ⅰアプリ 英単語教材「制覇! 英単語」 の改善版の設計

ⅰアプリ英単語教材「制覇!英単
語」
の改善版の設計と開発
Design and development of i-appli learning materials of
English vocabulary “Seiha, Eitango”
社会情報システム学講座 0312001175 山下毅則
指導教員:鈴木克明 藤原康宏 市川尚
2015/10/1
1
卒業研究の成果
学習ⅰアプリ「制覇!英単語」
の現行版と改善版を開発
↓
ユーザビリティテストを実施
↓
その結果、改善版の方が使いやすい
という結果が得られた。
2015/10/1
2
デモ
2015/10/1
3
研究背景‐開発動機
問題点
英単語ドリル
i
i
i
→短い時間
画面表示
効率良く学習できる
英単語ドリル
i
ii i
i
携帯アプリ
復習機能
が適している
i
「制覇!英単語」
ⅰアプリになる
→空いた時間
ユーザビリティ
学習ⅰアプリ
↑
変更・改善・向上
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4
「制覇!英単語」とは
「楽習館」というサイトから配布されて
いるⅰアプリ(14日間無償)
2800語登録
忘れたころに再出
学習者のレベルに応じた出題
学習状況を保存
ソースコードは配布されていない
2015/10/1
5
レベルの概念
単語の難しさを
示すレベル
ユーザの状態を
示すレベル
レベル1単語
レベル2単語
レベル3単語
レベル4単語
ユーザレベル1
ユーザレベル2
ユーザレベル3
ユーザレベル4
2015/10/1
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制覇の概念
レベル1単語←1回正答で制覇
レベル2単語←2回連続正答で制覇
制覇された単語は現在のユーザレベル
では出題されなくなる
2015/10/1
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ユーザレベルの移行
ランダムに
ユーザレベル1 レベル1単語の
制覇数70%
5問出題
レベル1単語
レベル1単語…600単語
レベル2単語…760単語
レベル3単語…710単語
レベル4単語…730単語
2015/10/1
600単語
ユーザレベル2 出題
レベル1単語
レベル2単語
760単語
出題
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問題点と改善1
(1)ユーザレベルが上がるまで次の
レベルの単語を学習できない
×
事前テストによる適切なレベルからの
開始
↓
自分にあった状態から学習ができる
2015/10/1
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問題点と改善2
(2)ユーザレベルが上がると習得した
単語が再出される
×
習得済み単語を再出しない
↓
余計な単語を何度も解くという無駄を
省ける
2015/10/1
10
問題点と改善3
(3)誤答した単語が次に出題されるまで
時間がかかる時があり、効率が悪い
×
誤答問題集を作成
↓
間違った問題も効率よく学習できる
2015/10/1
11
問題点と改善4
(4)時間制限があり、正答を思い出し
ながら学習できない
×
時間制限を取り除く
↓
個人のペースで落ち着いて学習できる
2015/10/1
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問題点と改善5
(5)無駄な出題が多く、効率よく学習
出来ないという理由から、やる気
が続かない
×
push機能を加える
push型教材→教材側から学習者へ
↓
積極的にメッセージを
送るなどして利用を促す
学習者のやる気を持続させる
2015/10/1
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デモ
2015/10/1
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評価‐結果
ユーザビリティテストを行った。
3人の被験者に現行版と改善版の
両アプリを使用してもらい、
アンケートをとった。
「現行版と改善版どちらが使い易いか」
という質問に対し、3人中3人が
改善版の方が使いやすいと回答した。
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評価‐意見
○出題された英単語の字が小さい
英単語表示時の字を大きくした
○待ち受けアプリは人によっては
いらないと思う
待ち受け設定はユーザが任意で
on/offできる
2015/10/1
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終わりに
ユーザビリティテストの結果、使い勝手は
向上したことがわかった。
今後は・・・
どのくらい学習効果が得られるかを評価
する必要がある。
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参考文献
1)斉田裕二,鈴木克明:携帯電話におけ
る教育用Javaアプリケーションの実態調査
と試作,岩手県立大学ソフトウェア情報学
部卒業論文(2001)
2)ロゴスウェア 制覇!英単語:
http://www.gakushukan.com/
(最終アクセス:2004/02/13)
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終了
大沢温泉へ・・・
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研究背景‐開発動機
なぜ英単語ドリルなのか
英単語ドリルは短い時間で繰り返し学習
するもの
携帯アプリは空いた時間を利用して行う
もの
英単語ドリルが一番適している
2015/10/1
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研究背景‐push型教材
push型教材→教材側から学習者へ
利用を促す
学習ⅰアプリにはpush型と言える
ものがなかった。
これを取り入れればさらに効果的
な教材となる!
2015/10/1
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研究背景‐研究目的
・画面表示
・push型機能
を変更・改善・向上
・復習機能
・ユーザビリティ
学習者が使いやすいと感じる
iアプリを開発することを目的とする。
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「制覇!英単語」の問題点
(1)レベルが上がるまで次のレベルの
単語を学習できない。
(2)レベルが上がると習得した単語が
再出される。
(3)時間制限があり、正答を思い出し
ながら学習できない。
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「制覇!英単語」の問題点
(4)誤答が次に出題されるまで時間が
かかる時があり、効率が悪い。
(5)無駄な出題が多く、効率よく学習
出来ないという理由から、やる気
が続かない。
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