スライド 1

産業空洞化と低賃金化
● 企業活動の国際化 → 先進国の産業空洞化→先進国での
低賃金化
● 日本企業の利益額: 国内生産 ≒ 海外生産
● 先端的な商品: 高い研究・技術水準が必要 →
日本でも十分操業できる(技術流出防止)
● 日本の技術レベル: 世界第二位
● 産業の質の転換: 規格品大量生産型 →
知識集約型産業(個人の才能に依存) → 「知価社会
の到来」
● 従業員に求められるもの: 「考える力」、「提案する力」
● 先進国の産業空洞化: 途上国への産業・技術移転、雇用拡
大、生活レベル向上 →途上国の急速な工業化の可能性
日本産業に求められるもの:質の転換
● 個人の才能が重きをなす産業の台頭
● 「知価社会の到来」
(ポスト産業資本主義)
● 求められるもの:
「考える力」、「提案する力」
● 情報の性質 (例: DNAの発見)
■ワトソン、クリック(英) (ノーベル賞)
■ポーリング(米)
(結論は同じ。発表が1月遅れた → 知る人は少ない)
技術・システムの高度化・改善でも生き延びられる。
雇用数と賃金の変化率(2002-2010)
雇用増の業種で賃金低下: 雇用増が
非正規雇用で行われた
みずほ総研
主要産業別就労者数
製造業等への派遣労働は、派遣元がサービス業
総務省
日本の分野別競争力(偏差値)
日本の長所を生かして競争力を高めることが必要。
特許登録件数
世界知的所有
機構(08)
日本の特許登録件数は世界一だが国富と結びつきにくい
技術輸出額
科
学
技
術
白
書
日本の技術貿易収支は 2003年以後黒字。05年の輸出額は十年前の3.4倍。
日本の特許収支
日本の特許収支の黒字額が、米国に次いで2位になった
特許で稼げるようになった
日本の対米技術貿易額
対米技術貿易収支も黒字
総務省
研究者、技術者数の減少
2005
理科離れ
科学・技術者数の減少で、研究開発力が低下する?
2005経済
財政白書
所得収支>貿易収支
輸
出
立
国
か
ら
投
資
立
国
へ
「世界に最もよい影響を与える国」: 日本が 33カ国中31カ国で1位
「好ましくない」が過半数を超えたのは、韓国と中国だけ。
BBC(英)、メリーランド大(米)調査
海外資産からの受け取り
受け取り額
GNPは海外投資収益を含む
海外収益の拡大 → 経済の成熟化
国内雇用への影響(競争力の弱い企業は国内でも生き残れない?)
海外生産比率
円高対策としても、海外生産比率が増えつつある
国際協力銀行
対外純資産
日本は対外純資産(過去の貿易黒字の蓄積)が世界一; 円高の背景
情報量の推移
世界のコンテンツ市場のシェア
2002年
経
済
一
計
資
料
か
ら
日
経
作
成
「世界に最もよい影響を与える国」: 日本が 33カ国中31カ国で1位
「好ましくない」が過半数を超えたのは、韓国と中国だけ。
BBC(英)、メリーランド大(米)調査(2006)
産業構造の変化
(各産業が全体に占める比率)
就業者ではサービス業が多いが、
GDP では製造業が多い。
内閣府「国民所得統計」
米国での自動車のシェア
米国では、米国車のシェアが低下し、日本車のシェアが向上。
日本の「すり合わせ型産業」(アーキテクチャーに合せて部品
を設計)での優位性の証明。
業種別就労者の増減 (90-2001)
「プロフェッショナル」な就労者が増える。
総務省「労働力調査」
日本メーカーの生産台数とシェア
世界シェア
06年には逆転?
生産台数
千万台
国内需
要は6
百万台
主な産業の付加価値額
コンテンツ産業(情報サービス、映像制作など)
総務省
の伸びが著しい
日本のGNC(国民総文化力)輸出額
10年で
3倍
商品輸
出は
21%増
技術の輸出 / 輸入比( 1991 → 2001 ): 0.47 → 0.94(日本); 4.4 → 2.4(米国)
日本の対米輸出額: 1位は自動車、2位は「アニメ関連商品」(鉄鋼輸出
額の4倍)