運動指導の方針

股関節脊椎症候群
(ヒップ・スパイン・シンドローム)
歩行時などに股関節が充分に可動域がない時に、その不足する動
きを脊椎の動きで補うため、腰椎に過度の負担がかかります。
また、長年の歩容異常に伴う不良姿勢なども脊椎に影響を与え、
腰椎疾患を併発するようになります。
これら股関節疾患によって引き起こされた腰部疾患 のある状態を
股関節脊椎症候群(ヒップ・スパイン・シンドローム)とよびます。
多くは50歳以上になると背骨の変形を起こし頑固な腰痛を起こすこ
とが多くなり、股関節そのものの痛みより腰痛の為に手術が必要に
なることもあります。