エスペンラント

エスペンラント
文字と発音
• 文字はひとつの音素を表す。母音はそのまま
読み、子音は子音としての発音にオーを添え
て文字名称
• アクセントは後ろから2番目の母音
品詞と語尾
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○名詞
<-o> hundo, besto, floro
○形容詞
<-a> juna, bela
○動詞現在形
<-as> estas
○動詞不定形
<-i> esti
○副詞(一部)
<-e> bele
名詞の性と数と格
• 名詞に性はない
• 複数 j をつける
• 対格(英語の目的格)に n をつける。(語順
の制約がなくなる。)
– Mi amas vin.
– I love you.
Cf j と n は名詞の前の形容詞にもつける
• amiko → amikoj
• intima amiko → intimaj amikoj → intimajn amikojn
動詞の変化(ひとつ)
• 不定形 現在形 過去形 未来形命令形仮定形
Lerni lernas lernis lernos lernu lernus
• 英語の助動詞は存在しない。「~できる」とい
う動詞 povi を使い、以下動詞の不定形を続
ける。複数の動詞を組み合わせることができ
る。述語のみ活用させ、後のは不定形
人称代名詞
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単数
Mi
Vi
Li
Ŝ
Ĝ
複数
ni
vi
ili
ili
ili
英語の所有格は形容詞 a
mia nia via lia ilia
目的格は対格 n
疑問文と否定文
• 通常の疑問文は、文頭にĈu をつける。疑問詞のある
場合は疑問詞を文頭につける。
• 肯定のときは jes 否定のときには、ne (否定する意味
の単語の前に再度 ne を挿入する)
• Vi estas esperantisto. → Ĉu vi estas esperantisto?
•
Jes, mi estas esperantisto. Ne, mi ne estas
esperantisto.
• Vi havas amatinon. → Ĉu vi havas amatinon?
•
Jes, mi havas amatinon. Ne, mi ne havas amatinon.
副詞
• 語尾が<-e>で終わる副詞と、それ以外の副
詞がある。前者は名詞や形容詞、動詞に変
化することができる。
冠詞と前置詞
• 不定冠詞は存在しない。定冠詞も原則として
使用しないが、特に特定のものを想定してい
う場合には、la を使用する。
libro → la libro
hundo → la hundo
• 前置詞は英語と働きは同じである。ひとつひ
とつ覚えるしかない。
比較
• 形容詞と副詞自身は変化せず、比較級は前
後に、pli 形容詞(副詞) ol のように、pli ~ ol
をつける。最上級は、前に la plej をつける。
同級の場合には、前後に tiel ~ kiel をつける。
• ○
juna
若い
• ○
pli juna より若い
• ○ la plej juna 最も若い
• ○ tiel juna kiel と同じように若い
命令文
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命令文は相手に向かって「~しなさい」と命令する場
合だけではなく、「~しましょう」「~~にさせよう」など
も含まれる。
○ ~ u 命令 ~しなさい
○ ni ~ u 勧誘 ~しましょう
○ mi ~ u 申し出 私が~しましょう
○ cu mi ~ u? 丁寧な申し出 私が~しましょうか
○ li (si ili)~ u 使役 彼(彼女、彼ら)に~させよう
○ ne ~ u 禁止 ~してはいけない
○ bonvolu ~ i お願い ~してください
仮定法
• 仮定法は、実際にはあり得ないことを仮定し
て述べる。動詞の活用で us
• Se mi estus birdo, mi povus flugi al vi.
相関詞
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物事 人物 性質様子 所有 場所 方法 理由 時 数量
語尾
-o -u
-a
-es -e -el -al -am -om
疑問 kio kiu kia kies kie kiel kial kiam kiom
指示
tio tiu tia ties tie tiel tial tiam tiom
不定
io iu
ia
ies ie
iel iel iam
iom
普遍
cio ciu cia cies cie ciel ciel ciam ciom
否定 nenio neniu nenia nenies nenie neniel neniel
neniam neniom
• 疑問詞は、関係詞としても使用される。
接続詞
• 接続詞は文法的には英語と同じである。
• 等位接続詞は、kaj (and) au (or) sed (but)
nek ~ nek (neither ~ nor)
• 従属接続詞 ke は間接話法をつくる。
• Ni esperas, ke vi diligente lernos Esperanton.
接尾語・接頭語
• エスペラントは、接尾語と接頭語を決めること
によって、造語の規則を明確にしている。この
規則を理解することで、言葉を覚えやすくして
いるとともに、社会の変化に対応してきた