2003年度秋学期香川研究会 個人研究プロポーザル 高等教育政策のあり方 ~シンガポールを事例にして~ 総合政策学部三年 平田 慧 研究のテーマ 「教育」の分野における、持続的な開発の あり方を模索する リージョナルな視点から高等教育政策について把握し 問題点を発見。人材開発・蓄積に関する分野について 発展のための示唆を得る。 研究の背景 • マクロな政策としての開発(金融政策・規 制緩和など)と同様に、個人を対象とした 能力の伸長・育成もまた、経済発展のた めに不可欠であると理解できた。 • 教育(特に高等教育)による人材・集団の 育成は、持続的な経済発展にどの程度寄 与するのだろうか。問題の所在を明確に する。 キーワード • • • • • 高等教育 企業 国家化、世界化 教育政策の評価 多様性 研究の進め方 • 高等教育に着目する意義を整理。社会的な 役割、基本的な枠組みについて把握する • 事例としてシンガポールを取り上げ、アク ターごとの視点から現状の教育との関わり について調査する。 • 各アクターごとの視点から、高等教育に対 するそれぞれの問題点を発見する。 研究の前提となる問題 • 学問の国家化・世界化による様々な現象 や変化の振幅が増加してきている 例)グローバルスタンダード、頭脳流出 • 女性進学率 • 財政面 • 国家、企業、個人など、それぞれのレベル の目的・意識の違いによる教育の曖昧さ 参考文献 • 『高等教育支援のあり方 -大学間・産学連携-』 国際協力銀行・開発金融研究所 2003年 • 『アメリカ社会と高等教育』 玉川大学出版部 高橋靖直訳 1998年 • 『学校と大学のパートナーシップ』 玉川大学出版部 中留武昭 訳 1994年 • 『アメリカ高等教育の歴史と未来』 玉川大学出版部 喜多村和之辺 1998年 • 『シンガポール 清廉な政府・巧妙な政策』 御茶ノ水書房 杉本滋編著 1999年
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