(イメージ)
管
轄 :遠田郡
美 里 町
小牛田町
南 郷 町
涌 谷 町
面
積 :157.14?
人
口 :46,232人
刑 法 犯 :573件
重要犯罪 :5件
侵 入 盗 :93件
人身事故 :189件
【田尻町】
面
積 :65.59?
人
口 :13,289人
刑 法 犯 :115件
重要犯罪 :1件
侵 入 盗 :31件
人身事故 :40件
大崎市と合併予定につき
古川警察署に管轄を移管
拠点警察署
現「小牛田警察署庁舎 」を活用
補完措置
涌谷幹部交番(仮称)を新設
-9-
イ 若柳警察署、築館警察署
(ア) 統合の理由
○ 市町村合併の動向等
現在 、若柳警察署 (署員52人 )は 、旧若柳町等旧栗原郡内 の4町( 39 ,
719人)及び旧登米郡石越町 (6,130人)の5町(45,849人)
を 、築館警察署 (署員49人 )は 、旧築館町等旧栗原郡内の5町1村( 43 ,
861人)を管轄しているが、旧栗原郡内9町1村(83,580人)が、
平成17年4月1日に「栗原市」として合併し、また、若柳警察署管内の旧
石越町は、「登米市」と合併している 。
「栗原市 」(旧 栗 原 郡 内9町1村)には、同一生活圏に若柳警察署と築館
警察署の2警察署が配置されているが、若柳警察署が築33年で建て替え時
期にあることや、警察署間相互 の距離(13キロ)が近接していることなど
から 、限られた警察力のより合理的かつ効率的な運用を図るため 、統合の上 、
体制の強化を図る必要がある。
○ 捜査部門等専務体制の強化及び夜間体制の強化
両警察署は、小規模警察署同様、生活安全、刑事、交通部門等 の捜査員が
少なく、事件・事故発生時には挙署体制による対応を余儀なくされ、勤務員
が所管業務以外に従事する機会が多くなるなど、警察署全体から見た場合、
業務運営上非効率な面があるが 、両警察署を統合し、署員おおむね90人程
度の警察署とした場合、管轄区域は広くなる(注6)ものの、捜査部門等専
務体制及び夜間体制が強化(注7)されることから、効率的な捜査活動等を
行うことが可能であり、また、廃止警察署の補完措置として警部以下配置の
幹部交番を新設することにより、街頭活動の強化等を図ることができる 。
(注6) 若柳警察署 と築館警察署の統合による新たな警察署の管轄区域は804.93? で、県下
で一番広い管轄区域となる( 従来は白石警察署( 署員66人)の702.32 ? が県下1位)
が、旧石越町を佐沼警察署に移管する予定であることや、拠点警察署 を旧築館町に置くこと
により、管内の地形等から管内全域への対応が効率的になる。
(注7) 従来、脆弱な夜間体制のため、複数の事件・事故や複雑な事件等が発生した場合には、署
員を招集するなどして 対応していたが 、警察署の統合により、夜間体制が増強されることと
なり、効率的かつ迅速な対応が可能となる。
(イ)
拠点警察署 の配置
両警察署の統合後の拠点となる新警察署(「 栗原警察署( 仮称 )」)は 、人口 、
交通、治安情勢等を総合的に考慮し、旧築館町 に置くこととする 。
なお、警察署の規模は、おおむね90人程度の中規模警察署とする予定であ
るが、現築館警察署庁舎が狭隘であることなどから 、「栗原警察署(仮称 )」を
建築した上で、統合を実施することとする。
(ウ) 統合(廃止)警察署の補完措置
統合される若柳警察署管内には、地域住民の利便性等を考慮し、24時間体
制で警察事象 に即応することが 可能となる交番を新設する。
新設する交番は、業務の指揮・指導を的確に推進する観点から、警部を所長
とした幹部交番とし、所長以下 10人程度の体制とする。
また、勤務員は、生活安全、刑事、交通部門の経験者を配置するなどして、
地域住民等 からの 諸相談 への 対応や 的確 な初動捜査等 の推進 を図る こ と と す
る。
(エ) 管轄区域の見直し
若柳警察署管内の旧石越町( 旧登米郡 )は 、平成17年4月1日に「 登米市」
と合併しており、行政区域と警察署の管轄区域を一致させ、地域との一体性を
図る観点から、旧石越町の管轄区域を佐沼警察署に移管することとする。
(オ) 佐沼警察署 に対する補完措置
旧石越町の管轄区域を佐沼警察署に移管した場合、佐沼警察署の負担が増加
することから、佐沼警察署に旧石越町内 の石越駅前駐在所(勤務員1人)及び
長根駐在所( 勤務員1人 )のほか、捜査員等所要の人員を配置することとする 。
(カ) 統合及び管轄区域見直しの時期
○ 管轄区域 の見直し
平成18年3月を予定している。
○ 統合の実施時期
「栗原警察署(仮 称 )」が建築される平成27年3月を予 定(注8)して
いる。
(注8)
警察署の建築には、通常8年位の期間を要するため、その時期は予定である。
【参考資料】
資料10
若柳警察署・築館警察署統合関係
- 10 -
資料10
若柳警察署・築館警察署統合関係
平成27年3月(予定)
築館警察署
若柳警察署
署員49人
署員52人
管
管
轄:栗原市及び登米市
轄:栗原市
旧築館町 旧高清水町
旧若柳町 旧 栗 駒 町
旧鶯沢町 旧 金 成 町
旧一迫町 旧 瀬 峰 町
旧石越町
旧志波姫町 旧 花 山 村
面
積:392.33?
人
口:43,861人
刑 法 犯:489件
重要犯罪:3件
侵 入 盗:82件
人身事故:237件
面
積:437.47?
人
口:45,849人
刑 法 犯:372件
重要犯罪:2件
侵 入 盗:66件
人身事故:163件
栗原警察署(仮称)
署員90人規模
(イメージ)
管
轄 :栗原市
平成18年3月( 予定)
旧築館町 旧高清水町 旧 一 迫 町
旧瀬峰町 旧 志 波 姫 町 旧 花 山 村
旧若柳町 旧 栗 駒 町 旧鶯沢町
旧金成町
面
積 :804.93?
人
口 :83,580人
刑 法 犯 :793件
重要犯罪 :5件
侵 入 盗 :129件
人身事故 :389件
【旧石越町】
面
積 :24.87?
人
口 :6,130人
刑 法 犯 :68件
重要犯罪 :0件
侵 入 盗 :19件
人身事故 :11件
登米市 と合併につき
佐沼警察署に管轄を移管
拠点警察署
平成26年度中に「栗原警察署 (仮称)」新庁舎を建築後 に統合実施
補完措置
若柳幹部交番 (仮称)を新設
- 11-
(2)
警察署の分割による新設
ア 仙台南警察署
(ア) 分割の理由
○ 業務負担 の軽減
現在、県下全体 の人口、刑法犯認知件数及び人身交通事故発生件数の約5
割を、仙台市内5警察署が負担している(注9)状況にあるが 、その中で、
仙台南警察署は、仙台市内(5区)の太白区と若林区を管轄(太平洋沿岸か
ら山形県境 までを管轄 )しており 、管轄区域の人口( 341 ,496人 )は 、
仙台市内全体(仙台市内5警察署)の人口(994,232人)の34.3
%、刑法犯認知件数(6,019件)は仙台市内全体(22,158件)の
27.2%、人身交通事故発生件数(2,049件)は仙台市内全体(6,
978件)の29.4%を占めるなど、警察官一人当たりの負担が県下一高
く、業務負担の軽減を図る必要がある。
(注9)
県内の人口(平成16年3月31日現在、2,350,026人)中、仙台市5警察署の
管轄人口(994,232人)は42.3%、平成16年中における県下全体の刑法犯認知
件数( 40,211件)中、仙台市内5警察署の刑法犯認知件数( 22,158件)は55.
1%、平成16年中における 県下全体の人身交通事故発生件数(14,081件)中、仙台
市内5警察署の人身交通事故発生件数(6,978件)は49.6%を占めている。
○
初動捜査体制の強化及び住民サービスの向上
仙台南警察署の負担の軽減を図るためには 、警察官の増員が必要となるが 、
施設の関係上、大幅な増員は物理的に困難であり、管轄区域を分割し、警察
署を新設する必要がある。
現在、仙台市内 の各区には、若林区を除き、警察署が配置されているが、
仙台南警察署を分割し、若林区に警察署を配置することにより 、仙台市内全
区に警察署が配置されることとなる。
これにより 、太白区には「 仙台南警察署 」が 、若林区には「若林警察署(仮
称 )」が配置( 注10)されることとなり、若 林 区 内の事件・事故に 対する
初動捜査体制が強化されるとともに、住民サービスの向上を図ることができ
る。
(注10)
仙台南警察署を分割後の「仙台南警察署」と「若林警察署 (仮称)
」(新設)の警察署の規
模は、将来的に適正な人員配置を検討する必要があるが、現段階においては 、人口、治安情
勢等を総合的に勘案し、「仙台南警察署 」はおおむね200人程度 、「若林警察署(仮称)」
はおおむね150人程度を想定している。
○
地域住民 の要望等に反映
若林区への警察署新設の要望は、平成元年以降、地域住民等から8回にわ
たり要望がなされている。
また、若林区には、平成27年度に地下鉄東西線が開通する予定であり、
「 若林警察署(仮 称 )」の新設 は、地域住民等の要 望や都市化計画に も反映
した配置となる。
(イ) 管轄区域の見直し
現在、若林区は、仙台南警察署のほか、清水小路等 を仙台中央警察署が、卸
町等を仙台東警察署がそれぞれ管轄しているが、行政区域と警察署の管轄区域
を一致させ、地域との一体性等 を図る観点から、仙台南警察署の分割による「 若
林警察署( 仮称 )」新設の時期に合わせて、若林区全域を「 若林警察署( 仮称 )」
の管轄区域とする。
(ウ) 分割及び管轄区域見直しの時期
「若林警察署(仮称 )」が新設される平 成26年3月を予定(注11)して
いる。
(注11)
警察署の建築には、通常8年位の期間を要するため、その時期は予定である。
【参考資料】
資料11
仙台南警察署分割関係
- 12 -
資料11
仙台南警察署分割関係
平成26年3月(予定)
仙台南警察署
署員272人
管
轄 :太白区 若林区
面
積 :272.53?
人
口 :341,496人
刑 法 犯 :6,019件
重要犯罪 :58件
侵 入 盗 :728件
人身事故 :2,049件
仙台南警察署
若林警察署(仮称)
署員200人規模
署員150人規模
(イメージ)
(イメージ)
管
轄:若林区
面
積:48.38?
人
口:127,494人
刑 法 犯:2,771件
重要犯罪:39件
侵 入 盗:324件
人身事故:918件
管
轄:太白区
面
積:228.21?
人
口:219,727人
刑 法 犯:3,556件
重要犯罪:23件
侵 入 盗:455件
人身事故:1,271件
仙台中央警察署五橋交番
仙台東警察署卸町交番
管轄の若林区 の一部
「若林警察署(仮称)」管轄に変更
(若林区全域 を「 若林警察署(仮称 )」
管轄に)
拠点警察署
平成25年度中 に若林区内に
「若 林 警 察 署( 仮称 )」庁 舎
を建築後に分割実施
人 身 交 通 事 故 発 生 件 数 (仙 台 市 内 5署と県 下 平 均 との 比 較)
刑 法 犯 認 知 件 数 の 推移 (仙台市内 5署 と県 下 平 均 との 比 較)
2,500
9,000
仙台中央
仙台南
仙台北
仙台東
泉
平均
8,000
7,000
6,000
仙台中央
仙台南
仙台北
仙台東
泉
平 均 (警 察 署 )
2,000
6,019
2,049
1,500
5,000
4,000
1,000
3,000
2,000
500
558
1,608
1,000
0
H7
H8
H9
H10
H11
H12
H13
H14
H15
0
H16
H7
- 13-
H8
H9
H10
H11
H12
H13
H14
H15
H16
第2
1
その他
警察施設全体の整備計画
警察署の再編整備に当たっては、基本的に施設面での裏付けが必要であるため、警
察施設全体の整備計画の中で、施設整備の緊急性や県の財政事情等を踏まえて、計画
的な整備を図る必要がある。
(1) 早期に整備を要する施設
ア 警察業務運営上、早期に整備を要する施設
近年の治安悪化等を背景として、留置延人員は右肩上がりで増加の一途をたど
っている。
特に、中央ブロックの警察署(仙台市内の5警察署並びに塩釜、岩沼及び大和
警察署の計8警察署)は事件・事故の発生が多く、それに伴う留置場の満場状態
が県下全体の警察署にも影響を及ぼしているところであり、このまま推移した場
合、平成20年には、県下全体の留置定数 を超過することが見込まれている 。
したがって、早期に留置施設の拡大整備 が必要である。
イ 施設の著しい老朽化により、早期に整備を要する施設
警察施設の現状は、築30年以上の老朽化した施設が10施設存在 するが、そ
のうち 、石巻警察署旧庁舎( 築42年 )と気仙沼警察署(築35年 )については 、
耐震上の問題を指摘されており、近い将来高い確率で発生が予測されている宮城
県沖地震を考慮し、早期に建て替えが必要である。
【参考資料】 資料12 被留置者 の推移
(2) 警察署再編整備 における 施設整備
前述のとおり 、警察署の再編整備 に当たっては、県下全体の施設整備計画等を踏
まえて計画を策定する必要があるため、早期に整備を要する施設を優先させつつ、
警察署の再編整備 を実施(注12)することとしている。
(注12)
警察署の再編整備は、治安情勢の推移に対応する観点から、おおむね10年程度を目途として実施
することとしているが、県の財政事情等を考慮すると施設整備には自ずと限度があるため、必要性、
緊急性の高い地域から順次再編整備 を実施することとしている。
2
本計画後 の警察署再編整備計画等
10年程度を目途とした本計画による再編整備後には、今後の警察署の建て替え計
画や、県下全体の治安情勢等 の推移を見定めて、さらに警察署の再編整備を検討して
いくこととしている 。
3 市町村合併に伴う「警察署の名称」
警察署の名称については、地域との一体性を図る観点から、自治体の名称と一致し
ていることが望ましいが、合併に伴い名称が変更される自治体を管轄する警察署すべ
て を名称変更した場 合、一つの自治体に複数配置 されている警察署に つ い て は、「○
○東警察署 、○○西警察署」等となり、管轄区域が不明確となるおそれがある。
そのため、一つの自治体に複数配置されている 警察署については、従来の警察署の
名称を継続使用することとし 、名称を変更することで管轄区域が明確となる、警察署
再編整備(統合)により新設される警察署及び一つの自治体に単独配置 されている警
察署についてのみ、警察署の名称を変更(注13)することとしている 。
(注13)
警察署の名称変更は、警察署再編整備により統合する警察署については、当該統合により警察署を新
設する時期(「 遠田警察署(仮称)」は平成18年3月、「栗原警察署(仮称)」は平成27年3月)に行
うこととしている。
また、一つの自治体に単独配置されている 警察署(志津川警察署)については、警察署再編整備 の実
施初年度に合わせ、平成18年3月に警察署の名称を変更することとしている 。
【参考資料】 資料13 警察署名称変更関係
県民の理解・協力の確保
本県警察においては、現下の厳しい治安情勢を踏まえ 、「緊急治安対策」を推進中
であるが、同対策を推進するためには、必要な組織体制の整備充実を図ることが必要
不可欠である。
また、治安を維持するためには、警察のみの取組みでは不十分であり、地域住民や
自治体を始めとした 関係機関 ・団体との連携が必要不可欠である。
県警察では、県民の理解と協力のもと、引き続き官民一体となった治安対策を強力
に推進し、県民が安心して暮らせる安全な社会の実現に向けて邁進していく所存であ
る。
4
- 14 -
資料12
被留置者の推移
350,000
315,693
300,000
282,879
250,000
253,475
227,129
203,520
年間の延人員
200,000
150,000
100,000
50,000 38,180
48,053
75,901
63,461 61,565 56,876 65,505 71,436
85,645 94,397
105,347
117,567
182,366
163,410
146,425
131,205
0
H7
H8
H9
H10
H11
H12
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
1000
900
H22
H23
H24
H25
H 26
H27
501
留置定数超過
800
1日当たりの平均人員
700
600
300
200
105
132
H7
H8
H9
169
156
179
196
208
H10
H11
H12
H13
H14
135
83
37
400
174
330
258
500
100
H21
411
193
289
323
365
365
365
365
365
365
365
365
259
360
235
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H 26
H27
0
資料13
警察署名称変更関係
気仙沼市
栗原市
登米市
仙台中央警察署
仙台中央警察署
中
仙台南
警察署
仙台南
警察署
央
仙台北
警察署
若林
警察署(仮称)
ブ
仙台東
警察署
仙台北
警察署
ロ
泉
警察署
仙台東
警察署
ッ
塩釜
警察署
泉
警察署
ク
岩沼
警察署
塩釜
警察署
大和
警察署
岩沼
警察署
大和
警察署
南三陸町
大崎市
美里町
石巻市
東松島市
沿
石巻
警察署
石巻
警察署
岸
気仙沼
警察署
気仙沼
警察署
ブ
佐沼
警察署
佐沼
警察署
ロ
登米
警察署
登米
警察署
ッ
河北
警察署
河北
警察署
ク
志津川
警察署
南三陸 警察署(仮称)
古川
警察署
古川
警察署
若柳
警察署
栗原
警察署(仮称)
築館
警察署
鳴子
警察署
鳴子
警察署
加美
警察署
加美
警察署
遠田
警察署(仮称)
小牛田
警察署
涌谷
警察署
南
大河原
警察署
大河原
警察署
ブ
白石
警察署
白石
警察署
ロ
角田
警察署
角田
警察署
ッ
亘理
警察署
亘理
警察署
仙
北
ブ
ロ
ッ
ク
仙
(注)
遠田署(仮称)及び栗原署(仮称)は統合、若林署(仮称)は新設
に伴う名称変更、南三陸署(仮称)は新自治体名に合わせた名称変更
- 15-
ク