2010年 6月議会 一般質問報告 社民・民主・護憲クラブ 平山光子 一般質問項目 1 国民健康保険税の値上げについ て 2 少子化の進行と 活力ある社会の再生について (1) 男女共同参画社会の形成 (2) 若い世代の雇用・自立支援 3 教育環境の充実について 1 国民健康保険税の値上げについて 値上げ理由 (1)医療費の伸び (2)所得の減少による収納額の減少 (3)制度改正による支援額の減少 財源不足 3年間で約20億円→12億を値上げで 今年度は2億円分値上げ(激変緩和措置) 税率改正の内容 (1)基礎課税分(医療分) 区分 所得割(%) 均等割(円) 平等割(円) 課税限度額 (円) 改正前 6.75 15,000 19,000 470,000 改正後 7.46 16,500 19,400 500,000 (2)後期支援分 区分 所得割(%) 均等割(円) 平等割(円) 課税限度額 (円) 改正前 2.95 6,200 7,000 120,000 改正後 2.95 6,200 7,000 130,000 国保税はいくらに? ・65歳以上 夫婦2人(年金所得1名) 年金収入250万円(所得130万円) 162,400円 → 172,700円 23年度 → 191,700円 24年度 → 210,800円 ・40歳代夫婦2人子2人の4人家族 給与収入300万円(所得192万円) 311,900円 → 329,600円 ・課税限度額 69万円 → 73万円 質問 ○ 今でも国保税は高い。赤字の原 因の一つは制度の改正。 被保険 者には値上げは理解されず暮らし や健康に影響があるのでは? ・徴収率にも影響? ・国へ支援を要望すべき ・医療費削減への努力を 意見・要望 国民健康保険制度は、皆保険制度を 支える社会保障(国保法第1条) ・国・県への支援をしっかり求めていくべし ・健康つくり施策を積極的に進めるべし ・国保会計が改善したら値上げ案を修正すべし ↓ 採決では、改定案に賛成(苦渋の選択) 2 少子化の進行と 活力ある社会の再生について (1)男女共同参画社会の形成 ○ 先進諸国 → 男女共同参画社会 ・制度が確立 ・女性労働力率が上昇 ・出生率が回復 ○ 「男女共同参画社会基本法」制定 1999年 市推進条例制定 2006年 プラン(改訂版)策定 2008年 質問 ○ 本市の取り組みは進んでいるの か。意識調査の必要性は? ・ まず、市職員・学校職員の研修 をしっかり行うべきではないか。 ・ 他市では進んでいる混合名簿が 本市の小・中学校では行われて いない。判断は学校か? 市教委のリーダーシップで! (2)若い世代の雇用・自立支援 ○ 厳しい若者の状況 不安定就労や若年無業者の増加 フリーター ニート パラサイト 引きこもり ○ H21 厚生労働白書 ・わが国社会にとって大きな損失 ・社会全体の基盤を揺るがすことになりかねない 若者への支援 → 喫緊の課題 ○「子ども・若者育成支援推進法」 H22.4施行 質問 ○ 年長フリーターといわれる非正規 就業者や若年無業者の実態は? ○ 本市における「若者の自立支援」 体制づくりの検討は? ・ 実態把握を進めるべき ・ 先進事例を学ぶなど体制づくりを 始めて 3 教育環境の充実について ○ 県や自治体毎に進む少人数学級・少人数指導 ・ 長野県 全小・中学校 35人以下学級 ・ 県内でも 嘉麻市、苅田町 飯塚市、行橋市 (小1~中3) (加配を学校判断で) ○ 国 1980年~現在 40人以下学級 ※先進諸国と比べ、低い教育費 アメリカ(23人)フランス(35人)オーストラリア(26人) ドイツ(25人)デンマーク(19人)フィンランド(20人) 今回 学級編成基準見直し方針 35人以下に ○ 大牟田市 小1・2年生 → 今年3年生まで 質問 ○ 少人数学級や少人数指導を、4 年生以上や中学校にも拡大すべき と考えるが、今後の見通しは? 国や県の動向、財源を考えながら行う 国や県に教職員配置増を要求していく ご静聴ありがとうございました 小国 鍋ケ滝
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