電子社会設計論 第9回 Electronic social design theory 中 貴俊 インターネット利用者の推移 インターネットの急激な発展 特に2000年に登場したフレッツISDN以降, 通信料金は定額制が主流に,かつ高速に 接続は常時接続が当たり前の時代に つまりは,インターネット使い放題な時代に インターネットの利用が一般的なユーザに浸透する 情報通信白書平成22年版 デジタルデバイド パソコンやインターネットなど,IT(Information Technology) を,自在に利用できる者とそうでない 者の間に生じる様々な格差を指すもの 若者と高齢者との間での情報格差が象徴的 エリアの対策としては インターネットやブロードバンド環境エリアの拡大 代表的な例 公的個人認証サービス 2004年1月29日に電子証明書の発行 電子証明書を利用するには 住民基本台帳カードに搭載されているICチップを利用する 各種税の申告などがインターネットを使って可能 e-tax 確定申告 利用者は30代~40代が約半数を占める 利用状況は全体の約3割程度 デジタルデバイドの原因? 急激な環境の変化に対応できない 利用者に対するターゲットが偏っている PCの存在が受け入れられない世代 どうするのか? 現状で深刻にとらえるべき年代は60代以上 対応策はある? 50代はかろうじて会社等で利用している世代 ただし,利用していない人も当然存在する インターネットでの処理,電子認証も含めると, 現状ではPCを使わざるを得ない あと10~20年もすれば問題ない? 現状が永久的に続けば・・・ 新しい通信技術等が生まれれば動揺のことが起こりうる 考えてください デジタルデバイドについて このテーマに関することなら何でもかまいません 解消手段,今後の取り組み等の体制について,現状の問 題点,など 本来は調査してからが望ましいですが,それは個人的に 木になった方はしてもらうとして・・・ 本日は,現在この講義を聞いてもしくは従来から感じてい たことを踏まえてまとめてください.
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