競合分析、ベテラン設計者の設計改革が鍵

シリーズ:著者の回答
031026
質問-019-1 (030531: 0h社: 第1回受講者様)
「テキスト第5部:競合分析」における グループディスカッションの目的がよく分からなかった。
質問-019-2 ( 030531: 0h社: 第1回受講者様)
講義よりも、「テキスト第5部:競合分析」におけるディスカッションの方が、より、ためになった。
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シリーズ:著者の回答
031026
質問-019-3 ( 030822: Hg神奈川社: 第8回受講者:クライアントドライバ開発:K.K様)
「テキスト第6部:NHKスペシャル」では、現在の世の中が何故、このような動きをしているの
かビデオを見て納得できました。 ビデオを見るのが私の目的だったのですが満足です。
一方、「テキスト第5部:競合分析」では、「高生産:第1位」を主張したのですがグループ内3
対1で否決されました。「カタログの時計周り説」のような変な概念ではなく、良く考えるように
事前に注意を促してください。ちなみに、私としては、グループ内で正解に近い理由をいろい
ろ主張したのですが・・・
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シリーズ:著者の回答
031026
質問-019-4 ( 030904:Ni 社: 第1回受講者:プロセス技術:W.T 様)
「テキスト第5部:競合分析」における グループディスカッションは、もう少し時間が長くてもよかっ
たのでは。
質問-019-5 ( 030904:Ni 社: 第1回受講者:エンジン技術部:K.Y 様)
「テキスト第5部:競合分析」における グループディスカッションは、もう少し時間が長ければよか
った。
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シリーズ:著者の回答
質問-019-6 ( 030904:Ni 社: 第1回受講者:プリンタ技術部:W.M 様)
R社のカタログを使った グループディスカッション が非常に有益であった。
Ni 社では、激しい議論に
なり、ビックリしました。
講師としてはとても満足!
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031026
4
シリーズ:著者の回答
回答 - 019
本講習会でもっとも重要で理解していただきたいところは・・・
① 使用目的の明確化
② 設計思想とその優先順位の設定
③ 真のトレードオフ
です。講義中に何度も説明しました
ので、理解していただいたと確信して
います。
さて、「テキスト第5部:競合分析」の
目的ですが、毎回、そのセクション開
始前と後にその目的を説明していま
すが、ご理解いただけなかったようで
す。
従いまして、ここでもう一度説明いた
します。
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031026
5
シリーズ:著者の回答
031026
「使用目的の明確化」と「設計思想とその優先順位の設定」に関しては、「テキスト第1部」にお
いて、p10~p23の大幅なページ数を裂き、また、当日の講習会においても、この2項目で午前中
いっぱいを費やして説明しております。
またこのとき、判りやすい実例として「SURFER 商品企画書」をp14~p19で、一方、判りにくい
実例として「零戦の設計」をp20~p23もかけて説明しております。
さて、本題の「テキスト第5部:競合分析」の目的ですが、前述の如く、十分な「使用目的の明
確化」と「設計思想とその優先順位の設定」のご理解が得られたと思いますので、いよいよ眠く
なる午後には「実習」というセクションに入るのが講習会の常道となっております。
ここで、もう一度、本格的な「商品企画
書」を題材にすることは、そのしつこさか
ら、過去の受講者からのアンケートをフィ
ードバックして敢えて避けました。
従いまして、競合のカタログ分析をもっ
て来た訳です。
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6
シリーズ:著者の回答
031026
カタログの初版≒商品企画書であることは、講義の中で何度も説明した通りです。
従いまして、しつこい程の「使用目的の明確化」と「設計思想とその優先順位の設定」の説明
が終了したあとは、単なる繰り返しの実習ではなく、少しでも応用をマスターしていただきたく、
あえて、競合分析→カタログ分析へとカリキュラムを組んだ訳です。
どうぞ、ご理解ください。
余談になりますが・・・
我流が強くなってしまったべテラン設計者が本講座をマスターすることは容易ではないことは
承知しております。
寿司屋のオヤジが玉子(ギョク)の作り方や、しゃりの握り方のミスを他人から指摘されて「ハ
イ!そうですね!」と素直に言えません。
寿司を握って15年!
俺のやり方にケチをつけ
る気か?
素直な気持ちになって
みてください!
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7
シリーズ:著者の回答
031026
蕎麦屋のオヤジが、蕎麦の打ち方や汁(ツユ)の作り方のまずさを他人から指摘されて快く思
いません。
しかし、素直な気持ちになってもう一度テキストを開いてみてください。きっと、もう一度やって
みようと思うはずです。
講師は何故、こんな自信をもって言えるのでしょうか?
実は簡単です。
私もそうだったからです。
講師の私も、あるときに、先輩方から教わったのです。
ご検討ください!
蕎麦を打って18年!
俺のやり方にケチをつけ
る気か?
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違うやり方もあるのよ
!
広い心を持ちましょう。
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シリーズ:著者の回答
グループディスカッションで
は、3対1で負けてしまった
!
(Hg神奈川社:K.K様)
K.K様!
時間もなかったし・・・
気持ちは理解できますが、実務では、
熱意をもって説得してくださいね!
Ni 社では、激しい議論に
なり、ビックリしました。
業務でもこの活力は生か
してください!
以上
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