平成 27 年度 文化庁委託事業「劇場・音楽堂等基盤整備事業」 1 受託業務名 平成27年度「劇場・音楽堂等基盤整備事業(情報提供及び研修)」 2 受託期間 平成27年4月9日から平成28年3月31日まで 3 事業の趣旨 「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」 (平成 24 年法律第 49 号)の規定を踏まえ、我が国の 文化拠点である劇場・音楽堂等において、実演芸術に関する活動や、劇場・音楽堂等の事業が自 主的・主体的に行われるよう各種情報提供及び研修を実施することにより、劇場・音楽堂等の活 性化のための基盤整備を行う。 4 芸術文化情報提供事業 事業細目 内 容 実施期間等 ①情報資料コーナーの設置、来訪者への直接対応 ②電話、郵便、FAX、Eメール等による情報提供 随時 ③インターネットのホームページによる情報提供 ④メールマガジンの発行 (1)劇場・音楽堂等及び我が国 年 12 回(原則月1回発行) ⑤安全管理・改修相談会 の文化芸術の振興に関する 施設の老朽化に伴う安全管理や急増する改修相談を受け、事例研 情報、資料の収集・提供 究等により施設改修の方策に関する情報提供を実施する。 (未定) ⑥人材育成事業企画担当者情報交換会 劇場・音楽堂等で、人材育成事業が自主的かつ効果的に実施され るよう、人材育成事業企画担当者向け、先進的な取組み事例や参 (未定) 考となるテキスト等を紹介し、事業の質の向上に結びつける。 ①派遣型 自主事業の企画・実施、施設の管理・運営等に関する専門家を個 平成 27 年 7 月~ 別館や地域に派遣し指導、助言を行うことで、劇場・音楽堂等の 平成 28 年 1 月 活性化を支援 (2)劇場・音楽堂等への芸術文 化活動支援 ②相談型 芸術文化活動にかかる各種相談に対応できる相談員を常駐し、相 随時 談内容に応じて相談者と専門家等をつなぐ ③FAQ(よくある質問)の発行 ①においてテーマとなった課題と解決方法、②により集められた 年1回更新 相談内容と対応方法をFAQとしてまとめ、ウェブサイトで提供 ①社会包摂ハンドブックの作成 劇場法及び指針で社会包摂が謳われているが、具体的方策が実践 (3)劇場・音楽堂等専門人材養 成教材(研修教材)の編集・ 発行 できない館が多々あるため、事業成果を挙げている国内外の事例 年1回発行 を調査し、現場で実践に役立つ、ハンドブックを発行。 ②ファンドレイジング・ハンドブック 施設経営の安定化や自主事業の活性化を図ることで不可欠な財源 確保について、総合的戦略的手法を網羅したハンドブックを発行 年1回発行 5 研修事業 事業細目 内 容 ①全国劇場・音楽堂等アートマネジメント研修会 劇場・音楽堂等の円滑な運営に資するため、館長等の施設経営者及び 中堅職員を対象とするアートマネジメント研修を実施 実施期間等 平成 28 年 2 月 3 日~5 日 東京都にて開催 平成 27 年 9 月~平成 28 年 1 月 (1)アートマネジメン ト研修 (予定) ②ブロック別劇場・音楽堂等アートマネジメント研修会 全国7ブロックにおいて、優れた自主事業等を企画する能力の養成を 図るため、若手職員を対象とするアートマネジメント研修を実施 各ブロックにて開催 北海道・東北・関東甲信越静 (自主・管理) ・東海北陸 関西(自主・管理) ・中四国 九州 ①全国劇場・音楽堂等技術職員研修会 劇場・音楽堂等の舞台技術を統括管理するために必要な専門的知識、 平成 28 年 3 月 2 日~4 日 技術の習得を図るため、舞台技術管理者及び舞台技術管理責任者を対 埼玉県にて開催 象とする舞台技術研修会を実施 平成 27 年 9 月~平成 28 年 1 月 (2)技術職員研修 (予定) ②ブロック別劇場・音楽堂等技術職員研修会 全国7ブロックにおいて、舞台技術に必要な共通技能を習得するた め、舞台技術初任者を対象とする舞台技術研修会を実施 各ブロックにて開催 北海道・東北・関東甲信越静 東海北陸・関西・中四国 九州 ①国内交流 劇場・音楽堂等に働く専門職員のスキルや資質を他施設との交流によ り向上させる。 (未定) また、将来の劇場人材となるべく地域の大学と連携したインターシッ (3)劇場・音楽堂等ス タッフ交流研修 プを実施する。 ②海外交流 劇場法及び指針を踏まえ、オリンピック及び以降の文化プログラムに ついて、社会的課題に対応している先進的事例を海外の劇場・音楽堂 等に職員を派遣して学ぶとともに、現地スタッフとの交流や意見交換 を通し、知識及び技術の向上を目指す。 (未定)
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