エコプロダクツ2014 記念シンポジウム 無限から有限へ エコの力で挑む地域創生 - 地域資源を生かした 新たなエコビジネス/ライフスタイルの創造 - 地域を元気にするエコアイディア 経産省・井上さんのお話から 東京圏以外がGDP5割・ 雇用7割、好況期に転出(1・2次から3次へ) 賃金上昇は企業規模に比例+物価上昇:実感なし (1)サービス産業の生産性をどう高めるか? (2)地域特性踏まえた対応→地域経済分析システム (3)エネルギー消費大→省エネ事業 環境省・中井さんのお話から 環境・経済・社会統合政策 化石燃料輸入28兆、社会保障増大で投資できない財政 ’50年▲80%→民生・運輸▲40%+再生可能50%+CCS (4)自力(エネルギー!)分散+ネットワーク=循環共生圏 (5)未利用地の再自然化 (6)ライフスタイル変革→グッドライフアワード 省エネを、地球のためではなく、 自分自身の経済のために見てみると? 世帯 あたり 暖房 1965(S40) 1973(S48) 年度 第1次石油ショック 5386(30.7%) 給湯 5930(33.8%) 厨房 2807(16.0%) 動力・ 3334(19.0%) 照明 88(0.5%) 冷房 計 17545 MJ 2009(H21) 9050(29.9%) 9583(25.1%) +3664(+ 68%) +533(+ 5%) 9595(31.7%) 10957(28.7%) +3665(+ 61%) +1362(+14%) 4268(14.1%) 3131(8.2%) +1461(+ 52%) ▲1137(▲26%) 6962(23.0%) 13859(36.3%) +3628(+108%) +6897(+99%) 393(1.3%) 687(1.8%) +306(+348%) +294(+74%) 30268 38179 +12723(+72%) +7911(+26%) 熱供給が 5割以上 家電・ITは どこまで? 断熱も 換気も 省エネを、地球のためではなく、 自分自身の経済のために見てみると? 世帯 あたり 電気 都市 ガス LPガス 灯油 石炭 太陽熱 等 1965 1973(S48) (S40)年度 第1次石油ショック 4000 (22.8%) 2597 (14.8%) 2105 (12.0%) 2649 (15.1%) 6193 (35.3%) - 2009(H21) 8536(28.2%) 19280(50.5%) +4535(+113%) +10745(+125%) 5146(17.0%) +2549(+ 98%) 7865(20.6%) +2719(+52%) 5267(17.4%) +3161(+150%) 3894(10.2%) ▲1372(▲26%) 9474(31.3%) +6825(+257%) 6720(17.6%) ▲2754(▲29%) 1846(6.1%) -(0.0%) ▲4347(▲70%) ▲1846(▲100%) 0(0.0%) 382(1.0%) 2割は 熱に? 2千万kl →2兆円! 地域を元気にするエコアイディア 松岡局長のお話から 厳しい公害→(7)対立から協働へ 廃棄物分散処理→(8)再生集約して「エコタウン」 →最先端!(9)ひとがやらない・嫌がることをやる! モデル都市認定:考える・チャレンジするきっかけ (10)スマートコミュニティ=「地域節電」所:ピーク▲20% (11)地域エネルギー会社検討中! 地域づくりノウハウ移転→(12)アジア低炭素化センター スラバヤ:コンポスト+分別→労働環境改善+付加価値 (13)感謝されるビジネス(されなきゃ持続しない) 長い時間がかかるから国ではできない (14)与えられるのではなく自ら創り出す:歴史から活力 地域を元気にするエコアイディア 安斎さんのお話から 3500人・23区と同じ面積、 レジェンド葛西など出身地→「五輪に出られる!」意識 温暖化→(15)持続可能性を柱に 1953年国有林1200ha取得:毎年50ha伐る+植える (16)04年:道内初 木質バイオマスボイラ導入→拡大 「熱は(町内の)木から取る」→2000万/年節約実現! 電気7億+熱5億 (17)設備基金+子育て:1割引き+医療費無償→ポイント (18)ガソリンスタンド対策:重灯油→薪・燃料販売へ! (19)熱利用発電+融通検討中! (20)森は育つのではなく、育てる 地域を元気にするエコアイディア 三浦先生のお話から 山形県「モリノミクス」 (21)「日本のこと」じゃなく、「俺たちのこと」から 一番面白いのは小さなコミュニティ!:年配者の力発揮 (22)最上再エネ協議会&株式会社 1万人の最上町 灯油 町外流出2.7億円(23)事業化へ (24)1千人の三瀬・七軒:里山エネルギープロジェクト (25)100人の上桜田:町内会で地産地消 (26)10人の仲間で里山薪クラブ (27)自宅で断熱+太陽熱+薪:冬が一番快適! 地域を元気にするエコアイディア ERIさんのお話から 南阿蘇村O2farm水稲5ha(40枚!) あか牛繁殖20頭、家族営農の楽しさ(国際家族農業年) +豊かさ:職場近い+ストレス少ない+水・空気おいしい! (28)農家の未来=食物「+エネルギー」生産 「美しい風景がエネルギーにも見えてきませんか?」 (29)若いうちは田舎でくらす (30)大卒後まず農業→就活に有利+新規就農者開拓 (31)田舎生活経験がキャリアアップのカギ (32)農家の子どもは学費タダ!?(→販路開拓) (33)やりたいことを人に伝える訓練を中学校から 地域を元気にするエコアイディア 深尾さんのお話から 再生可能発電 大手・海外流出(34)非営利型株式会社 龍谷ソーラーパーク(和歌山):「帰」業を促せないか (35)リスク:最初に取る人+共有してくれる人 危機・ピンチ→機会・チャンス(36)資源の流れを変える 水俣:預金1千億円の大半が市外→国債に! →(37)地域のお金の流れを正確に把握する! (38)エネルギー地産地消条例 (39)利回り追求ではなく「参加の手段」としての投資 電力ならスマートグリッド、 燃料なら地産地消(適地適発+産地直用) 降らない 【関東・東海・関西・中四国・九州の 県庁所在地市・政令市】 暖房・給湯の1割改善を! 雪 降る 【北海道・東北・甲信越・北陸・山陰の 県庁所在地市】 暖房・給湯・融雪の2割改善を! 高 右記に加えて、 ・断熱(壁も内窓も!)徹底! ・換気(パッシブソーラー)徹底! ・発電導入施設に直流併用! ・燃料電池発電も ・地中熱の最大活用! 【関東・東海・関西・中四国・九州の 県庁所在地市・政令市 以外】 い 人 口 【北海道・東北・甲信越・北陸・山陰の 密 度 県庁所在地市 以外】 林産資源の最大活用により、 暖房・給湯・融雪を業務用でも! 業務用暖房・給湯 2割改善を! 上記に加えて、 低 ・バイオマス(木質以外も!)、 い 小水力、風力の最大活用! → 特に農業・福祉・教育施設! (ハウス、畜舎、ホーム、校舎) 地域を元気にするエコアイディア 農家も景観も生態系も:@600円/kgでは守れない 国レベルでわかっても地域に伝わるには時間がかかる (40)一部でも体感する→身体に季節のサイクル+満足 冬に一番困るのは熱←凍死者を出さないために (41)近隣町村とつなぐ・共有する なんとかしたい→(42)小さな成功から「あきらめなくても いい」気運 配分を待っている人も→(43)意識変革・力量向上も 20%→1%(44)危機感が挑戦のきっかけ (45)やってみたことないのに・ないから「やれない」 (46)自分のまちの背景・可能性をちゃんと知ってるか? 地域を元気にするエコアイディア (47)本来は多様:必要なのは事業費ではなく種銭 (48)「やれる」ではなく「やりたい」 (49)はかりを持つ←足るを知る (50)シェア:共有・持ち寄る・分け合う・一緒につくる 例:コジェネ:民生+産業で共有←壁を取っ払う! 合併しない判断→(51)職員の活躍!知恵と行動力 (52)地域担当職員制:多様な階層が通年で (53)再生可能エネルギー事業化!観念から経済! 生き続けるための資金 (54)落ちた方が成功する (55)仲間をつくる、一緒に考える・動く 地域を元気にするエコアイディア (56)補助金改革=自治のプラットフォーム改革 補助金:適正かどうか→より大きな成果を出せるか (57)普通科至上主義から職業訓練尊重へ (58)大学新卒者が就農を選ぶ社会・時代へ 都会を離れる自信のある若者が地方を選び始めている (59)農家の女性が「都会」じゃなく「兼業」を勧める →田舎のヒロインズ (60)田舎こそICT+子育て基盤強化を 高齢化は止められないけど、少子化は止められる これまで20年と、これから20年は違う! 日本の人口 1990年 2000年 2010年 計(万人) 12361 12695 12805 0~14歳 2248 15~64歳(A) 8590 2020年 12409 2030年 11661 ▲8% +3% 1847 1680 1456 1203 ▲28% ▲25% 8621 (生産人口) 8103 7340 94% ▲5% 85% 6772 78% ▲16% 1489 2200 2924 3612 3684 高齢者率 12.0% 17.3% 22.8% +96% 29.1% 31.6% +26% A÷B 5.7人 597 3.9人 899 2.7人 1407 2.0人 1879 1.8人 2278 後期高齢者率 4.8% 7.1% 11.0% +56% 15.1% +33% 19.5% +21% 85歳~ 112 223 65歳~(B) 75歳~ 171% 379 285% 636 378% 846 人口減・85歳以上増に備えるには、 時間の使い方を変えるしかない ・行事の棚卸し →ますます行事<事業=福祉+経済! ・組織の棚卸し →会・団体・自主組織の部会は毎年白紙に (会の数だけ役がある!) ・会議の棚卸し →時間を最大限に活用するために、 話す・調整するより、現場で動く時間を!
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