ダンゴムシレース

ダンゴムシについて
ダンゴムシのように体の表面がかたい殻でおおわれている生き物は、外側の殼をぬがない
と(脱皮といいます)大きくなれません。体の色が白っぽくなってきたら殻をぬぐサインです。
脱皮はまず最初に体の前半分をぬいで、しばらくすると後ろ半分をぬぎます。脱皮のとちゅ
うで、前半分だけぬぎ終わり、後ろ半分と体の色がちがうダンゴムシも見つかります。ダン
ゴムシは6月から9月ごろに卵を産んでふえていきます。
たくさんふやしてあげてください。
長い間飼っていると落ち葉がへって土がふえていきます。ダンゴムシは落ち葉を土にかえる
働きをしているのです。
(朝目小学生新聞より)
ダンゴムシレースの方法
① 二重円をかく
土に直接棒で書いても良いよ。何度もやるときはベニヤ板に油性ペンで書いておくと便
利だね。
② まん中の円にダンゴムシを入れる
たくさんだとどれが自分のダンゴムシかわからなくなっちゃうよ。四匹ぐらいまでが良
いと思うよ。紙やプラバンで輪を作っておいて、そこに入れるのも便利だよ。(紙コップ
の上部を切って使うのがいい)
③ さあスタート
一番最初に外の円からでたのが、優勝だよ。とちゅうでもどって来ちゃったり、動かな
くなったり、レ一スはいつも思いがけない。スタートしたら、もちろんさわったりしちゃ
だめだよ。
さあ、君もダンゴムシを探して、レースを始めよう!
りっぱなダンゴムシつかいになるためには
① ダンゴムシのいきかたをたいせつにする
ダンゴムシのことをたいせつにする人でなけれぱりっぱなダンゴムシつかい(ダンゴム
シトレーナ一)とはいえない。レースにまけたからといって、ダンゴムシにあたってしま
うのは、おおまちがい。そんな人は、ダンゴムシつかいのしかくがない。
ダンゴムシには、ダンゴムシのいきかたがあって、そこをわかってあげることがいちば
んたいせつなことだ。ダンゴムシをおもちゃのようにしてはいけない。
② ダンゴムシになまえをつける
`
かおをちかづけて、じっとみて、そのダンゴムシにあったなまえをまずつけてあげよう。
ダンゴムシは、もようもあるきかたも、せいかくも、みんなちがう。じっとみていれば、
ダンゴムシがきみにそのなまえをおしえてくれるかもしれない。
③ 棒でダンゴムシをつかまえる技をマスターする
ダンゴムシをつかまえるときも、手でつかむのは、なるべくやめよう。つぶれたり、足
がとれちゃったりすることもあるよ。できれば、棒や葉っぱにのせてつかまえるのがいい。
そう、ダンゴムシ使いになる第一歩は、棒でダンゴムシをつかまえる技をマスターするこ
とだ。レースの時も、棒にのせて、スタート位置にそっと置く。これが基本だ。
④ ダンゴムシを入れるのは、土を入れたカンや箱
レース前まで入れておくのは、土を入れたカンがいい。つるつるしたところにそのまま
入れておくと、それだけで体カを消耗してしまう。かくれる場所もあるといいね。日なた
においておくと弱ってしまうから注意が必要だ。
日本ダンゴムシ協会ホームページよりhttp://homepage2.nifty.com/e-mon/dango/index.html