Heidelberger Seminar WS14/5

Heidelberger Seminar WS14/5
1. Kapitel
Die Entdeckung der Landschaft 3
風景の発見 3
Ab. 5. Zwei Dilemmas
das Dilemma der Romantik und das des Realismus.
Heidelberger Seminar WS14/5
• Yanagita Kunio (柳田國男、
1875-1962)
• Romantiker
• hoher Beamter
• Pionier der japanischen
Ethonotogie
Heidelberger Seminar WS14/5
Kobayashi Hideo (小林秀雄)schreibt:
das Bewusstsein einer Zeit [ ist ] weder
größer noch kleiner als das Bewusstsein
des Selbst (35)
⇒nicht aus der Sphäre der Landschaft herauszutreten
sondern ihren Ursprung deutlich zu machen
Heidelberger Seminar WS14/5
Abs. 6. Was Landschaft als Landschaft ermöglicht
・ Das Scheitern der politischen Bewegung führt
zur inneren Welt.
・ Was für eine Institution ermöglicht die Psyche
als eine Art Institution?
S. Freud
Heidelberger Seminar WS14/5
Erst mit der Ausbildung einer
abstrakten Denksprache, durch
die Veknüpfung der sinnlichen
Reste der Wortvorstellungen mit
inneren Vorgängen, wurden
diese
selbst
allmählich
wahrnehmungsfähig. (40)
genbun itchi (言文一致) als eine abstrakte Denkssprache
Heidelberger Seminar WS14/5
言文一致は、明治二十年前後の近代
的諸制度の確立が言語のレベルであら
われたものである。いうまでもないが、言
文一致は、言を文に一致させることでも
なければ、文に言を一致させることでも
なく、新たな言=文の創出なのである。
(41)
Heidelberger Seminar WS14/5
独歩にとって、内面とは言(声)であり、
表現とはその声を外化することであった。
このとき、実は「表現」という考えがはじ
めて存在しえたのである。[・・・。]「表
現」は、言=文という一致によって存在し
えたのだった。(42)
Heidelberger Seminar WS14/5
第1章「風景の発見」第5節、第6節のまとめ
近代において、ロマン主義のディレンマとリアリズムのディレ
ンマが生じる。ロマン主義を抜け出そうとアンチ・ロマン主義的
態度をとっても、それはひとつのロマン主義にすぎない。それ
は、リアリズムを徹底しようとすると、アンチ・リアリズム的にな
らざるをえないのと同様である。
Heidelberger Seminar WS14/5
柄谷が試みるのは、したがってこうしたディレンマから抜け
出すことではなく、ロマン主義ないしはリアリズムというものの
起源を問うことである。その起源は、明治二十年代の日本の
文学に求めることができる。内面や外界や風景というものを成
立させたのは、ここでは言文一致という制度の創出であったこ
とが明らかにされる。
Heidelberger Seminar WS14/5
問題です。
1.ロマン主義のディレンマとは、どのようなことを
いうのか。
2.柄谷にとって重要なのは、ディレンマを抜け出
すことなのか?