岡山188cm望遠鏡時間の 割り当て状況 泉浦秀行 国立天文台岡山天体物理観測所 10/1/2015 2011光赤天連シンポ@京都大学 1 岡山天体物理観測所 188cm反射望遠鏡 全国共同利用(研究課題公募、海外にもオープン) 年二期制:1月~6月と7月~12月 [1987年前期から] スクリーニング制(ピアレビューのレフリー制)[1989年後期から] 年220~230夜の共同利用観測(最近は昼間も) 三つの申込枠 1980年代にUMで激論の末に導入、プログラム相談会から移行 一般観測 プロジェクト観測[2000年後期から](最大2件、40夜程度) 学位論文支援枠[2006年前期から](最大2年4期、年1件) 延べ120人前後の来所観測者(2010~2011年実績) 10/1/2015 2011光赤天連シンポ@京都大学 2 0 10/1/2015 2011光赤天連シンポ@京都大学 2011後 2011前 2010後 2010前 2009後 2009前 2008後 2008前 2007後 2007前 2006後 2006前 2005後 2005前 2004後 2004前 2003後 2003前 2002後 2002前 件数 共同利用申請件数と採択件数 競争率1.5~2倍 総申請件数と総採択件数 30 25 20 15 申請件数 10 採択件数 5 セメスター 3 共同利用申請夜数と採択夜数 夜数競争率~2倍 総申請夜数と総採択夜数 250 150 申請夜数 100 2011後 2011前 採択夜数 2010後 2010前 2009後 2009前 2008後 2008前 2007後 2007前 2006後 2006前 2005後 2005前 2004後 2003前 2002後 2002前 0 2004前 プロジェクト観測2000年後期開始。 2003年後期以外は常に35-40夜の割り当て 共同利用時間の1/3前後を占めてきている。 50 2003後 夜数 200 セメスター 10/1/2015 2011光赤天連シンポ@京都大学 4 件数 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 10/1/2015 2011光赤天連シンポ@京都大学 2011後 2011前 2010後 2010前 2009後 2009前 2008後 2008前 2007後 2007前 2006後 2006前 2005後 2005前 2004後 2004前 2003後 2003前 2002後 2002前 装置別申請件数 装置別申請件数 OASIS-ISLE HIDES HBS TRISPEC KOOLS セメスター 5 装置別採択件数 装置別採択件数 12 10 件数 8 6 OASIS-ISLE 4 HIDES 2 HBS KOOLS 0 セメスター 10/1/2015 2011光赤天連シンポ@京都大学 6 188cm望遠鏡共同利用 (2010年後期~2011年前期) 共同利用夜数226夜 延べ23件(+昼1件) プロジェクト観測 佐藤文 HIDES 共HIDES 共ISLE 共KOOLS 共HBS 観測所時間 整備期間 広報普及 注1:学位支援割り当ては 2008A,B, 2009A,Bのみ。 その他 注2: HIDES, ISLEともに、観測対象が 太陽系外惑星系にシフトしてきている。 10/1/2015 2011光赤天連シンポ@京都大学 7 10/1/2015 2011光赤天連シンポ@京都大学 2011A 2010B 2010A 2009B Series2 2009A 2008B 観測時間/割当時間 2008A 2007B 2007A 2006B 2006A 2005B Series1 2005A 2004B 2004A 2003B 2003A 2002B 2002A 2001B 2001A 百分率(%) 目的達成率の変化 目的達成率 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 8 岡山188cm望遠鏡時間の割り当て状況:まとめ 過去10年は淡々と共同利用を進めてきた • 共同利用は年230夜前後 • プロジェクト観測は当初から上限の40夜前後で推移 • 一般観測がプロジェクト観測化の傾向が見られる(?) • 学位論文支援枠は観測所と大学の期待にずれ? これからの10年(5年?)は大きな変化が予見される • 共同利用は依然として年230夜前後 • プロジェクト観測枠拡大の要望+反対意見(2011岡山UM) • 学位論文支援枠の摺合せと見直し • 一般観測枠の長期モニター観測の増加 • 光赤外大学間連携事業によるToO観測の増加 • 学生実習等の教育活動(特に高分散分光) • 国際協力の推進 • 体制の変化 10/1/2015 2011岡山ユーザーズミーティング 9
© Copyright 2024 ExpyDoc