患者情報室 実習 埼玉県立大学 SW 成澤俊輔 国際医療福祉大学 PT 山崎大士 大阪厚生年金病院 【診療科目】 内科、眼科、整形外科、泌尿器科、皮膚科、放 射線科、皮膚科、外科、病理科、産婦人科、 臨床検査科、神経内科、リハビリーテーション 科、循環器科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、小 児科、麻酔科、乳腺内分泌外科、歯科口腔 外科、神経精神科、スポーツ医学科、救急 施設名 大阪厚生年金病院 ⇒患者情報室「ラベンダー ●医学書 310冊 (闘病記:300冊、 一般書:1500冊) ●巡回サービスがある(入院患者への貸し出し) ●PC 2台設置 ●スタッフ構成 ボランテイア、事務 患者情報室 ラベンダーとは? 皆様が病気について自己学習をしたり、患者さ まの娯楽として図書の貸し出しサービス(※入 院患者に限る)を受けることができる。皆様の ための健康情報交換室である。 患者図書室の機能 ●情報室内にある医療図書やビデオで自分の病気について調 べてみる ●医療図書やビデオ以外の情報をネット等の電子情報で調べ る ●資料配布 ⇒病気についてのパンフレット ●代行サービス ⇒情報室には、自己学習をサポートできるボランテイアスタッ フが常駐 ⇒どの資料を読む、検索の仕方 ●患者会のご案内 ●他情報室の案内 情報収集の一例 医療図書の分類 ●知っておきたい基礎知識 ●心臓、血管の病気 ●骨、関節、筋肉の病気 ●心の健康についての病気 ●消火器の病気 ●腎臓、尿路の病気 ●ホルモンの病気 ●がん ●感染症 ●耳、鼻、のどの病気 ●男性の健康上の問題 ●小児の健康上の問題 ●薬についての基礎知識 ●肺、気道の病気 ●脳、脊髄、神経の病気 ●口、歯の病気 ●肝臓、胆のうの病気 ●栄養、代謝の障害 ●血液の 容器 ●免疫の病気 ●皮膚の病気 ●目の病気 ●女性の健康上の問題 ●その他 巡回サービスに限る 実施日:火曜日、土曜日 貸し出し期間:1週間、複数貸し出し可 大阪厚生年金病院ボランテイア「ライラック」 医療者と司書 ●医療者 ⇒医療の専門知識を持つ人 ●司書 ⇒情報源を知り、情報収集方法を提案する 患者情報室の歴史 97年より日本全国に開設 ・インフォームドコンセント ・各種治療法の広がり ・消費者意識の台頭 ・メデイアを情報を錯綜としている (健康食品、健康法等) ⇒医療情報は医療者が持っていた ⇒患者の知識水準をあげるべき 現状 医療雑誌、闘病記を9割以上持つ施設38箇所 ⇒具体的な施設として ・公共図書館 ・患者図書室 ・書店 ・医学図書館 患者図書室を見る視点 ・蔵書数 ⇒医学書100~499、闘病記1~49冊 ・インターネットの有無 ⇒75% ・常駐スタッフの有無 ⇒ボランテイアが3分の2 ・相談の有無 ⇒応じている48% 設立経緯・利用状況 97年開設で、03年から増加が目立つ 外来向けが4割 発案者は基本、院長等の管理者 半分が専用の予算あり(10~50万程度) 一日あたり 10~30人程度 ⇒予想以上でニーズ高まる 問題点 広報不足 患者さんが学ぶ文化がない 常駐スタッフがいない ⇒ボランテイアの質の向上、研修 ・資料の充実 ・新刊図書の発掘システム、選定基準
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