2007,1,7 FITS画像教育利用ワークショップ 太陽FITS画像の教材化の検討 PAOFITS

FITS画像教育利用ワーキンググループ
実習 「太陽の光球面のようすを調べよう」
「太陽の黒点の温度を求めよう 」
<実習の概要説明>
PAOFITS WG
SOHO HPより
1
太陽光球面のようすを調べる

1.国立天文台(NAO)10cm新黒点望遠鏡による
白色太陽画像を見る。



2.周辺減光のようすを、マカリのグラフ機能を
使って調べる。
3.飛騨天文台60cm太陽望遠鏡による、同じ黒点
群の画像で見え方を比べる。
4.黒点の内部の構造を調べる。
2
国立天文台10cm新黒点望遠鏡
CCD
3
国立天文台10cm新黒点望遠鏡
による光球面と黒点
4
5
マカリのグラフ機能を使って

飛騨DSTの黒点画像
(FITS)で
( DST:60cmドームレス太陽望遠鏡)
黒点の暗部と半暗部
の構造を調べる
黒点画像(スケッチ)
→ 明るさのグラフ
6

マカリで見た、飛騨60cmDSTの画像とNAO10cm新黒
点望遠鏡の画像の比較
7
飛騨DSTの黒点画像(2001,04,09)
粒状斑
暗部
半暗部
8
飛騨DSTの黒点画像(2001,04,09)
黒点暗部の中には何が見えるか?
アンブラルドット
ライトブリッジ
9
3.マカリのグラフ機能を使って
光球(粒状斑)
ライトブリッジ
暗部
半暗部
アンブラルドット
10
マカリの測光機能を使って
太陽の黒点の温度を求めよう

白色光(連続光)で撮像された太陽像
光球・黒点:第1近似としては黒体輻射をしていると
考えて良い。
単位面積あたり放出される電磁波のエネルギーの総量は
その点の温度の4乗に比例する
E=σT4
ステファンボルツマンの法則
11
4.マカリの測光機能を使って
黒体輻射(プランク分布)
3.5E+13
黒体輻射のプランク分布式
3E+13
k:ボルツマン定数
C:光速度
全波長にわたって積分すると
E=σT4
ステファンボルツマン
の法則
2E+13
3000K
4000K
5000K
6000K
1.5E+13
1E+13
5E+12
0
20
0
30
0
40
0
50
0
60
0
70
0
80
0
90
0
10
00
h:プランク定数
輻射強度
3
(J/s/m /str)
2.5E+13
波長(nm)
12
マカリの測光機能を使って
国立天文台(NAO)10cm新黒点望遠鏡による
白色太陽画像(FITS)
測光
黒点の暗部
光強度 I
黒点の半暗部
光球中心部
光強度 Io
光強度の比 I/Io
を求める
13
マカリの測光機能を使って

白色光(連続光)で撮像された太陽像の
各点の光強度: I
温 度: T
I/Io =(T / To)4
T = To( I/Io)1/4
光球中心の温度としてTo=6400K
白色光によるCCD画像(FITS)→→→
マカリで I,Io を測定して Tを求める
14
<発展学習の(1)>
国立天文台HPの「太陽活動データベース」から
白色太陽画像(FITS)をダウンロードする方法




http://solarwww.mtk.nao.ac.jp/jp/database.html を表示
同じページの「10cm新黒点望遠鏡・全面画像」(JPG画像)で
「西暦」、「sr日付(6桁).jpg」のファイル名をクリックして表示
して、適当な画像を検索する。
黒点が、できる限り光球の中央にある画像を選ぶと良い。
使いたい画像の日が決まれば、同じページの「10cm新黒点
望遠鏡・FITSファイル」の必要な画像の年号を “新しいウィン
ドウで開く”で開いて、 「西暦」、「sr日付(6桁).fit」のファイル
名を右クリックして、必要な画像をダウンロードする。
さあ、「太陽の黒点の温度 」を求めよう!
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