平成27年度 道徳の授業力向上研修会 1 演習(13:00~15:50) ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 自己紹介 説明 個人思考 移動・準備 発散的思考 収束的思考① 休息 収束的思考② 発表準備 発表 振り返り まとめ 13:00~13:05 13:05~13:15 13:15~13:40 13:40~13:45 13:45~13:55 13:55~14:20 14:20~14:30 14:30~15:00 15:00~15:05 15:05~15:30 15:30~15:40 15:40~15:502 アイスブレーキング 自己紹介 「○○が好きで◇◇をがんばって いる△△学校の□□です。」 3 「命や絆を大切にする」 宮崎県道徳教育読み物資料 集を活用した授業づくり 4 5 6 個人思考(13:15~13:40) ◆ 学習指導過程について、自分の考えを付箋 に記入する。 1 ねらいをどうするか。 2 中心発問をどうするか。 ピンク 3 基本発問をどうするか。 黄色 自分を見つめる発問を 4 どうするか。 黄緑色 5 青色 指導の工夫 7 8 発散的思考(13:45~13:55) ◆ 各自で記入した付箋を、模造紙に貼る。 グループ単位で、1枚の模造紙に貼ってい く。 9 道徳学習指導案(グループ名) 1 主題名 「自分の生命を守る」 2 資料名 「しんもえだけ」 3 ねらい ○ ……………… 4 学習指導過程 段階 学習活動 主な発問 具体的手だて 10 収束的思考①(13:55~14:20) ◆ 模造紙に貼られた付箋をもとに、各グルー プで意見交換しながらまとめる。 1 ねらいをどうするか。 2 中心発問をどうするか。 3 基本発問をどうするか。 4 自分を見つめる発問をどうするか。 5 指導の工夫をどうするか。 11 道徳学習指導案(名前) 1 主題名 「自分の生命を守る」 2 資料名 「しんもえだけ」 3 ねらい ○ ……………… 1 4 学習指導過程 段階 学習活動 主な発問 具体的手だて 3 2 4 5 12 収束的思考②(14:30~15:00) ◆ 決定事項を、模造紙に記入する。 道徳学習指導案(名前) 1 主題名 「自分の生命を守る」 2 資料名 「しんもえだけ」 3 ねらい ○ ……………… 4 学習指導過程 段階 学習活動 主な発問 具体的手だて 1 導 入 付箋は、貼ったままでもよい。 13 発表準備(15:00~15:05) ◆ 各グループで記入した模造紙を、指定され た場所に貼る。 14 発表(15:05~15:30) ◆ ポスターセッション方式で発表を行う。 1 各グループで、発表者を3名決める。 2 説明4分→感想記入2分→移動1分を 1セットとし、3セット繰り返す。 15 振り返り(15:30~15:40) ◆ 聞き手の感想や他のグループの「授業の流 れ」を基に、よりよい授業について意見交換 を行う。 16 平成27年度 道徳の授業力向上研修会 17 道徳的実践力を育てること 道徳的実践力とは、 「道徳的心情」 「道徳的判断力」 「道徳的実践意欲と態度」 を包括する内面的資質のことである。 18 道徳的実践力とは 道徳的 心情 人間としてのよりよい生き方や善を 志向する感情 道徳的 判断力 それぞれの場面において善悪を判断 する能力 道徳的 実践意 欲と態 度 道徳的実践意欲は、道徳的価値を実 現しようとする意志の働き 道徳的態度は、道徳的実践意欲に裏 付けられた具体的な道徳的行為への身 構え 19 道徳的実践 行動・言葉 「道徳的習慣」 「道徳的行動」 道徳的実践力 心 「道徳的心情」 「道徳的判断力」 「道徳的実践意欲 と態度」 20 学校の教育活動全体 (道徳教育) 「通して」:ここからここまで 「通じて」:くまなく 要(道徳の時間) 道徳教育は、朝、子どもたちが学校へ来て、 教科の時間、休み時間、給食の時間、昼休み, 清掃時間など、下校するまでのすべての教育活 動を通じて行います。 21 1 ねらいを明確にする。 2 指導の要点を明確にする。 3 資料を吟味する。 4 児童生徒の感じ方、考え方を予測し、主な 発問を考える。 5 学習指導過程(展開の大要)を考える。 6 板書計画を立てる。 22 表現の仕方 本時、気付かせたい考え方・感じ方と、児童生 徒の授業の出口の願う姿を記述する。 「~に気づき(気づかせ)、 …する心情・判断力・実践意欲 と態度を育てる(養う)。」 考え方・感じ方 出口の願う姿 23 本時のねらい例① 生きる喜びにふれ、生命を大切にしようとする 心情を育てる。 学習指導要領に示されている内容項目を、その まま設定している。内容項目は、小学校では2年 間を通して、道徳教育の目標を達成するために、 全教育活動において指導すべきものである。 目の前にいる児童に気付かせたい「道徳的な考 え方・感じ方」を明確にした方がよい。 24 本時のねらい例② ヘルメットを被せてもらったときの主人公の気 持ちを考えることを通して、生きる喜びにふれ、 生命を大切にしようとする心情を育てる。 本時、どんな道徳的な考え方・感じ方に気付く ことが必要かを、主題名をもとに明確にしなけれ ばならない。 目の前にいる児童に気付かせたい「道徳的な考 え方・感じ方」を明確にした方がよい。 25 本時のねらい例③ 「 」 に気付かせ、生命を大切にしようとする心情を育 てる。 目の前にいる児童に気付かせたい「道徳的な考 え方・感じ方」を明確にする必要がある。 児童の 実態 資料のどこに興味・関心(問題意識) をもつかを考えた上で設定する。 26 資料から離れる 展開前段で追究した価値に照らして、今までの 自分はどうであったか、これからどのように生き ていきたいかを見つめさせる。 直接体験 間接体験 1 行為のみを問う。 2 行為+判断を問う。 3 行為+心情を問う。 見たり聞いたりしたことを問う。 27 指導上の留意点 1 自分の経験や思いを安心して話せる雰囲気 や仲間の発言を受容的、共感的に受け止めら れる雰囲気づくりが大切である。 2 前段に時間をかけすぎて後段の時間がなく なってしまうケースが見られる。少なくとも 10分程度の時間は確保する必要がある。 3 自己を見つめるということは、決意表明や 懺悔とは異なる。また、即、明日からの実践 をねらうものではない。 28
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