陽電子スペクトルの系統誤差候補(手始め) Nt N0 exp t 1 A cosmest • • 陽電子検出効率のエネルギー依存性、 Fill毎のビーム運動量のバラつき、 • • • • 貯蔵リング周回中のビーム損失、 崩壊陽電子イベントレート起因の検出効率の変動(デッドタイム)、 ビーム初期軌道+経時広がりに伴う陽電子検出効率の時間変動、 注入時刻 t0 のバラつき、 • • • ビーム偏極度、 陽電子検出効率のエネルギー依存性、 Fill毎のビーム運動量のバラつき、 • • リング周回中の周期的なビーム蛇行、 ノンゼロの有限な大きさの電場、 • • Fill毎の初期位相の変動(注入時のスピンの向きと ビーム進行方向のズレ)、 1 注入時刻 t0 のバラつき。 1 E q mes a a B 2 a m 1 c Beam origin の系統誤差候補 Nt N0 exp t 1 A cosmest • • 陽電子検出効率のエネルギー依存性 、 Fill毎のビーム運動量のバラつき、 • • • • 貯蔵リング周回中のビーム損失、 崩壊陽電子イベントレート起因の検出効率の変動(デッドタイム)、 ビーム初期軌道+経時広がりに伴う陽電子検出効率の時間変動、 注入時刻 t0 のバラつき、 • • ビーム偏極度のバラつき、 陽電子検出効率のエネルギー依存性 、 Fill毎のビーム運動量のバラつき、 • • リング周回中の周期的なビーム蛇行、 ノンゼロの有限な大きさの電場、 検出器など、他起源 のものは後で議論 : Beam偏極度の 制御に起因 1 E q mes a a B 2 a m 1 c Fill毎の初期位相の変動(注入時のスピンの向きと ビーム進行方向のズレ)、 2 • 注入時刻 t0 のバラつき。 Beam origin の系統誤差候補 Nt N0 exp t 1 A cosmest • • 陽電子検出効率のエネルギー依存性 、 Fill毎のビーム運動量のバラつき、 • • • • 貯蔵リング周回中のビーム損失、 崩壊陽電子イベントレート起因の検出効率の変動(デッドタイム)、 ビーム初期軌道+経時広がりに伴う陽電子検出効率の時間変動、 注入時刻 t0 のバラつき、 • • • ビーム偏極度のバラつき、 陽電子検出効率のエネルギー依存性 、 Fill毎のビーム運動量のバラつき、 • • リング周回中の周期的なビーム蛇行、 ノンゼロの有限な大きさの電場、 • • Fill毎の初期位相の変動(注入時のスピンの向きと ビーム進行方向のズレ)、 3 注入時刻 t0 のバラつき。 検出器など、他起源 のものは後で議論 ホワイトノイズと して消えるか? 1 E q mes a a B 2 a m 1 c 系統誤項目 Nt N0 exp t 1 A cosmest Beam 起源 1. 2. 3. A B C D 貯蔵リング周回中のビーム損失 (B)、 ビーム初期軌道+時間経過に伴う広がり (B)、 リング周回中の周期的なビーム蛇行 (D)、 検出器起源 4. 陽電子検出効率のエネルギー依存性 (A, C)、 5. 崩壊陽電子イベントレート起因の検出効率の変動(デッドタイム) (B)、 6. ビームの時間経過の広がりに伴う陽電子検出効率の時間変動 (B)、 貯蔵リング起源 E q 1 mes a a B 2 a m 1 c 7. ノンゼロの有限な大きさの電場 (D)、 なんとか、(B) をキャンセルできないものか? 4 系統誤差軽減可能性 by 3 ideas Nt N0 exp t 1 A cosmest 起源 影響 内容 Spin +/ Ebin +/Ta/2 ビーム e-t/ 貯蔵リング周回中のビーム損失 ○ ○ × mes リング周回中の周期的なビーム蛇行 ○ ○ × N0, A 陽電子検出効率のエネルギー依存性 ○ × ○ 5 e-t/ 崩壊陽電子イベントレート起因の検出 効率の変動(デッドタイム) ○ ○ ○ 6 e-t/ ビーム軌道の時間経過に伴う磁場軸 方向の広がりに起因する陽電子検出 効率の時間変動 mes ノンゼロの有限な大きさの電場 1 2 4 7 検出器 貯蔵リ ング ? 要シミュレーション × × × ○印は、キャンセルできる場合を示す。ビーム注入位置、運動量のバラつきがホワイトノイズとし て扱え、ビーム軌道の再現性が良い事を仮定。 項目6はアクセプタンスを大きくすれば軽減でき るとは思うが、要シミュレーション。 5 案1:Spin+/beamのasymmetryを利用 あるいは、unpol. Beamの利用。 N F t N 0 exp t 1 A F cosmest F N B t L B F N 0 exp t 1 A B cosmest B NF t NB t 1 LB F AF cosmest F LB FAB cosmest B NF t NB t 1 LB F AF cosmest F LB FAB cosmest B • • • -beam 進行方向とparallel, anti-parallel のビームを貯蔵リングに入れて、アシン メトリーを取る。ビーム注入位置、運動量のバラつきがホワイトノイズとして扱え、 ビーム軌道の再現性が良く、スピンに依存しない事を仮定。 Polarizationの違いより、Analyzing power (AF,AB ) および、初期位相の違い+ ルミノ シティーの違いがあるので、フィットパラメータが3つ増えるが、スピンに関係のな いビーム起源の系統誤差および、検出器起源の系統誤差はキャンセルする。 Relative luminosity LB/F をきちんと知る必要がある。 案2:崩壊陽電子のエネルギーbinを分けて利用 N L t L N L exp t 1 A L cosmest N H t H N H exp t 1 A H cosmest N H t H N H 1 A H cosmest N L t L N L 1 A L cosmest Const. 1 A H cosmest Asymmetryがゼロになるようなエネルギー領域 (0<E<175 MeV) の時間スペクトル NL(t) と大きいAsymmetry が期待されるエネルギー領域 (175<E<275 MeV) の時間 スペクトル NH(t) の比を取ると、exponential 項がキャンセルされる。 ビーム広がりに伴う陽電子検出効率の時間変動 はキャンセルできない(かも)。 ただし、検出器のエネルギー依存する効率L, Hはきちんと知る必要がある。 エネルギーの違いによる、統計量の差異 NH/NLの算出はできる。 E<100 MeV Backward-decay (Forwarddecay と位相が逆) 100< E<175 MeV Left-right-decay 左右でイ ベント選択しないと、スピン 成分が平均されてしまう 175< E<275 MeV Forward-decay Assuming beam polarization is 100% 比 MeV A / 2/ndf 175- 0.34 275 2976832. 3.8E-4 5432/ 4623 100- -0.01 175 2987270. 7.3E-3 5331/ 4623 ratio 0.33 2977623. 4.8E-4 5578/ 4616 Const.=0.63 案3:時間ビンを組み合わせて比を取る (E821) データをランダムに4サブグループに分けて、時間ビンを以下のように組み合わせる。 Ta 1 t 1 A co smes t N1 t Ta N1 ex p ex p 2 2 Ta 1 t N2 t Ta N1 ex p ex p 2 1 A co smes t 2 t N 3 t N 3 ex p 1 A co smes t t N 4 t N 4 ex p 1 A co smes t N1 t Ta 2 N 2 t Ta 2 N3 t N 4 t rt N1 t Ta 2 N 2 t Ta 2 N3 t N 4 t N1 N2 N3 N4 Ta exp 2 を用い、 を3乗まで考慮すれば、次式のように書ける。 1 Ta r3 t A cos mest 4 2 2 E821の解析で使用。しかし、ビームの蛇行成分はうまく消えなかったらしい。 Nt N0 exp t 1 A cosmest 要シミュレーションの項 目があるが、3つの方法 を組み合わせればキャ ンセル手段はありそう。 検出器効率のエネルギー依 存性の評価方法が次の課題。
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