3.-① 2015.1.19 JP-AC 「分割案件」とは? 実質的に一つの事業地における、大規模設備を小規模設備に分割した場合を分 割案件といい、認定を受けることができません 次の条件を満たす場合、分割案件に該当するものと判断されます。 実質的に同一の申請者から、同時期又は近接した時期に複数の同一種類の発電 設備の申請があり、当該複数の申請に係る設備設置場所が実質的に一つの場所と 認められること! 設備② 設備① 設備③ 実質的に一つの場所 土地の地番が複数に分かれていても、地権者が同一の場合は 「実質的に一つの場所」となり、分割案件に該当します。 分割によって回避される法規制の有無、社会的非効率の発生の程度等を実質的に評価し、分割案件に該当し ないと判断する場合もあります。 ケース毎の必要書類(代表的な例) 建物の屋根に設置する 場合(1棟に1設備) 設備設置者が別々で、設 置する土地の地権者も 別々の場合 設備設置場所が、公道や 公共の河川等により分 断されている場合 設備設置場所が、第三者 が所有する土地により 分断されている場合 電力会社の事由で分断 せざるを得ない場合 法務局が発行する、建物の全部事項証明書(新築のため未登記の場合は、 建築確認済証)の提出が必要になります。 (新築工事契約書等は、建物の確認資料として認められません。) 法務局が発行する、設置する土地の全部事項証明書の提出が必要になりま す。(売買契約書等は地権者の確認資料として認められません。) 法務局が発行する、地図証明書の提出が必要になります。 ⇒地図証明書の確認結果により、追加書類が必要になる場合もあります。 法務局が発行する、設置する土地と第三者が所有する土地の全部事項証明 書の提出が必要になります。 (売買契約書等は地権者の確認資料として認められません。 ) 電力会社から発電事業者に対して、同一の事業地における大規模設備を小 規模設備に分割する事を推奨した旨のエビデンスの提出が必要になりま す。 「登記簿謄本、地図証明書(いわゆる公図)について」 ※最新の権利状況が表示されていることが必要ですので、原則として3カ月以内 に発行されたものを提出いただくようお願い致します。 ※登記事項要約書、又は、一般財団法人民事法務協会が WEB 上で行っている登 記情報提供サービスからのデータの写しは、法的証明力が担保されないことか ら認められませんのでご注意ください。
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