05/09/06 2D Trion and ohmic contact study on a new sample “8_25_05.1” Toshiyuki Ihara Abstract. ・新しくデザインした試料 8_25_05.1 (低ドープ6nmGaAs/AlGaAs量子井戸)に対し てInはんだのアニールを行い、その周辺で点励起PLスキャン・PLE測定を行った。 ・アニールによって、InはんだからInが試料表面を流れたような模様が現れた。これ をIn flowと呼ぶことにして、この影響も同時に調べた。 ・狙い通り、Inはんだ・In flowともにその周辺で電子濃度の減少がはっきりと見られ た。 ・今後、In以外の金属のアニ-ルや、蒸着を試してゆく予定。 Sample information Sample name 8-25-05.1 x 4 pieces Quantum well 63 ÅGaAs Barrier 36% AlGaAs Si doping 7x109cm-2 (6.1A x 14sec) Set back 200Å Electron density ~7x109cm-2 Indium annealing 20s PL over view (Inとは無関係の領域) 4つの試料のPLを測定した。Wellの厚みは10%/mmで計算しており、端の方では大き なずれが生じる可能性がある。特に5.5nmはもっと薄くなっているっぽい。 PL scan near Indium 6.3nmの#14において、Inはん だ・In flowの付近でPLスキャン を測定してみた。 右図はステップ間隔2μmで、In から離れていったときのPLスペ クトル。 Inはんだ・In flowの付近では excitonが観測される。明らか に電子濃度が減少している。 電子濃度の減少はInから 50μmに及ぶ。 ※ それぞれのピークが excitonやtrionであることは、 PLE測定で確認される → 次項 PLE spectra measured near / far from Indium ※参考:arm wellの場合 今回の実験でも、 Indiumの周りで二次元電子濃度が減少していることを確 認できた。今後、他の金属や蒸着などを試してゆく予定。
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