SAMPLE A大学 特許分析レポートサンプル A.保有 - パテント・リザルト

SAMPLE
特許ポートフォリオ分析
A 大学
2010.04
特許分析レポートサンプル
A.保有特許分析
本資料の全ての部分に関する一切の権利は株式会社パテント・リザルトに帰属しており、方法の如何を問わず、いかなる目的においても、
無断での転用または転載、複製、抄録、磁気媒体または光ディスク等への入力等を禁止致します。
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SAMPLE
CONTENTS 第1章 出願状況についての統計分析
1-1 調査対象母集団について
2
1-2 ステータス別出願件数
2
1-3 特許出願件数推移(件数、ステータス割合)
3
第2章 パテントスコアによる全体分析
2-1 パテントスコア分布
4
2-2 パテントスコア分布データ
4
第3章 特許ポートフォリオ分析
3-1 技術分類スコアマップ
7
3-2 技術分野【2G045】における競争力比較
8
第4章 発明者の分析
4-1 パテントスコアによる発明者分析
10
第5章 分析手法について
5-1 パテントスコア
11
5-2 技術分類スコアマップ
12
5-3 出願人スコアマップ
12
1
SAMPLE
2010.4
特許ポートフォリオ分析 『A 大学』
第1章 出願状況についての統計分析
1-1 調査対象母集団について
検索条件 出願人名にA大学を含む
該当件数 全体:940件 登録:174件 出願中:483件
【特許検索対象範囲】
公開特許公報
特許公告公報
特許公報
再公表特許公報
公表特許公報
:1993年1月
:1994年1月
:1996年5月
:1996年1月
:1996年1月
∼
∼
∼
∼
∼
2010年2月
1996年3月
2010年2月
2010年2月
2010年2月
発行分
発行分
発行分
発行分
発行分
1-2 ステータス別出願件数
失効:12件
拒絶査定:59件
ステータス
登録
登録:174件
取下げ:212件
審査中
特許出願後に審査請求され、審査中のもの
出願のみ
特許出願後、未審査請求のもの
ただし、審査請求期間が経過していないもの
取下げ
審査中:287件
概要
設定登録を受けているもの
出願取下げ、取下げ擬制、出願却下など
拒絶
拒絶査定が確定したもの
失効
特許登録後に権利満了や年金不払いなどで失効したもの
出願のみ:196件
※分かりやすさを優先し、ステータスは簡略化した区分になっています。
また、一部に元データの不整合・欠如により弊社で独自に類推している
ものがあります。特許の生死の確認など法的な手続きを実施する際には、
特許庁備え付けの包袋・原簿などで改めてご確認ください。
図1.ステータス別出願件数
図1に、ステータス別出願件数のパイチャートを示す。
現在登録を受けている特許は174件であり、審査中が287件、出願のみが196件あり、今後も特許
件数は増加していくことが伺える。
2
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2010.4
特許ポートフォリオ分析 『A 大学』
1-3 特許出願件数推移
出願件数推移(件数)
件数
160
140
登録
120
審査中
100
出願のみ
80
取下放棄等
60
40
20
20
08
20
07
20
06
20
05
20
04
20
03
20
02
20
01
20
00
19
99
19
98
0
図2.出願件数推移
出願年
1999年以降大学名義での出願が増加し、2004年にピークを迎えた後に微減傾向にある。
出願件数推移(ステータス割合)
100%
件数(%)
80%
60%
40%
20%
取下放棄等
出願のみ
審査中
登録
出願年
20
08
20
07
20
06
20
05
20
04
20
03
20
02
20
01
20
00
19
99
19
98
0%
図3.出願件数推移(ステータス割合)
2007年に出願された特許についても審査請求された特許は10%程度であり、審査請求の要否
判断を堅実に行っていると思われる。
※1993年以降の公報のみを集計しています。
※範囲外の公報が408件あります。
※横軸は出願年ですが、優先権主張している公報は、その年で集計しています。
3
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2010.4
特許ポートフォリオ分析 『A 大学』
第2章 パテントスコアによる全体分析
2-1 パテントスコア分布
レイティング[A-]以上の特許は113件で、登録特許のスコアが高い
250
C-
C
C+
B-
B
B+
A-
A
A+
A++
全体 (710件) 平均:48.4
200
登録 (165件) 平均:59.9
出願中(545件) 平均:44.9
件数
150
100
50
0
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100
110
パテントスコア
図4.パテントスコア分布
A大学の940件のうち、パテントスコアが付与された登録又は出願中の特許710件のパテント
スコア分布を図4に示す。
レイティング[A−]以上113件(17.2%)、[B+]以上は180件(27.4%)であり、登録特許が大き
く高スコア側に分布していることが特徴的といえる。
2-2 パテントスコア分布データ
レイティング
(パテントスコア)
件数
全体
%
登録
出願中
件数
%
件数
%
C-∼5
C5∼15
C
15∼25
C+
25∼35
B35∼45
B
45∼55
B+
55∼65
A65∼75
A
75∼85
A+
85∼95
A++
95∼105
A+++
105∼
合計
平均
0
0.0
0
0.0
9
1.4
72
11.0
184
28.0
212
32.3
67
10.2
79
12.0
31
4.7
3
0.5
0
0.0
0
0.0
657
48.4
100 -
0
0.0
0
0.0
0
0.0
0
0.0
12
6.9
33
19.0
23
13.2
73
42.0
31
17.8
2
1.1
0
0.0
0
0.0
174
59.9
100 -
0
0.0
0
0.0
9
1.9
72
14.9
172
35.6
179
37.1
44
9.1
6
1.2
0
0.0
1
0.2
0
0.0
0
0.0
483
44.9
100 -
表1.パテントスコア分布データ
※ スコアの付与されている公報のみを集計しています。
4
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2010.4
特許ポートフォリオ分析 『A 大学』
第3章 特許ポートフォリオ分析
技術分類スコア
総合的な強さ
3-1 技術分類スコアマップ
総合力1位は【2G045】生物学的材料の調査、分析
個別力1位は【4C084】蛋白脂質酵素含有:その他の医薬
250
縦軸:技術分類ごとに
パテントスコアを積算。
保有特許の「強み」が
分かる。
200
【2G045】生物学的材料の調
査,分析
150
【4B024】突然変異または遺
伝子工学
【2F065】光学的手段による
測長装置
【2G052】サンプリング、試料
調製
100
【4C084】蛋白脂質酵素含
有:その他の医薬
50
横軸:技術分類ごとにパテン
トスコアの最高値を抽出。1
件単位での強い特許(光る技
術)を探索。
0
0
5
10
15
・出願件数ランキング
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
技術分類
【2G045】生物学的材料の調査,分析
【4B024】突然変異または遺伝子工学
【5B049】特定用途計算機
【4B065】微生物、その培養処理
【4C084】蛋白脂質酵素含有:その他の医
【5K022】時分割方式以外の多重化通信方
【2G056】電気化学的な材料の調査、分析
【2B103】家畜、動物の飼育(3)(その他の
【2F065】光学的手段による測長装置
【2H147】光集積回路
20
・技術分類スコアランキング
出願
件数
技術分類
スコア
1 【2G045】生物学的材料の調査,分析
189.7
2 【2F065】光学的手段による測長装置
119.8
3 【2H147】光集積回路
105.4
4 【4B024】突然変異または遺伝子工学
97.3
5 【2G052】サンプリング、試料調製
88.2
6 【5B049】特定用途計算機
62.9
7 【4C053】電気治療装置
62.2
8 【2G043】蛍光または発光による材料の調
59.3
9 【2F033】流体の速度、物体の対流体相対
58.3
10 【4C084】蛋白脂質酵素含有:その他の医
55.7
順位
57
56
24
23
20
19
17
15
14
14
【4D006】
半透膜を用いた分離
25
技術分類
30
・技術分類最高スコアランキング
技術分類
最高スコア
1 【4C084】蛋白脂質酵素含有:その他の医
29.6
2 【4D006】半透膜を用いた分離
28.5
3 【4C050】窒素含有縮合複素環(3)
26.5
4 【2F030】体積流量の測定(1)
24.4
5 【2F033】流体の速度、物体の対流体相対
23.8
6 【2F065】光学的手段による測長装置
23.2
7 【5K030】広域データ交換
22.6
8 【4F070】高分子物質の処理方法
22.3
9 【2G045】生物学的材料の調査,分析
22.2
10 【5B047】イメージ入力
21.6
順位
技術分類
【2G045】生物学的材料の調査、分析に関する特許のパテントスコアが高い。また、1件単位で
見ると(横軸)、【4C084】蛋白脂質酵素含有:その他の医薬や【4D006】半透膜を用いた分離に関
してパテントスコアの高い特許を保有している。
<グラフの見方> 技術分類とは:特許庁の審査官が使用するテーマコードを用いた分類
円の大きさ:出願件数
横軸(個別特許の強さ):各技術分野の特許群の中で最高値の特許のスコア=技術分類最高スコア
縦軸(総合的な強さ):各技術分類の特許群のスコアを合算した値=技術分類スコア
5
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35
個別特許の強さ
技術分類最高スコア
図5.技術分類スコアマップ
順位
直径:技術分類
ごとに出願した
特許数を表現。
当該分野に投入
したリソースの
大きさがわかる。
SAMPLE
2010.4
特許ポートフォリオ分析 『A 大学』
総合的な強さ
3-2 技術分類【2G045】における競争力比較
ABBOTT LABORATORIESが出願人スコア1位で、
みらかホールディングスが最高スコア1位
1200
出願件数:33,744
出願人数:9,990
ABBOTT
LABORATORIES
1000
科学技術振興機構
出願人スコア
800
F. HOFFMANN
LA ROCHE パナソニック
ROCHE
DIAGNOSTICS
日立製作所
シスメックス
600
積水化学工業
富士フイルム
ホールディングス
400
A大学
200
みらかホールディングス
0
0
5
10
15
20
25
30
35
順位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
88
出願人
積水化学工業
パナソニック
富士フイルムホールディングス
シスメックス
科学技術振興機構
GLAXOSMITHKLINE
日立製作所
武田薬品工業
オリンパス
F. HOFFMANN LA ROCHE
A大学
・出願人スコアランキング
出願
件数
順位
501
478
461
436
425
421
396
368
343
328
57
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
26
出願人
ABBOTT LABORATORIES
F. HOFFMANN LA ROCHE
パナソニック
ROCHE DIAGNOSTICS
日立製作所
シスメックス
科学技術振興機構
アークレイ
富士フイルム
CHIRON
A大学
45
・出願人最高スコアランキング
出願人
スコア
937.8
860.0
829.6
735.9
646.5
625.2
599.4
586.7
563.2
552.6
242.4
順位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
82
出願人
最高スコア
みらかホールディングス
44.9
ルードヴィッヒ・インスティテュート・フォア・
43.8
43.5
スティッチティングセントラールディールゲネ
マックス・プランク・ゲゼルシャフト・ツール
43.1
43.1
リジェネロン・ファーマシューティカルズ・イ
イスチチュートデイリセルシュデイバイオロ
42.8
ROCHE DIAGNOSTICS
42.7
42.3
デイド・ベーリング・マルブルク・ゲゼルシヤ
CHIRON
41.6
積水メディカル
41.4
A大学
30.2
出願人
【2G045】生物学的材料の調査、分析に関する特許出願について、出願人単位での競争力を
比較したマップを図6に示す。
総合力が最も高いのは、ABBOT LABORATORIESであり、最高スコア特許を保有しているのは
みらかホールディングスである。
A大学は、出願件数自体は57件で当分野において他の出願人に比べて多い件数ではないが、
出願人スコア25位であり一般企業に伍する特許出願活動を行っていることが分かる。
<グラフの見方> 円の大きさ:出願件数
横軸(個別特許の強さ):各出願人の特許群の中で最高値の特許のスコア=出願人最高スコア
縦軸(総合的な強さ):各出願人の特許群のスコアを合算した値=出願人スコア
分析対象の公報数:3,175件、スコア算出対象の公報数:1,556件、出願人の数:786人
6
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50
個別特許の強さ
図6.技術分類【2G045】の出願人スコアマップ 出願人最高スコア
・出願件数ランキング
40
SAMPLE
2010.4
特許ポートフォリオ分析 『A 大学』
第4章 発明者の分析
4-1 パテントスコアによる発明者分析
総合的な強さ
スコア1位は白鳥 世明氏、次に津田 裕之氏、末松 誠氏が続く
80
白鳥世明
70
60
スコア(按分)合計
津田裕之
末松誠
50
田中茂
40
中島真人
桑名正隆
前田昌信
30
菱田公一
20
10
藤本啓二
設楽美和子
川口春馬
0
-17
-15
-13
万代新太郎
村岡慶裕
森治嗣
梅沢一夫
川口達也 曽我朋義
藤井幹夫
鈴木哲也
黒田忠広
吉田和夫
手塚英昭
佐藤学
寺坂宏一
鈴木崇功
竹村安弘
柳川弘志
小玉博明
中川正雄安藤慎吾
宮本悦子武藤信義
押尾晃一
寺岡文男
三田彰
棚橋隆彦
佐藤徳彦
佐藤洋平
松村秀一
林原仁
溝口大介
三浦典之
松本浩一
高橋耕生
味村一弘
池田康夫
栄長泰明
萩田真理子
内田至宣
笹瀬巌
福田恵一
宮木幸一
神保智彦
清水健一
平野彰弘
柴田泰
千代倉弘明 三谷智明
荒井恒憲
市川博子
天谷雅行
西川武二
小林良彰
高橋邦弘 山田大介
桜井俊彰
小安重夫
鎌倉功弘
石井裕正
鈴木秀和
三井公之
青木広宙
大倉多美子
高島秀昭
佐藤智典
前野隆司
田中裕一
小峰敏彦
小沢慎治
遠山元道
広光慎一
河合隆志
坪田一男
斉藤英雄
岩沢光一郎
山本恵一
佐藤春樹
安本光浩
藤井雅則
飯島和明
嘉副裕石浜泰
五十嵐弘也
佐藤広充
武居利治
山岡哲二
小山義之
加藤圭
板橋裕史
海住英生
椎木一夫
佐藤勲
中島敦
大浪修一
宮本憲二
太田博道
紺野和夫
有本雄美
磯部徹彦
斉藤英治
間下直晃
井出泰斗
岡野栄之
広瀬寛
中野泰子
松原亨一
富田基郎
浜橋秀互
宮島英紀
石川延明
堀本訓子
村上武
今井聡子
内海厚
桜井貴康
土居信英
井本正哉
川端隆司
拝師智之
小川邦康
服部文幸
岩田綾子
神成文彦
北島正弘
長谷宗明
石岡邦江
藤井康隆
仰木裕嗣
三井隆久
伊藤衡平
植田利久
白木兼人
朝倉浩一
鈴木孝治
角田和之
浜田祐行
数野裕樹
山口雄一
稲葉靖二郎
村田満
-11
キャリアの長さ
-9
-7
最初の出願(年)
-5
-3
-1
図7.発明者スコアマップ
A大学の特許出願940件についての発明者マップを図8に示す。
スコアトップは白鳥 世明氏で、特許番号3300314、3218023などパテントスコアの高い出願の発
明者である。次に、津田 裕之氏で、光集積回路について優れた出願が多い。
また、近年では3位の末松 誠氏と共同発明している万代 新太郎氏のスコアが高い。
7
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2010.4
特許ポートフォリオ分析 『A 大学』
第5章 分析手法について
5-1 パテントスコア
パテントスコアは、特許自動評価システムにより特許1件ごとに算出された値であり、計算には特許
の審査経過情報や書誌情報といった公知情報のみを利用することで、客観的な評価を実現しました。
評価対象は国内の権利化された特許および権利化の可能性のある特許全て(約300万件以上)で、
自社特許の棚卸し分析や、他社保有の膨大な特許ポートフォリオのマクロ分析はもちろん、注目す
る各個別特許の予備評価として人的評価前のスクリーニングにも活用することができます。
パテントスコアは、特許出願後査定に至るまでの出願
人・審査官・競合他社のアクション(経過情報)を同一
技術分野及び出願年の特許群の中で相対比較し、相
対的な偏差値として算出した値です。
1996年登録特許(95184件)の維持率の変化
登録(権利化)された特許のうち
権利が生きている件数の割合
維持率
1.0
0.9
0.8
0.7
全特許
早期審査請求
FA通過
不服審判
被異議申立
被異議申立勝
無効審判
無効審判勝
被引用(自社)
被引用(他社)
優先権
閲覧
分割
0.6
0.5
0.4
0.3
0
2
4
6
8
10
維持年数
登録後経過年数(年)
各経過情報について、特許の維持率との相関を算出し、
維持率が高い審査経過情報が付与された特許ほど、よ
りパテントスコアが高評価となるように自動算出すること
で客観的な特許評価を実現しています。
また、相対評価は同一技術分野かつ同一出願年の特
許群内で行うことにより、技術分野別の権利化難易度や、
古い特許ほど経過情報が付与される傾向、特許審査制
度の変更などの影響を緩和しています。
特許情報データベース
レイティング
パテントスコア
出現率
C-5未満
0.0003
C5∼15
0.023
C
15∼25
0.6
C+
25∼35
6.06
B35∼45
24.17
B
45∼55
38.29
B+
55∼65
24.17
A65∼75
6.06
A
75∼85
0.6
A+
85∼95
0.023
A++
95∼105
0.0003
A+++
105以上
0.000002
※ 2007年8月末までの情報により作成
8
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2010.4
特許ポートフォリオ分析 『A 大学』
5-2 技術分類スコアマップ
250
「技術分類」とは、特許庁
の審査官が先行技術調査
に用いるために付与する技
術分類記号であるテーマ
コードです。
縦軸:技術分類ごとに
パテントスコアを積算。
保有特許の「強み」が
分かる。
技術分類スコア
200
本分析では、上記分類を
用いることで分析対象を技
術的観点に基づいて分類し、
パテントスコアを付与するこ
とによって分析対象特許群
における「強み」と「弱み」を
明らかにします。
【2G045】生物学的材料の調
査,分析
直径:技術分類
ごとに出願した
特許数を表現。
当該分野に投入
したリソースの
大きさがわかる。
150
【4B024】突然変異または遺
伝子工学
【2F065】光学的手段による
測長装置
【2G052】サンプリング、試料
調製
100
【4C084】蛋白脂質酵素含
有:その他の医薬
横軸:技術分類ごとにパテントス
コアの最高値を抽出。1件単位で
の強い特許(光る技術)を探索。
50
【4D006】
半透膜を用いた分離
0
0
5
10
15
20
25
30
35
技術分類最高スコア
グラフにおいて、円の大きさは「出願件数」を、横軸は各技術分類の特許群の中で最も得点が高い
特許のスコア(「技術分類最高スコア」)を、縦軸は各技術分類に出願した特許群のスコアを合算した
値(「技術分類スコア」)を表しています。
5-3 出願人スコアマップ
例)太陽電池に関連する技術分野の出願人スコアマップ
800
700
直径:出願人ごとに出願
した特許数を表現。当該
分野に投入したリソース
の大きさがわかる。
出願人スコア
600
キヤノン
シャープ
500
カネカ
400
三洋電機
300
住友電装
ブリヂストン
縦軸:出願人ごとに
パテントスコアを積
算。現在の「特許
100
力」がわかる。
京セラ
200
大日本印刷
横軸:出願人ごとにパテント
スコアの最高値を抽出。この
分類における1件の強い特許
(光る技術)を探索。
0
0
5
10
15
20
25
30
出願人最高スコア
35
40
本分析では、パテントスコアを
ベースとして、出願人ごとの相対
的な強みや特徴を、「円の大きさ」
と、その「ポジション」によって可視
化する「出願人ポジションマップ」
を使って評価しています。出願人
ポジションマップの円の大きさは
「出願件数」を、横軸は各出願人
の特許群の中で最も得点が高い
特許のスコア(「出願人最高スコ
ア」)を、縦軸は各企業が出願した
特許群のスコアを合算した値(「出
願人スコア」)を表しています。
出願人最高スコアは、主に各企業が出願した個別特許の強さ(注目度)を反映した指標であり、出願件数
が少なく、出願人スコアが低い企業でも、注目度の高い特許を出願していれば、横軸の高スコア領域に表
示されます。また、出願人スコアは、各企業が出願した特許群の総合的な強さを反映した指標であり、出願
件数が少なくても、注目度の高い特許を多く保有していれば、縦軸の高スコア領域に表示されます。
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SAMPLE
公開特許公報
:1993年1月∼2010年2月
特許公告公報
:1994年1月∼1996年3月
特許公報
:1996年5月∼2010年2月
再公表特許公報 :1996年1月∼2010年2月
公表特許公報
:1996年1月∼2010年2月
整理標準化データ :∼2010年2月10日
(特許庁データ作成日)
特許・技術調査レポート
Patent & Technology Research Report
特許ポートフォリオ分析 『A 大学』
2010.4
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