平成19年度地域教育フォーラムin京都 第5分科会 「学力向上アクションプラン」 ~洛西方式Ⅱ~ 京都市立洛西中学校 2007,7,31 社会の現状 ▲学習に対する意欲関心が低い ▲家庭での学習習慣が定着していない ▲「学力の二極化問題」 本校の学校教育目標 『よりよい社会の実現に 貢献しようとする人間性の育成』 (1) 真理・真実を素直に探究する心を育む (2) 自らの可能性を追求する 粘り強い自己実現の姿勢を養う (3) 社会の矛盾や課題に気づき,解決の ために行動できる社会的な目を培う 洛西地区の現状 ・少子高齢化 ・生活水準に格差 就学援助率 中学校の実態 比較的髙い ・学力の二極化 ・家庭学習の習慣が定着しない 「学力向上」アクションプラン ~洛西方式~ 5つの柱 (1) 授業時数の確保 (2) 「わかる授業」をつくる,授業改善の工夫 (3) 家庭学習習慣化のための宿題の取り組み (4) (小中・中高)異校種間連携 (5) 土曜スクールの取り組み 「学力向上」アクションプラン ~洛西方式~ 5つの柱 量的な学力向上プラン (1) 授業時数の確保 ◆45分授業の導入 週31コマ 授業 理由① 効果的な授業の工夫と 生徒の集中力 理由② 授業時数増加による「ゆとり」 つまづきへのフィードバック 「学力向上」アクションプラン ~洛西方式~ 5つの柱 質的な学力向上プラン (2) 「わかる授業」をつくる,授業改善の工夫 マスタリー・ラーニング(完全習得学習) を授業実践に・・・・・ ① “必修”と“選択”のリンク ●形成的テスト→フィードバック ●教科内個人選択授業 ② “朝学習の充実”と『学びの時間』 ●学年・担任による学習指導 ●「学びの時間」の活用 「学力向上」アクションプラン ~洛西方式~ 5つの柱 家庭との連携による 学力向上プラン (3) 家庭学習習慣化のための宿題の取り組み ●小学校・高等学校との比較 ●家庭学習アンケートより 家庭学習アンケート(左がしていない生徒) 平日の家での勉強時間はどれくらいですか? (塾での学習はのぞく) 合計 3年 2年 1年 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1.ほとんどしない 2.30分くらい 3.1時間くらい 4.1時間半くらい 5.2時間くらい 6.2時間半くらい 7.3時間くらい 8.3時間以上 「学力向上」アクションプラン ~洛西方式~ 5つの柱 家庭との連携による 学力向上プラン (3) 家庭学習習慣化のための宿題の取り組み ●小学校・高等学校との比較 ●家庭学習アンケートより 少ない 入学後減少 期待感? あなたは宿題が出されたら必ずやりますか? 合計 3年 1.必ずやる 2.まあやる 3.あまりやらない 4.全くやらない 2年 1年 0% 20% 40% 60% 80% 100% 「学力向上」アクションプラン ~洛西方式~ 5つの柱 (4) (小中・中高)異校種間連携 洛西地域 小・中学校での 一貫した指導のねらい(重点) (1) 挨拶と忘れものに対する指導の強化 (2) 人の話や課題への集中力を身につける取り組み (3) その場にふさわしい言葉遣いができる人の育成 (4) 自分の主張を持ち, それを表現できる力を高める指導 「学力向上」アクションプラン ~洛西方式~ 5つの柱 地域との連携による 学力向上プラン ●大人も一緒に自発的な学習 ●ボランティア人材の発掘 (5) 土曜スクールの取り組み 「学力向上」アクションプラン ~洛西方式~ 5つの柱 地域との連携による 学力向上プラン (5) 土曜スクールの取り組み ●大人も一緒に自発的な学習 ●ボランティア人材の発掘 学校運営協議会 学生や 地域の方々 今後の課題 (1) LD等の生徒を始め,低学力生徒への対応 (2) 学年・教科による取り組みの差と方策の交流 (3) 授業と家庭学習(宿題)の結びつけを強める (4) 総合や道徳の時間と学習の意欲づけ 学校運営協議会制度 学校運営 協議会 心の教育部会 地域連携部会 学力向上部会 進路展望部会 (1) 放課後や休業中の補充・発展学習での 派遣講師の発掘 (2) 早寝早起き,朝ご飯,読書習慣など, 地域としての生活確立の取り組み (3) 土曜スクールでの学習者・指導者を地域から
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