天然ガス・コージェネレーション設備新設 [PDF / 11KB] - 三共理化学

平成 20 年 5 月 26 日
各
位
会 社 名 三共理化学株式会社
代表者名 代表取締役社長
須藤
進
JASDAQ・コード5383
三共理化学
桶川工場の天然ガス・コージェネレーション設備を新設
三共理化学株式会社(社長:須藤 進)は、生産拠点である桶川工場(埼玉県
然ガス・コージェネレーションの設備を新設し、5月1日より稼動しました。
桶川市)に天
これは、新工場建設に伴い、電力需要が増す中で、環境保全・省エネルギーを促進するため、
新しいエネルギーシステムを導入したものです。
今回導入したシステムは、天然ガスエンジンコージェネレーションで、必要なとき、必要な場
所で、エネルギーを作る「分散型エネルギーシステム」であり、つくったエネルギーを遠くに運
搬する必要がないので、エネルギー輸送による損失がなく、また、排ガスや冷却水から廃熱を回
収し、蒸気や空調などに再利用(リサイクル)できます。
システムの概要は、天然ガスを燃料として、40%を発電、16%を蒸気、20%を温水として利用
するシステムで、一次エネルギー有効利用率は従来の 40%から 76%に向上します。このシステ
ム導入により、工場全体のエネルギー使用量については、10%程度の削減効果が見込まれ、省エ
ネへの貢献、環境負荷の低減を図ることができます。
また、石油と比べ、クリーンと言われている天然ガスを使用することで、地球環境に優しい工
場づくりを、より一層推進していきます。
なお、発電電力量は 635kwh が 2 台で 1270kwh となり、これは、桶川工場全体で使用するピー
ク電力量の約 6 割の発電能力に相当し、年間の工場全体使用量の約 71%の電力が、このシステム
により供給される見込です。その結果、電力の供給リスクに対しても、備えができることとなり
ました。
以上