第25回応用言語学講座公開講演会 後援:国際言語文化研究科教育研究プロジェクト経費 (「大学院生のための応用言語学アウトスタンディングレクチャーシリーズ」) スピーチレベルシフトに関する日韓対照研究 金アラン先生(上智大学助教) ◆ 講演内容 ◆ 日本語では聞き手との社会的関係や発話場面によって丁寧体 と非丁寧体を使い分けるのが一般的であるが、同一の話し手 が同一の聞き手に対して丁寧体と非丁寧体を混用することも 少なくない。日本語と同様に丁寧体、非丁寧体を有する韓国 語にもこのような現象が見られるが、韓国語は日本語よりも スピーチレベルの数が多いため、その混用も複雑に現れる。 本発表では、両言語のスピーチレベルシフト現象の要因を考 察しながら、類似点と相違点について述べる。また、本研究 の基となった博士論文作成の技術的側面等についても触れる。 <参考文献> サブタイトル 生田少子・井出祥子(1983)「社会言語学における談話研究」 『言語』12 大修館書店 pp. 77-84 鈴木睦(1997)「日本語教育における丁寧体世界と普通体世界」 『視点と言語行動』田窪行則編 くろしお出版 pp.45-76 三牧陽子(2013)『ポライトネスの談話分析-初対面コミュニケーショ ンの姿としくみ』くろしお出版 日時:2014年12月3日(水) 午後4時半~6時 場所:名古屋大学東山キャンパス全学教育棟4階405室 (会場が隣の部屋に変更となりました) 交通案内:地下鉄名城線 名古屋大学駅①番出口徒歩5分 入場無料・来聴歓迎 問合せ先:堀江薫([email protected])
© Copyright 2024 ExpyDoc