ステークホルダー参画によるCSR経営 -

エネルギーの地産地消を進めよう!
-日本と世界の2020年を俯瞰する -
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
代表者 川北 秀人
http://blog.canpan.info/iihoe/
IIHOEって?

組織目的: 地球上のすべての生命にとって、
(1994年) 調和的で民主的な発展のために

社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援
隔月刊誌「NPOマネジメント」発行
 育成・支援のための講座・研修

 地域で活動する団体のマネジメント講座(年100件)
 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年40県市)

企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン
ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決
2020年の地球への行動計画立案

専従3名+客員1名、東京(新川)、約3500万円


日本の未来価値=世界における位置
では、2020年の世界・日本は?

中国のGDPは、日本よりいくら多い?


日本の国民一人当たりGDPは何位?



原油、鉄、レアメタルなどの価格は?
上げるには、「女性の雇用率を上げる」しかない!
日本の高齢者率は?

社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?

支えるには、「介護しながら働き続けられる会社」にするしかない!
国債の残高は?

既存インフラの補修コストは?



橋:15m以上が15万か所 施設:700㎢以上、3割が30年以上!
下水道:年5千か所陥没! 道路、ダム、住宅、上水、電力、鉄道、・・
消費税は、いくら必要?
市場の世界化→事業の世界化→組織・価値の世界化
延長線上で考えるな!

日本のGDPが世界に占める割合が最大だったのは?

2010年に日本のGDPが世界に占める割合は?

では、2016年には?

同年、中国のGDPは日本の何倍?

同年、ブラジルの1人当たりは、日本のいつと同じ?

それは、韓国のいつと同じ?
延長線上で考えるな!
日本のGDPが世界に占める割合が最大だったのは?
→ 1994年(17.8%)
 2010年に日本のGDPが世界に占める割合は?
→ 8.7%
 では、2016年には?
→ 7.2%(1970年ごろ並み!)
 同年、中国のGDPは日本の何倍?
→ 1.72倍
 同年、ブラジルの1人当たりは、日本のいつと同じ?
→ 1986年
 それは、韓国のいつと同じ?
→ 2005年・2009年

「再生可能エネルギーは不安定&課題が多い」?
風力:風まかせ、バードストライク、送電、・・・
 太陽光:日中&晴天時だけ、面積・効率、送電、・・・
 地熱:立地、効率、送電、・・・
 バイオマス:規模効率、熱!、送電、・・・
 小水力:水利権、水害時、送電、・・・

→ 大規模でなく、あくまで小規模で!
& どうせ家電も直流なんだから、直流のままで!
→ 「適地適発」+「産地直用」!
たとえば、携帯電話の基地局や鉄道の信号などで、
小規模風力+太陽光+水力のハイブリッド発電を!
農業用ハウスや高齢者施設で、ペレットストーブ+発電を!
省エネを、地球のためではなく、
自分自身の経済のために見てみると?
世帯
あたり
1965(S40)
1973(S48)
年度
第1次石油ショック
2009(H21)
5386(30.7%)
9050(29.9%)
9583(25.1%)
暖房
+3664(+ 68%)
+533(+ 5%)
5930(33.8%)
9595(31.7%) 10957(28.7%)
給湯
+3665(+ 61%) +1362(+14%)
2807(16.0%)
4268(14.1%)
3131(8.2%)
厨房
+1461(+ 52%) ▲1137(▲26%)
動力・ 3334(19.0%)
6962(23.0%) 13859(36.3%)
照明
+3628(+108%) +6897(+99%)
冷房
計
88(0.5%)
17545 MJ
393(1.3%)
+306(+348%)
30268
+12723(+72%)
687(1.8%)
+294(+74%)
38179
+7911(+26%)
熱供給が
5割以上
家電・ITは
どこまで?
断熱も
換気も
省エネを、地球のためではなく、
自分自身の経済のために見てみると?
世帯
あたり
電気
都市
ガス
LPガス
灯油
石炭
太陽熱
等
1965
1973(S48)
(S40)年度
第1次石油ショック
4000
(22.8%)
2597
(14.8%)
2105
(12.0%)
2649
(15.1%)
6193
(35.3%)
-
2009(H21)
8536(28.2%)
19280(50.5%)
+4535(+113%) +10745(+125%)
5146(17.0%)
+2549(+ 98%)
7865(20.6%)
+2719(+52%)
5267(17.4%)
+3161(+150%)
3894(10.2%)
▲1372(▲26%)
9474(31.3%)
+6825(+257%)
6720(17.6%)
▲2754(▲29%)
1846(6.1%)
-(0.0%)
▲4347(▲70%) ▲1846(▲100%)
0(0.0%)
382(1.0%)
2割は
熱に?
2千万kl
→2兆円!
電力ならスマートグリッド、
燃料なら地産地消(適地適発+産地直用)
降らない
【関東・東海・関西・中四国・九州の
県庁所在地市・政令市】
暖房・給湯の1割改善を!
雪
降る
【北海道・東北・甲信越・北陸・山陰の
県庁所在地市】
暖房・給湯・融雪の2割改善を! 高
右記に加えて、
・断熱(壁も内窓も!)徹底!
・換気(パッシブソーラー)徹底! ・発電導入施設に直流併用!
・燃料電池発電も
・地中熱の最大活用!
【関東・東海・関西・中四国・九州の
県庁所在地市・政令市 以外】
い
人
口
【北海道・東北・甲信越・北陸・山陰の 密
度
県庁所在地市 以外】
林産資源の最大活用により、 暖房・給湯・融雪を業務用でも!
業務用暖房・給湯 2割改善を! 上記に加えて、
低
・バイオマス(木質以外も!)、 い
小水力、風力の最大活用!
→ 特に農業・福祉・教育施設!
(ハウス、畜舎、ホーム、校舎)
実は我が家も。。。
10年8月の転居を機に、エネファーム導入!
(70㎡のマンション → 100㎡の一戸建て)
9月
電 135
力 ▲54
ガ
ス
発
電
10
11
12
1
2
138
117
177
162
170
▲
39
▲
71
▲
81
▲
73
▲
82
3
▲
4
5
6
7
123
124
102
129
133
126
▲
82
▲
49
▲
64
▲
93
▲
8
計
179
1689
103
▲
917
20
36
64
82
110
92
107
55
39
34
24
26
689
+8
+16
+45
+55
+82
+66
+80
+26
+14
+17
+11
+12
+432
?
?
40
56
56
57
44
24
18
15
14
14
337
?
? 18% 19% 16% 18%
13% 13% 13% 11% 12%
10%
19%
料 7435 9089
金 +415 +1189
11426
13622
15658
14182
14510
10019
8709
8803
7958
+3398
+3103
+5420
+3759
+4043
+131
+460
+710
+184
9299 138668
▲961
+21851
単純に前年同期(9月~8月)と比較すると?
電力 kWh
ガス ㎥
2606 → 1689 257 → 689
▲917
+432
▲35.2%
+168.1%
料金 円
CO2 kg
108,859→138,668
+21,851
+27.4%
1412→2070 (2179?)
+658 (+767?)
+46.6% (+54.3%?)
世帯・個人の利便性だけを最優先するか、
共有を促して、全体の最適を優先するか?
 エネルギーは、つくるのも大変だけど、
届けるのも、利用者の確保も大変!
→ 電力は供給と顧客確保の基盤整備を
終えたから、現在のトータルコストが低い
→ 適地適発・産地直用
=利用者が個人・消費者としてではなく、
共有体・主体的な参画者になれるかが、
再生可能エネルギー普及の最大のカギ