第 3 章 : 正弦波交流回路 3.1 インピーダンス とアドミタンス キーワード : インピーダンス,アドミタンス コンダクタンス,サセプタンス 学習目標 : 交流回路におけるインピーダンスとアドミタンス の概念を理解する. 1 3.1 インピーダンス とアドミタンス 3.1.1 インピーダンスと直列接続 インピーダンス 図 3.1 R-L 直列回路 抵抗 誘導リアクタンス 2 インピーダンス 図 3.2(a) R-L 直列回路の電圧フェーザ 図 3.2(b) R-L 直列回路のインピーダンス 3 図 3.3 R-C 直列回路 インピーダンス 抵抗 容量リアクタンス 4 インピーダンス 図 3.4(a) R-C 直列回路の電圧フェーザ 図 3.4(b) R-L 直列回路のインピーダンス 5 インピーダンス 抵抗 誘導リアクタンス 正(プラス)のリアクタンスは誘導性 抵抗 容量リアクタンス 負(マイナス)のリアクタンスは容量性 インピーダンスが n 個直列接続されている場合,合成インピーダンス Z はおのおののインピーダンスの総和に等しい 6 講義変更 9月12日(月) 1限 阿蘇「解析学I」==>河合康「回路基礎」 9月12日(火) 4限 河合康「回路基礎」==>阿蘇「解析学I」 前期末試験 試験日 : 2005年9月??日 場所 : 2E教室 出題範囲 : 2章 備考 : 持ち込み不可 レポート問題, 演習問題, 教科書例題をよく復習して試験に 臨んでください. 7 3.1.2 アドミタンスと並列接続 アドミタンス 図 3.5 R-C 並列回路 コンダクタンス 容量サセプタンス 8 サセプタンス 図 3.6(a) R-C 並列回路の電流フェーザ 図 3.6(b) R-C 並列回路のアドミタンス 9 サセプタンス インピーダンス 正(プラス)は容量性 正(プラス)は誘導性 負(マイナス)は誘導性 負(マイナス)は容量性 10 [例題3.1] G-L 並列回路 (1) 節点Aにキルヒホッフの電流則を用いる 図 3.7 R-L 並列接続 アドミタンス コンダクタンス 誘導サセプタンス アドミタンスの位相角 11 図 3.8(a) 電流フェーザ図 図 3.8(b) アドミタンス図 12 (2) インピーダンスはアドミタンスの逆数より または 抵抗 誘導リアクタンス インピーダンスの位相角 13 図 3.8(a) 電流フェーザ図 図 3.8(b) アドミタンス図 図 3.8(c) インピーダンス図 14 第 3 章 : 正弦波交流回路 3.1 インピーダンス とアドミタンス キーワード : インピーダンス,アドミタンス コンダクタンス,サセプタンス 学習目標 : 交流回路におけるインピーダンスとアドミタンス の概念を理解する. 15 次回の予定 2章演習問題 [2.8] [2.17] [2.9] [2.18] [2.11] [2.19] [2.12] [2.15] [2.20] 16 第 4 回 小テスト(2.3, 2.4, 2.5) 実効値が したとき,流れた電流が の電圧源にある回路素子を接続 であったとする. [ 問題 1 ] 電圧の最大値(波高値)と平均値のフェーザを求めよ. [ 問題 2 ] 回路素子のインピーダンス を求め,回路素子は何か決めよ. 17
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