2009年9月議会 代表質問報告

2010年
6月議会
一般質問報告
社民・民主・護憲クラブ
平山光子
一般質問項目
1 国民健康保険税の値上げについ
て
2 少子化の進行と
活力ある社会の再生について
(1) 男女共同参画社会の形成
(2) 若い世代の雇用・自立支援
3 教育環境の充実について
1 国民健康保険税の値上げについて
値上げ理由
(1)医療費の伸び
(2)所得の減少による収納額の減少
(3)制度改正による支援額の減少
財源不足
3年間で約20億円→12億を値上げで
今年度は2億円分値上げ(激変緩和措置)
税率改正の内容
(1)基礎課税分(医療分)
区分
所得割(%)
均等割(円)
平等割(円)
課税限度額
(円)
改正前
6.75
15,000
19,000
470,000
改正後
7.46
16,500
19,400
500,000
(2)後期支援分
区分
所得割(%)
均等割(円)
平等割(円)
課税限度額
(円)
改正前
2.95
6,200
7,000
120,000
改正後
2.95
6,200
7,000
130,000
国保税はいくらに?
・65歳以上 夫婦2人(年金所得1名)
年金収入250万円(所得130万円)
162,400円 → 172,700円
23年度 → 191,700円
24年度 → 210,800円
・40歳代夫婦2人子2人の4人家族
給与収入300万円(所得192万円)
311,900円 → 329,600円
・課税限度額 69万円 → 73万円
質問
○ 今でも国保税は高い。赤字の原
因の一つは制度の改正。 被保険
者には値上げは理解されず暮らし
や健康に影響があるのでは?
・徴収率にも影響?
・国へ支援を要望すべき
・医療費削減への努力を
意見・要望
国民健康保険制度は、皆保険制度を
支える社会保障(国保法第1条)
・国・県への支援をしっかり求めていくべし
・健康つくり施策を積極的に進めるべし
・国保会計が改善したら値上げ案を修正すべし
↓
採決では、改定案に賛成(苦渋の選択)
2 少子化の進行と
活力ある社会の再生について
(1)男女共同参画社会の形成
○ 先進諸国 → 男女共同参画社会
・制度が確立
・女性労働力率が上昇
・出生率が回復
○ 「男女共同参画社会基本法」制定 1999年
市推進条例制定 2006年
プラン(改訂版)策定 2008年
質問
○ 本市の取り組みは進んでいるの
か。意識調査の必要性は?
・ まず、市職員・学校職員の研修
をしっかり行うべきではないか。
・ 他市では進んでいる混合名簿が
本市の小・中学校では行われて
いない。判断は学校か?
市教委のリーダーシップで!
(2)若い世代の雇用・自立支援
○ 厳しい若者の状況
不安定就労や若年無業者の増加
フリーター ニート パラサイト 引きこもり
○ H21 厚生労働白書
・わが国社会にとって大きな損失
・社会全体の基盤を揺るがすことになりかねない
若者への支援 → 喫緊の課題
○「子ども・若者育成支援推進法」 H22.4施行
質問
○ 年長フリーターといわれる非正規
就業者や若年無業者の実態は?
○ 本市における「若者の自立支援」
体制づくりの検討は?
・ 実態把握を進めるべき
・ 先進事例を学ぶなど体制づくりを
始めて
3 教育環境の充実について
○ 県や自治体毎に進む少人数学級・少人数指導
・ 長野県 全小・中学校 35人以下学級
・ 県内でも 嘉麻市、苅田町
飯塚市、行橋市
(小1~中3)
(加配を学校判断で)
○ 国 1980年~現在 40人以下学級
※先進諸国と比べ、低い教育費
アメリカ(23人)フランス(35人)オーストラリア(26人)
ドイツ(25人)デンマーク(19人)フィンランド(20人)
今回 学級編成基準見直し方針 35人以下に
○ 大牟田市
小1・2年生 → 今年3年生まで
質問
○ 少人数学級や少人数指導を、4
年生以上や中学校にも拡大すべき
と考えるが、今後の見通しは?
国や県の動向、財源を考えながら行う
国や県に教職員配置増を要求していく
ご静聴ありがとうございました
小国 鍋ケ滝