日本企業の昇進選抜について <特徴> 1 同一入社の中で行われる 2 「長期の競争」に基づく(従業員の意欲維持) 3 格差の表れ:賃金 → 資格昇格 → 役職昇進 <同期入社の昇進競争> ① 一律年功 ・入社後すぐには差をつけない ② 昇進スピード競争(A点) ・昇進する者,しない者の分化 ③ トーナメント型競争(B点) ・勝者のみ競争に参加できる 重層型キャリア 役職 5割 勤続年数 A B 「長期の競争」の問題点 1 人件費負担が増大 ・仕事の意欲の維持のため,ある時期まで 昇進・昇格に差をつけない。 2 従業員の意識 ・潜在能力の高い従業員の仕事意欲が低下。 ファスト・キャリア(早期選抜制度)が必要 <例> 日本 ①入社後の第一選抜(A点) 7.9年 ②昇進者と滞留者(B点) 22.3年 アメリカ 3.4年 9.1年 ドイツ 3.7年 11.5年
© Copyright 2024 ExpyDoc