第1章 経営活動と情報 p.1-10 1 1. 経営情報とは 企業経営と意思決定 経営科学とOR p.2-4 2 企業経営と意思決定 • データ・・・経営活動を行うにあたって集められる資料 • 情報 ・・・データ収集して、何らかの判断に役立つ知 識や考え方として加工されたもの 経営者は経営活動に必要な情報を使って意思決定 変化に適切に対応する必要がある 企業経営はコンピュータなどを使って科学的に行う 3 近代科学とOR • 経営科学の発展 第二次大戦中における軍事作戦の研究 作戦立案→効果的に問題を解決 (Operations Research) 企業経営上の問題を解決するためにORで意思決定を行う 経営科学と呼ばれ、急速に普及 4 1. 問題に関連する要因と間の関係を明らかに する 2. 経営科学のどの分析方法が適当かを判断 する 3. 経営上の問題をよく理解する 4. 関連する要因および関係についてデータを 集める 5. 分析方法を適用し解決策を求める 6. 求めた解決を検討・評価する 7. 解決策を実行する 5 コンピュータの利用 (P5~6) H103061 常盤 真由子 6 表計算ソフトの機能 • 表計算機能・・・いろいろな計算が簡単にできる。 • グラフ機能・・・たくさんの種類のグラフを描く ことができる。 • データベース機能・・・データの検索・並べ替え ができる。 大量のデータで複雑な計算が簡単にできる 7 現実(事象)とモデル モデル作りの手順 1・現実をある程度抽象化 2・問題に関係ある部分だけを取り出す 3・現実に似たものを作り出す 8 モデルとシュミレーション (P7) H103061 常盤 真由子 9 シュミレーション シュミレーション(まねる): モデルから現実をまねた人口の現実を作り出し、 これにもとづいて実験を行い問題解決の方策を探す 表計算ソフトの自動再計算機能を使い簡単に シュミレーションが行える。 10 3.コンピュータを使った シミュレーション P8~10 11 1.ワークシートの作成 次のようなワークシートを作成する。 【処理条件】 ①列幅は標準のまま歳、文字列データ と数値データを入力する。 ②罫線を引き、セル(C4~C8)は小数点 以下を表示しない。 12 2.目標伸び率の入力と97年度売り上げ目標額の算出 目標伸び率を入力し、97年度の売り上げ目標額を計算する式を入力する。 【処理条件】 ①セル(C2)に目標伸び率「20」と入力する。 ②セルに97年度売り上げ目標額を求める。97年度売り上げ目標額は、 96年度実績 × (1+目標伸び率÷100) で計算する。なおセル(C2)は、計算式を複製すると指定がずれてしまうので セル番地の絶対指定をする。 13 3.データのグラフ化 ワークシートのデータから、棒グラフを作成する。 横軸を各支店名とし、縦軸を売上高とし、タイトル・値表示などで装飾する。 オーマイ販売次年度売り上げ目標 900 785 800 700 733 654 611 億円 600 484 500 400 300 474 403 235 395 96年実績 97年目標 282 200 100 0 札幌 東京 名古屋 大阪 福岡 支店名 14 例題1-2 例題1-1のワークシートで、目標伸び率を30%に変更して97年度 売り上げ目標額をシミュレーションしなさい ワークシートの目標伸 び率の値を変更すれ ば、表計算ソフトの自 動再計算機能により、 表とグラフの表示は 自動的に変更される。 15
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